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尾張富士
(おわりふじ)275m
本宮山 (尾張大富士)
(ほんぐうさん)(おわりおおふじ)
417m

H19年1月21日
10時40分〜15時30分
愛知県 犬山市
晴れ
 ”競った山は
高さは尾張大富士
 富士の容姿は
 尾張富士の勝ち”
 「富士」続きで登っていると次も富士にと、 愛知県だが尾張富士から本宮山(尾張大富士)に行く事にする。

神社の中にも駐車場がある
スタート地点とした大宮浅間神社
 尾張三山の尾張白山も近くだが、 三山を廻るには早くスタートしないと難しく今回はパス。

 248号バイパスを走り清水ヶ丘の信号で左折、 113号善師野線を走り長洞信号で左折121号を南下する。

 リトルワールド入り口を過ぎわんわんランド先の分岐を左に入り、 191号今井集落の狭い道を突き当り迄進む。

 49号を右折その先分岐を191号の犬山CC方面に進み、 味鹿(あじか)信号で左折し神明社の信号を左折南下し長者町信号に来て左折。

 前方に尾張富士の勇姿が見えてこの辺りの地名も富士だ、 大宮浅間神社入口に着くと左側に参拝者用駐車場が有り止めさせて頂く。

 この道は左に曲がると明治村入り口・入鹿池に行けて車の通行も多い、 10時40分歩き始めた。

  古い石柱は「大宮浅間神社」だが、 新しい石柱には「尾張富士大宮浅間神社」とされ尾張富士を強調している。
八月一日に石上げ祭り 急な岩ゴロゴロの道
「天下の鬼祭石上げ祭り」の看板 石上げ祭りはこの参道で行われる

 「天下の鬼祭石上げ祭り」の看板が有り、この山は隣の本宮山より標高が低い、石を積み上げ本宮山に勝とうとした事から始まった祭りとされ、毎年8月1日に実施。

 正面に岩がごろごろしている斜面が見えてきた、ここを石を担いで登って行く様だ、石を担いで登るのは大変だと思うが、単に登るだけなら歩き易い斜面となっている。
前の大きな松が枯れかけているように見えるが? 歩いて登るには全く問題無い道だ
大宮浅間神社拝殿 道は狭くなるが変わらず急な登り

 6人程のグループと単独の男性が前を登っているのを見ながら進むと、 平らになり左手に本殿が見られ、お参りし再び石がごろごろしている斜面を登って行く、最初から両側には奉納された石碑が非常に多い。

 階段となり振り返ると羽黒の集落から先が見えているが、今日は完全に霞んでいた。
霞んでいなければ遠くまで見える この社は小さい
階段を登ると後に羽黒の集落 中社

 階段を登り切ると小さな中社が建っていて、 社の右手に少し狭くなったが同じ様な道が続いている。

 社を二つ見て少しで右手に本宮山が見えて来ると、 大宮浅間神社奥宮が建つ「尾張富士」山頂に着いた。
石を担いで登るのは大変だ 持ち上げた石がある
相変わらず岩がゴロゴロしている道 尾張富士山頂

 山頂は祭りで持ち上げたと思う石が積まれている、 木の間から眺望が得られるが霞んでいて今日は良く無い。

 神社正面に階段が降り奥の東方向に別の道が見られ、 これが明治村への道で階段の降りが続いている。
かなり急な道 道は明瞭
明治村方面へ降る道、最初は階段 階段が無くなると山道の急な降り

 明治村方面へ降ると男性が登って来た、「階段はずっと続きますか?」と聞くと 「少し先迄」と教えて頂く、今登って来た道も何箇所か石段が出てきたが 出来る限り階段は歩きたくない、膝の悪い妻は特に嫌う。
指標が立っている 気持ち良く下って行く
舗装道を横切る なだらかな歩き易い道

 普通の登山道となり急な道を降り舗装道に出た、 ここを右に行けば山頂奥宮正面階段を降りた所に行ける。

 後から6人のグループが降りて来た、先に行って貰い真直ぐ進むと 道はなだらかな歩き易い道となり、右側フェンスが有る様になると車道が見え、 急で落ち葉が滑るのでフェンスに手を掛けながら降りた。
急で滑るのでフェンスに掴まりながら下る 冬なので客が少ない様だ
車道へ出る前のフェンス沿いの降り 暇そうな明治村入り口を見て行く

 広い車道に出て右に進み直ぐ明治村入り口に来ると入り口横のトイレに6人グループの人が居た、 何処迄行くのか聞くと本宮山に行って大縣神社経由で帰ると言われ、 この方達は電車で来られている。

 明治村の脇の車道を教会の屋根を見て進んで行くが、 帰りに使う尾張富士に登り返す道が見付から無い、明治村駐車場を過ぎると急な降りとなり、 左に大きくカーブし入鹿池が見えてきた。
一度しか園内に入っていない 堰堤に車が一杯でびっくり
明治村の建物を見ながら進む 入鹿池には多くのボートが浮いている

