169 | (にしやま)176m 船伏山 (長良富士) (ふなぶせやま)(ながらふじ) 262m |
H19年1月23日
11時20分〜15時40分 岐阜県 岐阜市 晴れ |
”船伏山は変化無く 山頂も良く無いが 西山は山頂・登山道 共に楽しめる” | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
金華山尾根続き東端「西山」は登って無い、 達目洞に駐車し西山から日野に下り「船伏山」にも登る事にした。 156号関方面から南下し芥見辺りに来ると、 船伏山東端の「岩田山」も綺麗な富士の形に見えている。 日野東信号を右折し岩戸トンネル方面に入り、 日野南3の信号で右折し直ぐの川沿いを左に進む。 突き当る感じの所は自然に右にカーブし、 鵜飼大橋への道の下を潜り達目洞(だちぼくほら)に着いた。 民家の手前の空地には4台が駐車され、 車を止め準備をしていると又1台が到着する。 未だ駐車スペースは有るが、やはり人気の「金華山」でここからも登山者が多い。
「鳩吹山」・「天王山」・「納古山」等の人気の山は、 同じ山へ何回も登られる常連の方がお見えになる。 最近は脇道に入ろうとすると、 「危険だから入ら無いように」と注意する人がいるそうだ。 「金華山」は公園化され事故が有っては困る関係者かも、 この山はどの範囲迄公園となっているのか? その方は金華校下の方でこの山は遊び場だったので知り尽くし、 危険なんて事は無いと憤慨して見えた。 幅広い道を西に入って直ぐ右に「西山」への分岐に来て、ここを右に入って行く。 途中「岐阜城・鼻高方面」の立派な指標を見て進むと、急な登りとなって来た。
どんどん登って行くが暑い、 少しで尾根なのでそこで水をと思った時ザックを背負って無いのに気付く。
この暑さでは水が無いと困るので又戻った、 最近時々何も持たず山に行っているので忘れてしまう、 急いで降り車迄戻り登り返すがこう言うのは余計に疲れる。
尾根に上がり「金華山」と逆の右に進む、 直ぐの長良川沿い287号に降る道は危険な為下山禁止となっていた。 前回来た最初のコブを過ぎると、 前方に富士山の形をした「船伏山」が林越しに見えている。
道は歩き易い良い道が続き前方に送電鉄塔が有る「西山」が見えてきた、 左側は「船伏山」。 井ノ口トンネルの上にあたる鞍部を過ぎ、 「西山」の登りに入る所に達目洞への手書きの指標が見られる、 井ノ口トンネルの東側に降りる道で帰りはここから戻ろう。
登り切ると小スペースの「西山」山頂に着いた、 少し奥に四等三角点「西山(にしやま)」が有るが、 手前にもう一つ同じ大きさの石柱が有って紛らわしい。 西と南が開けていて特に「金華山」が美しく見えるここは、 ぽこっと飛び出た山頂らしさが有って良い感じだ。
先に進むと最初は急な降りだが直ぐ緩やかになり、 気持ちの良い尾根道を行くと「船伏山」が見えて来る。
この形は富士山らしいが長良富士と呼ばれるのは里からだと思う、 下からは富士に見え無いのでは? 道は大きく左に曲がり椅子代わりのプラケースが置かれた所に来ると、 直ぐ先に送電鉄塔が見えていた。
ここからも金華山から長良川を挟んで「百々ヶ峰」方面迄見渡せ眺望が良い、 指標が有り左「不動の滝・不動院・・・」を指し、 こちらは帰りに使うとし右の送電鉄塔巡視路に進む。
直ぐの送電鉄塔の横を通ると急な降りとなり、 岩場に来ると前方に「船伏山」が三角形の形をして見えてきた。
「百々ヶ峰」が綺麗に見える岩場を降り林になると小さな祠に来た、 御鍬神社と有りあちらこちらに有る農事の守護神とされる、 「おくわじんじゃ」と同じ祭神か?
