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西 山
(にしやま)176m
船伏山 (長良富士)
(ふなぶせやま)(ながらふじ)
262m
H19年1月23日
11時20分〜15時40分
岐阜県 岐阜市
晴れ
”船伏山は変化無く
 山頂も良く無いが
西山は山頂・登山道
  共に楽しめる”
これも合わせて長良富士?
芥見辺りから船伏山東端「岩田山」も富士の形に見える
 富士シリーズの続きで、 「長良富士」とも呼ばれている岐阜市内の「船伏山」に行ってみよう。

 金華山尾根続き東端「西山」は登って無い、 達目洞に駐車し西山から日野に下り「船伏山」にも登る事にした。

 156号関方面から南下し芥見辺りに来ると、 船伏山東端の「岩田山」も綺麗な富士の形に見えている。

 日野東信号を右折し岩戸トンネル方面に入り、 日野南3の信号で右折し直ぐの川沿いを左に進む。

 突き当る感じの所は自然に右にカーブし、 鵜飼大橋への道の下を潜り達目洞(だちぼくほら)に着いた。

 民家の手前の空地には4台が駐車され、 車を止め準備をしていると又1台が到着する。

 未だ駐車スペースは有るが、やはり人気の「金華山」でここからも登山者が多い。

金華山山頂お城が見えている
登山口の達目洞
 後から着かれたご夫婦は「金華山」に適当に登る、 又この山に50回以上登っていると言われ飽き無い?

 「鳩吹山」・「天王山」・「納古山」等の人気の山は、 同じ山へ何回も登られる常連の方がお見えになる。

 最近は脇道に入ろうとすると、 「危険だから入ら無いように」と注意する人がいるそうだ。

 「金華山」は公園化され事故が有っては困る関係者かも、 この山はどの範囲迄公園となっているのか?

 その方は金華校下の方でこの山は遊び場だったので知り尽くし、 危険なんて事は無いと憤慨して見えた。

 幅広い道を西に入って直ぐ右に「西山」への分岐に来て、ここを右に入って行く。

 途中「岐阜城・鼻高方面」の立派な指標を見て進むと、急な登りとなって来た。
平らな道 西へ入って少しで右への分岐
広い道を西の「金華山」方面へ行く 右に狭い道が有り小さい指標

 どんどん登って行くが暑い、 少しで尾根なのでそこで水をと思った時ザックを背負って無いのに気付く。
立派な指標には西山は入っていない 道は良く整備されている
少し入ると岐阜城・鼻高方面の指標 歩き易い道を登って行く

 この暑さでは水が無いと困るので又戻った、 最近時々何も持たず山に行っているので忘れてしまう、 急いで降り車迄戻り登り返すがこう言うのは余計に疲れる。
下っても中途半端な所に下り立つ こちらの道も良く歩かれている
左の長良川に降る道は下山禁止 尾根も良く踏まれた良い道

 尾根に上がり「金華山」と逆の右に進む、 直ぐの長良川沿い287号に降る道は危険な為下山禁止となっていた。

 前回来た最初のコブを過ぎると、 前方に富士山の形をした「船伏山」が林越しに見えている。
百々ヶ峰や船伏山が時々見える 送電鉄塔は背後の為気にならない
左が「船伏山」、右「西山」 「西山」山頂、右奥が四等三角点「西山」

 道は歩き易い良い道が続き前方に送電鉄塔が有る「西山」が見えてきた、 左側は「船伏山」。

 井ノ口トンネルの上にあたる鞍部を過ぎ、 「西山」の登りに入る所に達目洞への手書きの指標が見られる、 井ノ口トンネルの東側に降りる道で帰りはここから戻ろう。
この眺めは見応えが有る
「西山」から「金華山」

 登り切ると小スペースの「西山」山頂に着いた、 少し奥に四等三角点「西山(にしやま)」が有るが、 手前にもう一つ同じ大きさの石柱が有って紛らわしい。

 西と南が開けていて特に「金華山」が美しく見えるここは、 ぽこっと飛び出た山頂らしさが有って良い感じだ。
山頂の岐阜城 緩やかに下る道は気持ちが良い
岐阜城 「西山」から東へ降る道

 先に進むと最初は急な降りだが直ぐ緩やかになり、 気持ちの良い尾根道を行くと「船伏山」が見えて来る。
この辺りが一番富士山に近い形に見える
「西山」から東へ降る道から富士山らしい形の 「長良富士(船伏山)」

 この形は富士山らしいが長良富士と呼ばれるのは里からだと思う、 下からは富士に見え無いのでは?