 降って道路沿いを歩かず堰堤の遊歩道を行くと、店が並んでいて観光客や釣の人が行き来し、 池では多くのボートが浮かびカップルが楽しんでいる、 昼の時間なので休憩がてら一軒の店に入る。

柵で囲って有る
ヒトツバタゴ自生地
 妻も余り食べたく無いと言うので、田楽やごへい餅の簡単な食事とした。

 昼食後遊歩道から小学校先の道路に降り、 池野役所先16号三叉路を右折し降って行く。

 右に池野小学校入口を見て三叉路信号に来た、 右奥は神社と先に派出所が見える所を左折453号に入る。

 少し行くと左手にお墓と、そ先右側コンクリートが打ちっぱなしの建物が有り、 手前に道が付いていた。

 気持ち悪い雰囲気で建築資材・廃材置き場の様だ、 先に進み愛知用水に来たら前方に本宮山が見えている。

 帰り本宮山東尾根を降る予定で用水路沿い確認に行くと、 尾根南端に立派な道が有った。

 これに違いないと戻り、舗装道を地形図に有るヒトツバタゴ自生地に向かう、 人も車も来ない道を進むと右下に説明書きの有る自生地に来た、 何本もの木が自生し柵がされている。
指標は本宮山だけで信貴山は無い 余り歩かれていない道
分岐を本宮山へ行かず真直ぐ林道を進む 林道は無くなり山道となる

 その先池が有り分岐に来た、 指標が見られ右に曲がって行けば本宮山登り口に近い、 然し本宮山南に有る信貴山も行って見たいので真直ぐ進む。

 舗装は無くなり暫くで山道の緩やかな登りとなる、 余り歩かれて無い道だがバイクのタイヤ痕が付いていた。
車道にぶつかりそのまま右に進む、左駐車場となっている
余り歩かれていない道を緩やかに登って行く

 車道に出て右に廻り込むと信貴山参道に着いた、 階段の一番上を見ると犬がお座りしてこちらを見ている。
車道を廻り込むと階段が上がっている
階段を登ると犬が待っていた

 「いらっしゃい」と言っている様に妻が行くのをずっと待ち、 妻が登り切るとそれから奥に進んで行った。
  (リンクして頂いている「四季御嶽」さんから、 犬の名前は「モモちゃん」と教えて戴きました)
全く吠えない 綺麗な多宝塔
人懐こい賢そうな犬 多宝塔の横を通過する

 色鮮やかな多宝塔の横を進むと先程の犬が前に居る、 泉浄院が有り覗いて見たが興味の有る庭は見られ無い。

 住居の横を通ると犬が入って行く、 泉浄院さんの飼い犬だと思っていると又出てきて先に進んだ。
掃き清められた参道 緩やかな階段だがスロープを歩く
参道を行く スロープ付きの立派な階段

 参道階段に入る手前に右に分ける道が有るが直進し、 階段を避け2本のスロープ状の所を登って行く。

 犬は居なくなって左に曲がり本堂に上がるも先に行く道は無い、 本宮山には先程の分岐を右に行く様だ。
庭には廻り込めない 右に入ると遊歩道のような山道
本堂 本宮山はこの参道分岐を右に入る

 戻り右に入って行くと又も犬が現れた、 まるで我々の行き先を知っている様に思われる。

 平坦な幅広い道を進むと右から道が来て、 ヒトツバタゴ自生地の分岐からの道に合流した。
左へ行く 直ぐアンテナが見えてくる
ヒトツバタゴ自生地の分岐道に合流 左に行くとNHKアンテナが見える

 左に進むと電波棟が見え、少しで大縣神社の道に来て右の本宮山への道に入る、 直ぐ右に展望台が有るので入り登ってみるも今日は全く駄目だ、 ここにも犬が付いて来ていた。
展望台は余り眺望は良くない 階段状の登りが続く
本宮山への道に入って直ぐの展望台 鳥居を潜って登って行く

 この犬は完全に「道案内犬」と言うべきだろう、 鳥居を潜り登りとなり階段が多くゆっくり登っていると、 時々犬が「遅いな」と言わんばかりに先で待っていた。
犬は速い 所々樹間に眺望が得られる
我々が行くのを待っている案内犬 「本宮山」山頂  大県神社奥宮

 登り切ると「本宮山」山頂大県神社(おおあがたじんじゃ)奥宮に着いた、 一部開けていて眺望が得られ、裏に廻ると立派な一等三角点 「尾本宮山(おわりほんぐうさん)」が有った。
社の背面にある 入って来た先に道はある
「山頂一等三角点はここ」と言って犬は去る 奥宮の先に道が付いている

 道案内犬はもう用は無いと帰った、何かお礼をすれば良かったかな!

