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中根山
 (なかねやま)767m
(下呂富士 (げろふじ)
里山 (さとやま)
600m強
H19年3月27日
9時30分〜12時15分
岐阜県 下呂市
曇り
 ”人工林が続き
 眺望は得られず
 山歩きとして?”
大きな樹とツツジが植え込まれている
駐車地点のロータリー
 富士シリーズでチェックしていた、 下呂の街中に有る下呂富士(中根山)に行く事にする。

 41号下呂に入りバイパスを離れ街中に入った、 目標は旅館「湯之島館」で分かり易い。

 湯之島館の案内が有り行くと温泉寺を左下に見てどんどん上って行く。

 湯之島館玄関前を通り、 真中に植え込みの有るロータリーに着くと広いので駐車。

 9時30分歩き始め右下に湯之島館を見て奥に進むと、 赤い鳥居が見えて分岐に来た。

 ここに「里山登山口」の指標が立っているが、中根山への案内は見られ無い。

 「里山へ」の左に入らず真直ぐ進み、赤い鳥居を潜って石段を登って行く。

 鳥居は上に続き神社に行くが、 鳥居を5〜6本潜った所に左への道が有り曲がった。
右下が湯之島館 指標は無い
分岐の里山への指標に行かず鳥居へ 鳥居の途中から左に入る

 少し行くと「文学散歩道」の大きな看板に突当り、 右に行けば山に入るが指標は立って無い。
少し先に文学散歩道の看板が見えている 登山口の指標は無い
横に進む道 文学散歩道の看板、ここが登山口

 右に入ると直ぐ笹の間の道となり余り歩かれて無く不安になるが、 笹を抜けると真直ぐと右に微かに道が見られ右に入るが途中で道は無くなった。
笹は弱く深くはない 薄い道をたどるが無くなった
入って直ぐ笹が茂る 右に進むと道が無くなる

 地形は単純で薮も薄く、コンパスで位置を定め登れるが 最初から藪では登る気が失せる。

 最初の分岐ポイント迄戻り真直ぐ登ると水平道に出て、 右に辿ると踏まれて無いが拾い易い道に変わった。
割とはっきりした道 ジグザグの所は道が薄い
左山で進む道が出てきた 薄いが道は付いている

 左山で暫く進むとジグザグに登る所も有るが、殆ど左山で少しずつ道がはっきりし 幅広い道となるが崩れたり倒木で塞がれた所が何箇所か出て来て、 潜ったり迂回して高度を上げて行く。
作業道跡のような幅広い道が暫く続く 東へ進む道は明瞭
幅広くなると倒木が塞いでいる 左山で東へ東へと進む

 周囲は殆ど桧や松の常緑樹林で眺望は得られず、 どんどん東に進み一向に山頂方面に上がる気配が無い。

 分岐の様な所に来たので山頂方面の左に進むと登りとなってきた、 分かり難い所はテープも着いている。
溝状分岐は左へとること 下草は無いので登り易い
溝状の所をジグザグに登る 桧林を真っ直ぐ山頂に急登

 ジグザグに高度を上げながら西方面に進むと、 桧林の広い斜面に入り道は狭くて薄くなる、山の上が透けて見え山頂が近そう、 道らしいのは無いが何処でも歩け真直ぐ登るだけなので簡単だ、但しかなりの急斜面。
山頂は自然林で居心地が良い 見付け易い場所に有る
登り切ると広く平らな「中根山」山頂 三等三角点「大座古(おおざこ)」

 登り切ると広々とした自然林で、 少し先松の大木の下に三角点が有り10時35分「中根山」山頂に着いた。

 三等三角点「大座古」の有る辺りから林越に西方面が開け八尾山と思う山が有るが すっきりと見え無い、落ち着ける山頂だが眺望が得られ無いのが惜しい。
西方面だけで他は全く見えない 真っ直ぐは急で無理だ
「中根山」山頂から林越しに八尾山方面 急斜面をジグザグを切りながら降りて行く

 尾根は奥に続き入ってみたが顕著な登山道は見付けられ無かった、 帰りの道が無い桧林の急降下は余りに急でジグザグを切って降り、 その先登って来た道で11時20分登山口に戻る。

 ここに里山登山口と指標が有るので行く気になり、 上に見えている給水施設に向かう。
しっかりした指標がある 給水施設は下から見えている
「里山登山口」の案内 「里山」登山口の給水施設

 ベンチの有る所が給水施設の様で、ベンチはその上に作られていた。

 登山口はと見ても無いが少し地面が削られている所が見られ入ると、 道は有るが深い笹に覆われている。
人が来ていない感じのベンチ かなりきつい笹が茂っている、距離は無い
「里山」登山口の給水施設上のベンチ いきなり笹が茂っている

