「現の証拠」 (神輿草)  フウロソウ科フウロソウ属
「ゲンノショウコ (赤花)   滋賀県米原市 伊吹山にて (2008.9.14)
3合目に車を止めゲレンデ内の登山道を歩き始めると、 直ぐ見られたが白花が多いし日が射し、
少し登って行くと数は少ないが赤花が咲き、 何とか日陰の物で色飛びの少ない写真が撮れた。

     山歩き記録 ⇒伊吹山(上野ルート)
「ゲンノショウコ (赤花)   岐阜県揖斐川町 伊吹山にて(2007.8.7)
君が代に歌われるさざれ石の有る「さざれ石公園」の、笹又から歩き始めると直ぐ見られた。

然し花はぽつぽつで被写体が限られ上手く撮れず。  山歩き記録 ⇒伊吹山(笹又ルート)
「ゲンノショウコ (赤花)   岐阜県美濃加茂市 健康の森にて (2006.10.3)
当地の可児市近辺ではゲンノショウコの花は、今迄見た限りは白い花を付け赤い花は見ていない、
赤い花は見掛けなくこの地方では無いのかと思っていた、可児市では無いがやっと赤花を撮れた。
「ゲンノショウコ (白花)   岐阜県恵那市 秋葉山下林道にて (2006.9.20)
標高は788mと有る程度の高さが有るが、直ぐ下迄道路が来てあっけ無く「秋葉山」に登り、
鳥居と神社の有る山頂から奥に進み林道に降り、道路を戻ると両側の草叢に一杯咲いていた。

      山歩き記録 ⇒秋葉山
「ゲンノショウコ (白花)    滋賀県米原市 伊吹山にて (2006.8.10)
伊吹山山頂部遊歩道を散策したが、暑く又人も多く騒がしいのでドライブウエー北尾根入り口に行った、
北尾根に進まず笹又方面に行くと咲いていた、ここは常に風が有り日射しが当たるので撮るのが難しい。

日本各地の野山や草原に自生し、普通東日本は白花が咲き西日本は濃淡が見られる赤花を付ける。

花は枝先や葉脇から柄を出し2個付け、径1〜1.5cmで線入り花弁5枚、雄蕊10本の花柱(雌蕊)
の先は5裂し、先に雄しべが成熟し葯が脱落し始める頃雌蕊の柱頭が開く。

茎の高さ30〜60cm下部は地面を這い上部は立上がり、葉は根生及び対生し葉柄は長く掌状に3〜5
深裂し、表面に紫色の斑点と裏面脈上に下向きの毛が見られる。

花の名前は下痢等の症状に本種を乾燥し煎じて飲むと、薬効が必ず現れる草なので「現の証拠」と付き、
別名の「神輿草(みこしぐさ)」は、5裂する花柱が花後に御神輿の屋根に似る形で残っていて付く。

似る「ミツバフウロ」は葉がほぼ三つ葉の形で伏毛が有る、本種は葉柄近くの葉2枚は小さく5中深裂し
茎や葉柄には開出毛。

        山歩き記録 ⇒伊吹山
*フウロ草の仲間

 ・アサマフウロ  ・アメリカフウロ  ・イブキフウロ  ・エゾフウロ  ・グンナイフウロ

 ・タカネグンナイフウロ  ・チシマフウロ  ・トカチフウロ  ・ハクサンフウロ  ・ヒメフウロ  ・ミツバフウロ


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