 奥宮の右手に付いている道に入って行くが指標は無く、 直ぐ何体かの不動さんの石像が有った、道はほぼ東へ真直ぐ尾根道を降っている。
余り歩かれていないようだが道は明瞭 しだの間に道は見えている
倒木が多い シダが茂っている

 倒木を潜る所が結構多いので整備はされていない様だが道は明瞭に付き、 一旦緩くなるとシダが一杯茂っているが道は簡単に拾えるので結構歩かれている様子。

 左下林越しに道路や建物が見えて来ると、 尾根を少し外れて右側を進むがそれでも尾根を降っている。
石柱は愛知用水に出る寸前で下から覗けば見える 右に行く
細長い石柱の横を通る 愛知用水に出た

 細長い石柱が立っている落ち葉一杯の道を降りると、愛知用水際の道に出て、 この細い石柱には「風致地区・・・・・」と書かれていた。
チェ−ンで止めてあるのが気懸かり
この道を帰って来た、道路から振返り写す、後ろは本宮山

 行きに確認した道は、この直ぐ下に有ったが何処へ通じているのか?

給水装置メンテナンス用の道路で舗装道
明治村駐車場前売店の坂道を上がる
 用水路の横を歩きチェ−ンを跨ぎ一般道路に出て、 振り返ると本宮山山頂が見えていた。

 又朝来た道を明治村入り口に戻って行く、 地形図には尾張富士から降ってきた道で無く南に道が書かれている。

 来る時には気付か無かったので、 何処に山へ入る道が有るのかと明治村駐車場に戻り売店でお聞きした。

 この店の目の前の舗装された坂道を登れば、尾張富士に戻れるとの事。

 丁度店のテレビで「全国都道府県対抗駅伝」が放送中なので見させて頂く。

 歩いている途中に今日走ると連絡が入り、 下位なのでチラッと親戚がアンカーで走っているのが見る事が出来た。

 舗装された道を登って行くと、 左に大きくカーブするのでこの道が地形図の道だと思う。

右側に電力会社の指標がある
舗装道から左の62鉄塔に入る
 暫く行くと62鉄塔への指標が有り舗装道と分かれ左に山道が見られ、 真っ直ぐ舗装道を行くと直ぐ建物が有りその先道は無いようだ。

 いずれにしても上の送電鉄塔方面に行けば良いので戻り、 巡視路の山道を上がると左カーブした所に右への分岐が有る。

 この道は遠くの舗装道に出そうで見送り、 真直ぐの送電鉄塔方面に登ると直ぐ鉄塔に着いた。

 地形図は送電鉄塔を左へ曲がり込んでいるが、道は鉄塔金網の右手に有る。

 右に廻り込み四角いコンクリートの水道タンクと思う横を通ると、 先に幅広い道が続いていた。

 少しで舗装された道に出たが、この道が尾張富士中腹を走っている道。

 左に取り緩やかに舗装道を登って行くと指標が有り、 山頂奥宮正面階段から下りた所へ来た。
車道歩きは足が痛くなる 右に入る幅広い道が有る
本宮山山頂下を巻いて走る車道を帰る 車道が嫌になり途中から参道に

 山頂には行かず舗装道を降るがこれが長い、 今日は舗装道を結構歩いたので足の裏が少し痛くなっている。

 途中で舗装道から右に入り中社に出て、 朝登った参道を降り15時30分車に戻った。
尾張富士・・・富士地区にて
尾張大富士(本宮山)・・・尾張富士山頂にて

 周回コースとしたので、 信貴山や本宮山下山道の様に参道と違う山歩きらしい道を歩く事が出来た。

 尾張富士を降ってからヒトツバタゴ自生地迄の車道歩きが長いが、 途中入鹿池が有るので気が紛れる。



本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成

   「地元の富士」
富士山名 読み 正式名称 読み 標高 所在地 登った日
日和田富士①
日和田富士②
ひわだふじ
ひわだふじ
継子岳(御嶽山)
継子岳(御嶽山)
ままこたけ
ままこたけ
2858m
2858m
高山市
高山市
H17年8月 4日
H19年9月19日
夕暮富士 ゆうぐれふじ 権現山(尾崎) ごんげんやま 208m 各務原市 H18年3月20日
飛騨富士 ひだふじ 船山 ふなやま 1479m 高山市 H18年6月 4日
山之上富士 やまのうえふじ 富士山 ふじさん 357m 美濃加茂市 H18年9月14日
米田富士 よねだふじ 愛宕山 あたごやま 261m 川辺町 H19年1月 4日
御嵩富士 みたけふじ 高尾峯 たかおみね 292m 御嵩町 H19年1月13日
笠原富士 かさはらふじ お富士さん おふじさん 417m 多治見市 H19年1月15日
妻木富士①
妻木富士②
つまぎふじ 方月山 ほうづきさん 466m 土岐市 H19年1月19日
H19年3月28日
尾張富士 おわりふじ 尾張富士 おわりふじ 275m 犬山市 H19年1月21日
尾張大富士 おわりおおふじ 本宮山 ほんぐうさん 293m 犬山市 H19年1月21日
長良富士 ながらふじ 船伏山 ふなぶせやま 262m 岐阜市 H19年1月23日
池田富士 いけだふじ 池田富士 いけだふじ 370m 多治見市 H19年1月30日
夕暮れ富士 ゆうぐれふじ 伊木山 いぎやま 173m 各務原市 H19年2月 2日
下呂富士 げろふじ 中根山 なかねやま 767m 下呂市 H19年3月27日
 出会った花:  無し


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