「河原撫子・ 蝦夷河原撫子」   ナデシコ科ナデシコ属
「カワラナデシコ」   岐阜県揖斐川町 伊吹山にて (2007.8.7)
揖斐川町のさざれ石公園上部、笹又から登り伊吹山ドライブウエー下に上がると、
急な斜面に道が付き、伊吹北尾根分岐近くになると花が多く見られるようになる。

ヒメフウロやシモツケソウが目立つ中に咲いていたが、良く見ると結構美しい花だ。

      山歩き記録 ⇒伊吹山
「エゾカワラナデシコ」   長野県下諏訪町 八島ヶ原湿原にて (2006.8.1)
霧ヶ峰の「八嶋ビジターセンターあざみ館」から、湿原を北回りで入ると直ぐの所に咲いていた。

ここのナデシコは「エゾカワラナデシコ」と呼ばれ、花の様子が花弁の基部が幅広くしっかりした
感じで、花弁の先はカワラナデシコのように深くは細裂せず、花弁基部に細毛が多い。

カワラナデシコは花の基部に付く苞が3対〜4対で、エゾカワラナデシコの苞は2対なのが違い、
又カワラナデシコは萼の長さ3〜4cm葉色が緑、本種は萼の長さ2〜3cmと短く葉色が薄緑。

持っている野草図鑑は「エゾ」の付くナデシコは出て来ないので、カワラナデシコの中に入れた。

         山歩き記録 ⇒霧ヶ峰
「カワラナデシコ」    長野県戸隠村 戸隠山登山道にて (2002.8.11)
戸隠神社奥社から登り始めようと奥社に行くと、入口にテントが有り臨時登山案内所が作られていて、
難所の「蟻の戸渡り」で滑落死が出たようで、入山者の為に係りの二人の方が注意喚起をされている。

何ヶ所かの鎖場や怖い蟻の戸渡りも無事通過、八方睨から尾根道を九頭龍山に向かうと咲いていた。

本州・四国・九州の山野の草地や河原に自生し、7〜10月茎先や上部葉脇に淡紅紫色の花を咲かす。

花は大きさ4〜6cm花弁5枚は基部白く縁は細かく切れ込み、雄蕊10個と雌蕊(花柱)は2個で、
先が尖る苞3〜4対付き、萼は細長い円筒形で長さ2〜3cm先は深く5裂し基部に髭状の毛が有る。

茎は時に赤紫色を帯び節が有り30〜100cmと高く、葉は対生し線状披針形で長さ3〜10cm。

北海道に苞2対の「蝦夷河原撫子」が自生、他に高地に花弁の切れ込みが深い苞2対の「高嶺撫子」。

花の名前は山地だけで無く河原にも見られて、可憐な草姿で「撫子」を充てられ「河原撫子」と付いた。

       山歩き記録 ⇒戸隠山


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