送電鉄塔巡視路に有るプラ階段を降ると、 鉄製の橋に来て民家の間の細い道を通り道路に出た。
この入り口は逆から見ると民家と電柱の間の細い道で、 指標も無くこれは分から無いと思う。 道を横断し真直ぐ行くとコンビニに突き当たり、 左から背後に廻り込み右へ進むと少しで「日野一号墳」の案内看板に来て、 竹林の横に山に入る幅広い道が有る。
道路沿い古墳の前後に駐車場が有るが、 個人の貸し駐車場との事で止められ無い。 お聞きした地元の方は、「山へ向かっている道に突っ込んで置いたら良い」と言われた、 同じ仲間で来れば真っ直ぐ縦列で3台は入るスペースが有る。
入って直ぐ右に古墳が有り、 道は真直ぐ林の中を緩やかに登ると少しで左からの道が合流した。 右に尾根道を登ると道は明瞭に付くが、給水タンクを過ぎると急な登りになり、 今迄殆ど休まず来たので疲れ、送電鉄塔に来ると鉄塔基礎に腰掛けられ座って休む。
又登り始めると背後に「金華山・西山」から降って来た尾根と、 最後に急降下した送電鉄塔分岐が見えている。
NHKのアンテナに来ると緩やかに変わり、 枯れた様な林の中を進むと名前の通り舟底を伏せた形で山頂部は東西に長く、 殆ど平坦で暫く進むと山頂に着いた。 道の際に三等三角点「船伏山(ふなぶせやま)」が有るが、 眺望も無く通過点のような山頂らしくない所、 2時を過ぎて遅い昼食を取るが、居心地は良く無いので早々にして「岩田山」に進む。
なだらかに進むと古い石柱が立ち「蛇首塚」となっている、 名前からして気持ちが良いもので無い、暫く進むと降り始めジグザグにどんどん降下、 先には「岩田山」が見えているが遠く又登り返しが有る。 まてよ!遅くなると鵜飼大橋辺りで撮る予定の「長良富士」の写真が撮れ無くなるかも、 かなり降ったが戻る事にし登り返し山頂を過ぎると男性が座ってメモを書いていた。
制服は電力会社の服でご苦労さんと声を掛けて通り過ぎ、 最後の分岐は古墳に降りず真直ぐ進み、 岩の所を右に急降下すると簡易車庫の横から車道に出る。 左へ行きコンビニの有る交差点の日野公民館を、左に見ながら西に進む。
少しで喫茶「ジャック∩ベティ」が営業していて、 その直ぐ先の「不動閣」に来た。 入り口に小さいが「金華山登山道」の案内が見られ、不動閣の中に入って行く。 (尚この不動閣は戦国時代織田信長が稲葉山城(岐阜城)を攻略した時、 城は三方堅固で攻め倦んだ折に、木下藤吉郎が長良川沿いの尾根伝いに進行する事を思い付き 落城させた時の登山口になった寺とされ、「西山の不動の洞をよじ登り 旗なびかせて 城攻略す」と言う歌が伝えられているとされる) 右に池を見て階段を上がり突当りを左に上がる、 右の「不動の滝」は今日は水が落ちて無い。
狭い登山道となり階段状の道を行くと岩が出て来た、 暫く岩の急登が続くがなかなか険しい道だ。 登り切るとビールケースの有る送電鉄塔巡視路との分岐に戻り、 行きに来た道を「西山」へ戻って行く。
「西山」山頂から金華山方面に降り鞍部手前の左への道に進む、 道は左山で狭いがしっかり付いている。 どんどん降ると舗装された車道に出て、 右に鵜飼大橋のコンクリートの下を通り15時40分車に戻った。
尾根続きの東端に有る「岩田山」迄行か無かったが、 周回コースが取れず又同じ道を戻る事になり、「西山」に行かず「船伏山」だけでは物足り無く、 「岩田山」迄行って戻ればまずまずの山歩きとなる。 変化の有る道となれば今回のコースが良いのでは?
地元の富士 「地元の富士」
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出会った花: 無し |