213 | 1,377m 「笹叉ルート」
H19年8月7日
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12時15分〜17時50分 滋賀県 米原市 晴れ時々曇り
”花が楽しめて | 登り応えが有り 山歩きが楽しめる” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
山に行く気が無くゆっくり起きると、天気はまあまあの様子。 妻は用事が有り出掛けると言う、 急遽花好きの方が歩く伊吹山「笹叉コース」に行ってみる事にした。
10時前に家を出て下を走り高富から大野を抜け揖斐川町に入るが、 時間が掛かり「さざれ石公園」に12時着だった。 急に出て来たので登山口が何処か調べて無い、 公園入って直ぐトイレが有り登山口指標と登山届け箱が有る。 ここから登ろうと思ったが、以前読んだ記憶に畑の間を何回も車道に出て登って行くと書かれていたのを思い出した。 公園入り口右手に舗装された道が続いているので入って行く。 少し登ると登山道の案内が出てきてその先何度も登山道の案内が見られ間違い無い、時間も遅く一番奥迄車で上がろうと進むと、舗装された駐車場が有り1台車が止まっている。 道は右に続いているが、「農作業の道路で一般車はこの先入らないで」と書かれここに止めた。
12時15分歩き始め、少し手前カーブ地点に登山道の指標が有ったので戻り山道に入って行く、狭いがしっかり付いている道を入るとシデシャジンの花が咲いている。
植林の林となって少しで道路に出た、駐車した右手の道を上がればここに繋がっている様子、道の膨らみも有り駐車出来るが距離も僅かで、農作業の方の為にも先程の駐車場に止めるのが良い。
草叢に隠れ気味の指標が有り車道から離れ山道に入って行くと、 ボタンヅルの花が咲いている。 赤いゲンノショウコの花を見て樹林帯に入ると、 橙色のフシグロセンノウが一輪だけ咲いていた。
単独の男性が下りて来たが汗びっしょりで「暑いですね」と声をかけ擦れ違う、ジグザグの急な登りとなり風が無く暑い、道は多くの人が歩いている様でしっかり付いている。
石積みが見られ炭焼き跡なのか? 汗を拭い水を飲んでいると近くにソバナが咲いていた。 少し湿気た道が続いていて、登りは良いが帰りは滑りそうで注意が必要。
汗びっしょりになりながら樹林帯を抜けた、 シデシャジンが群がって咲いているが花わ変わった形で面白い。
少し風も吹き抜ける様になり涼しく、 眼下には笹叉の畑や駐車場が見えている。 登り詰めて左に進むようになるとドライブウエー直ぐ下へ来て分岐となった、真っ直ぐ上がればドライブウエーに上がれそうだが、伊吹北尾根入り口は右に進む。
左山で急な斜面に道が付き、ふと左手潅木の中を見ると白い変わった花が咲いている、葉先が割れて花は結構大きいが、名前は知らない。⇒(ギンバイソウ)
潅木帯を過ぎると、右手に北尾根の国見岳と左に虎子山が見えているが霞んでいる。
小さなフウロソウの花が見られるが、これが「姫風露(ヒメフウロ)」の様子。
シモツケソウやキリンソウ・オトギリソウ・ カワラナデシコ等色々な花が咲いている。
斜面一面黄色いキオンの花が埋めているようになり美しいが、上手く撮れ無い。 北尾根入り口近くにイブキフウロが咲いている、昨年来た時はゲンノショウコが目立ったが。
先程のヒメフウロやこのイブキフウロは昨年全く咲いて無かった、今年は少し花の開花が遅れている様でそれが幸いした様で、やはり小まめに訪れないと駄目だ。
ここは日は当たるが風が通るので涼しい、昼食を取るが誰も居ない。 直ぐ上のドライブウエーを山頂に車道を歩いて行く、 道の膨らみに車が止めて有るのは野鳥観察の様子。
山頂下駐車場迄は結構距離が有り、早足で進むと暑い。
駐車場に着くとバスも来ていて賑やかだが、殆どの人はこれから帰る人だ。 西回りで進むと腕章を付けた人の集団と擦れ違うが、 山頂部お花畑の説明や監視の人だと思う。
歩いている人は筈かしか居ない、 花の咲き具合は昨年の方が華やかだったので未だ時期が少し早いのか?
山頂のベンチで休憩するが、何も見え無いので直ぐ下山開始する。 時間的にも遅いので中央遊歩道で降るが、 この道はずっと階段が続き戴け無い。 駐車場に戻るとワゴン車に犬が乗っているが、 窓が開いていても下りようとしない。 車外に居る車の持ち主に聞くと、 利口な犬で下りろと言わない限り車に居ると言われる。 車の中にベッドが作られ、寝泊りしながら全国を回っていると言われた。 まだ若い方だが羨ましい、 暑くて犬が可愛そうで北に向かい北海道へ行かれるそうだ。 ドライブウエーを北尾根入り口迄歩いて、同じ道で笹叉に降って行く。
途中の湿気た所では慎重に下るが、 一度滑って左手を着き一瞬ひやっとしたが何事も無かった。 納古山で左手首を骨折しその後御殿山で直る前に再度傷めたが、転倒の時常に左手を着いている、左足の運びに問題が有るようだが、これは癖なのでどうしようも無さそうだが!
樹林帯はやはり暑く汗びっしょりで降り、 最後は車道をそのまま下り17時50分車に戻る、尚山頂部の花は昨年と変わり無いので写真は撮ら無かった。 今日は暑かったが登り易い道が付き楽しめる、上野口コースは晴天時太陽を背に浴びての登りで暑いが、こちらは樹林帯で少しは凌げそう。 注意;ドライブウエー歩行禁止の声が有り、舗装道の横に地道スペースは有りますがお確かめ下さい。 追記: ⇒①「2006年の山頂お花畑」 ⇒②「上野ルートの記録」
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出会った花:・ボタンヅル ・ハグロソウ ・ゲンノショウコ ・フシグロセンノウ ・ダイコンソウ ・ソバナ ・シデシャジン ・ギンバイソウ ・ヒメフウロ ・クルマバナ ・シモツケソウ ・カワラナデシコ ・キオン ・イブキフウロ ・オトギリソウ ・ミツバフウロ ・イワアカバナ ・イブキコゴメグサ ・イブキジャコウソウ ・イブキトラノオ ・キリンソウ ・キンミズヒキ |