 道は大きく左に曲がり椅子代わりのプラケースが置かれた所に来ると、 直ぐ先に送電鉄塔が見えていた。
左不動閣右送電鉄塔巡視路 結構細尾根の岩場が有る
椅子代わりのプラケースが有る分岐 右の送電鉄塔巡視路に降ると岩場が

 ここからも金華山から長良川を挟んで「百々ヶ峰」方面迄見渡せ眺望が良い、 指標が有り左「不動の滝・不動院・・・」を指し、 こちらは帰りに使うとし右の送電鉄塔巡視路に進む。
この形も良いがタンクや送電鉄塔が邪魔だ
鉄塔巡視路から「船伏山」、登りコースの給水タンクや送電鉄塔が見える

 直ぐの送電鉄塔の横を通ると急な降りとなり、 岩場に来ると前方に「船伏山」が三角形の形をして見えてきた。
右の山頂から左の西山まで
長良川の向こうには「百々ヶ峰」

 「百々ヶ峰」が綺麗に見える岩場を降り林になると小さな祠に来た、 御鍬神社と有りあちらこちらに有る農事の守護神とされる、 「おくわじんじゃ」と同じ祭神か?
小さな社 まだ新しい橋
下り切る直ぐ手前の御鍬神社 鉄製の橋を渡ると民家の横へ

 送電鉄塔巡視路に有るプラ階段を降ると、 鉄製の橋に来て民家の間の細い道を通り道路に出た。
細い道 何も指標は無い
民家の間の細い道を通り車道に 電柱と民家の間の細い道を来た(振り返り撮影)

 この入り口は逆から見ると民家と電柱の間の細い道で、 指標も無くこれは分から無いと思う。

 道を横断し真直ぐ行くとコンビニに突き当たり、 左から背後に廻り込み右へ進むと少しで「日野一号墳」の案内看板に来て、 竹林の横に山に入る幅広い道が有る。
看板の横に真直ぐ山への道が有る 岐阜市指定遺跡の説明
日野一号墳横の登山口 日野一号墳の説明書き

 道路沿い古墳の前後に駐車場が有るが、 個人の貸し駐車場との事で止められ無い。

 お聞きした地元の方は、「山へ向かっている道に突っ込んで置いたら良い」と言われた、 同じ仲間で来れば真っ直ぐ縦列で3台は入るスペースが有る。
登山に入って直ぐ右手にある 林の中に道が上がっている
日野一号古墳 古墳横の登山道

 入って直ぐ右に古墳が有り、 道は真直ぐ林の中を緩やかに登ると少しで左からの道が合流した。

 右に尾根道を登ると道は明瞭に付くが、給水タンクを過ぎると急な登りになり、 今迄殆ど休まず来たので疲れ、送電鉄塔に来ると鉄塔基礎に腰掛けられ座って休む。
余り変化の無い登りが続く なだらかになると枯れたような林が
登山道は西尾根をほぼ真直ぐに登る 上部へ来ると枯れた木が目立つ

 又登り始めると背後に「金華山・西山」から降って来た尾根と、 最後に急降下した送電鉄塔分岐が見えている。
所々眺望が開け長良川や金華山方面が見える
右奥「金華山」、左送電鉄塔が「西山」、右の鉄塔から降った

 NHKのアンテナに来ると緩やかに変わり、 枯れた様な林の中を進むと名前の通り舟底を伏せた形で山頂部は東西に長く、 殆ど平坦で暫く進むと山頂に着いた。

 道の際に三等三角点「船伏山(ふなぶせやま)」が有るが、 眺望も無く通過点のような山頂らしくない所、 2時を過ぎて遅い昼食を取るが、居心地は良く無いので早々にして「岩田山」に進む。
ぱっとしない山頂 名前が気持ち悪い
三角点は有るが通過点の様な「船伏山」山頂 山頂奥の「蛇首塚」

 なだらかに進むと古い石柱が立ち「蛇首塚」となっている、 名前からして気持ちが良いもので無い、暫く進むと降り始めジグザグにどんどん降下、 先には「岩田山」が見えているが遠く又登り返しが有る。

 まてよ!遅くなると鵜飼大橋辺りで撮る予定の「長良富士」の写真が撮れ無くなるかも、 かなり降ったが戻る事にし登り返し山頂を過ぎると男性が座ってメモを書いていた。
ジグザグに大分下ってから戻った 車庫で登山口が見づらくなっている
「岩田山」方面暫く降って戻る 古墳に降りず真直ぐ降った、車庫の背後に登山道