 少し入ってみたが嫌になり帰ろうと降りながら振り返ると、 直ぐ上は大きな木の林が有り笹は無さそうだ。
笹の距離は短い 整備された道
笹を抜けると良い道が有る 松の大木も有る道

 戻りもう一度入って行くと、思ったっ通り笹を抜けると整備された登山道が出て来て、 左山で進むと右手に先程登った中根山が林越しだが見えている。
林の中ですっきりと見えない 山頂部は道が薄くなる
右手に先程登った中根山が見える 山頂部に来ると矢印が反対を指していた

 左にカーブすると山頂部に上がり、 少し怪しくなった道を行くと矢印指標が立ち今来た方向を指していた。

 その先少しで山頂の標識が立ち「里山(さとやま)」山頂に着くが、 眺望は林の中で得られ無い。
眺望も無く特長の無い山頂
「里山」山頂、山名板と石積みが残っている 奥に行くと反対の矢印が有る

 石積みが残っていて社が有ったようだが他に特長の無い山頂、 周囲の感じから以前は眺望が得られたか?

 ここから中根山への道が有るのではと東に入るが、 明瞭な道は見当たらず山頂の先に行くと矢印指標が有り、 反対を指し西側から登る様に案内している様だ。
殆ど歩かれていない様だ
薄い道が付き頭部を赤く塗った杭 溝状の所、だいたい尾根を降る

 南に降って行く、 道は薄いが拾う事は出来るし上を赤く塗った杭が出てきて道案内用の様子。

 幅広い尾根筋を降って行く道は浅い溝状の所を進み、 暫く行くと木の土止め階段が見えてきた。
この辺り道は怪しくなる 指標は無く階段の方へ進みそうだ
土留めの階段が見えてきた 土留め階段で無く右から下山、振り返り撮影

 階段は今降りてきた方向と違う右方向に向かっている、 何処へ通じているのだろうか?
神社に着いたら登山口指標、振返り撮影 愛宕神社

 真っ直ぐ降りて行き神社の境内に来ると、そこに登山口の指標が立っていた。
神社の参道を降って行く 愛宕神社入り口、車道から撮影

 神社は「愛宕神社」で鳥居を潜り降って行くと、車を止めたロータリーが見えて来て、 振り返ると鳥居の横に「里山登山口」の案内が立つが朝は車で気付かず通過、 12時15分車に戻る。
左「里山」右「中根山」(下呂富士)・・・飛騨川右岸上部にて

 余り登られて無い様で道が不明瞭な所が有った、然し地形は単純で又人工林で藪は薄く、 方向さえ間違わなければ登る事が出来ると思う。

 只し人工林が続き山頂も眺望は得られず山歩き対象としての魅力は薄い、里山も同様で こちらは一旦整備された様だが山に魅力が無いと登る人は無くなる。



本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
書き込みの赤破線は正確では有りません

  「地元の富士」
富士山名 読み 正式名称 読み 標高 所在地 登った日
日和田富士①
日和田富士②
ひわだふじ
ひわだふじ
継子岳(御嶽山)
継子岳(御嶽山)
ままこたけ
ままこたけ
2858m
2858m
高山市
高山市
H17年8月 4日
H19年9月19日
夕暮富士 ゆうぐれふじ 権現山(尾崎) ごんげんやま 208m 各務原市 H18年3月20日
飛騨富士 ひだふじ 船山 ふなやま 1479m 高山市 H18年6月 4日
山之上富士 やまのうえふじ 富士山 ふじさん 357m 美濃加茂市 H18年9月14日
米田富士 よねだふじ 愛宕山 あたごやま 261m 川辺町 H19年1月 4日
御嵩富士 みたけふじ 高尾峯 たかおみね 292m 御嵩町 H19年1月13日
笠原富士 かさはらふじ お富士さん おふじさん 417m 多治見市 H19年1月15日
妻木富士 つまぎふじ 方月山 ほうづきさん 466m 土岐市 H19年1月19日
尾張富士 おわりふじ 尾張富士 おわりふじ 275m 犬山市 H19年1月21日
尾張大富士 おわりおおふじ 本宮山 ほんぐうさん 293m 犬山市 H19年1月21日
長良富士 ながらふじ 船伏山 ふなぶせやま 262m 岐阜市 H19年1月23日
池田富士 いけだふじ 池田富士 いけだふじ 370m 多治見市 H19年1月30日
夕暮れ富士 ゆうぐれふじ 伊木山 いぎやま 173m 各務原市 H19年2月 2日
下呂富士 げろふじ 中根山 なかねやま 767m 下呂市 H19年3月27日
  出会った花: 無し


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