 制服は電力会社の服でご苦労さんと声を掛けて通り過ぎ、 最後の分岐は古墳に降りず真直ぐ進み、 岩の所を右に急降下すると簡易車庫の横から車道に出る。

 左へ行きコンビニの有る交差点の日野公民館を、左に見ながら西に進む。
信号を西へ歩いて行くと有る 境内だが開放されていて出入り自由のようだ
不動閣入り口 池の横を通り階段を登り突当りを左へ

 少しで喫茶「ジャック∩ベティ」が営業していて、 その直ぐ先の「不動閣」に来た。

 入り口に小さいが「金華山登山道」の案内が見られ、不動閣の中に入って行く。
(尚この不動閣は戦国時代織田信長が稲葉山城(岐阜城)を攻略した時、 城は三方堅固で攻め倦んだ折に、木下藤吉郎が長良川沿いの尾根伝いに進行する事を思い付き 落城させた時の登山口になった寺とされ、「西山の不動の洞をよじ登り 旗なびかせて  城攻略す」と言う歌が伝えられているとされる)

 右に池を見て階段を上がり突当りを左に上がる、 右の「不動の滝」は今日は水が落ちて無い。
登りに使った方が良い 分岐ポイントにて
岩場の急な道を登る 眼下に写真を撮りに行く鵜飼大橋

 狭い登山道となり階段状の道を行くと岩が出て来た、 暫く岩の急登が続くがなかなか険しい道だ。

 登り切るとビールケースの有る送電鉄塔巡視路との分岐に戻り、 行きに来た道を「西山」へ戻って行く。
小さな手作りの指標がある 直ぐ巨大なコンクリートの下を通り戻る
「西山」西鞍部からの下山道 樹木の下、杭の所に降りて来た

 「西山」山頂から金華山方面に降り鞍部手前の左への道に進む、 道は左山で狭いがしっかり付いている。

 どんどん降ると舗装された車道に出て、 右に鵜飼大橋のコンクリートの下を通り15時40分車に戻った。
広い河川敷から撮影
長良川に架かる「鵜飼大橋」と「長良富士」
鵜飼大橋東側にて撮影
長良川堤防左岸より「長良富士」
山頂部がなだらかなのが良く分かる
船を伏せた形の「船伏山」・・長良川右岸「志段見」辺りにて

 尾根続きの東端に有る「岩田山」迄行か無かったが、 周回コースが取れず又同じ道を戻る事になり、「西山」に行かず「船伏山」だけでは物足り無く、 「岩田山」迄行って戻ればまずまずの山歩きとなる。

 変化の有る道となれば今回のコースが良いのでは?


本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成

   地元の富士    「地元の富士」
富士山名 読み 正式名称 読み 標高 所在地 登った日
日和田富士①
日和田富士②
ひわだふじ
ひわだふじ
継子岳(御嶽山)
継子岳(御嶽山)
ままこたけ
ままこたけ
2858m
2858m
高山市
高山市
H17年8月 4日
H19年9月19日
夕暮富士 ゆうぐれふじ 権現山(尾崎) ごんげんやま 208m 各務原市 H18年3月20日
飛騨富士 ひだふじ 船山 ふなやま 1479m 高山市 H18年6月 4日
山之上富士 やまのうえふじ 富士山 ふじさん 357m 美濃加茂市 H18年9月14日
米田富士 よねだふじ 愛宕山 あたごやま 261m 川辺町 H19年1月 4日
御嵩富士 みたけふじ 高尾峯 たかおみね 292m 御嵩町 H19年1月13日
笠原富士 かさはらふじ お富士さん おふじさん 417m 多治見市 H19年1月15日
妻木富士①
妻木富士②
つまぎふじ 方月山 ほうづきさん 466m 土岐市 H19年1月19日
H19年3月28日
尾張富士 おわりふじ 尾張富士 おわりふじ 275m 犬山市 H19年1月21日
尾張大富士 おわりおおふじ 本宮山 ほんぐうさん 293m 犬山市 H19年1月21日
長良富士 ながらふじ 船伏山 ふなぶせやま 262m 岐阜市 H19年1月23日
池田富士 いけだふじ 池田富士 いけだふじ 370m 多治見市 H19年1月30日
夕暮れ富士 ゆうぐれふじ 伊木山 いぎやま 173m 各務原市 H19年2月 2日
下呂富士 げろふじ 中根山 なかねやま 767m 下呂市 H19年3月27日
 出会った花:  無し


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