168 | (おわりふじ)275m 本宮山 (尾張大富士) (ほんぐうさん)(おわりおおふじ) 417m |
H19年1月21日
10時40分〜15時30分 愛知県 犬山市 晴れ |
”競った山は 高さは尾張大富士 富士の容姿は 尾張富士の勝ち” | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「富士」続きで登っていると次も富士にと、
愛知県だが尾張富士から本宮山(尾張大富士)に行く事にする。
248号バイパスを走り清水ヶ丘の信号で左折、 113号善師野線を走り長洞信号で左折121号を南下する。 リトルワールド入り口を過ぎわんわんランド先の分岐を左に入り、 191号今井集落の狭い道を突き当り迄進む。 49号を右折その先分岐を191号の犬山CC方面に進み、 味鹿(あじか)信号で左折し神明社の信号を左折南下し長者町信号に来て左折。 前方に尾張富士の勇姿が見えてこの辺りの地名も富士だ、 大宮浅間神社入口に着くと左側に参拝者用駐車場が有り止めさせて頂く。 この道は左に曲がると明治村入り口・入鹿池に行けて車の通行も多い、 10時40分歩き始めた。 古い石柱は「大宮浅間神社」だが、 新しい石柱には「尾張富士大宮浅間神社」とされ尾張富士を強調している。
「天下の鬼祭石上げ祭り」の看板が有り、この山は隣の本宮山より標高が低い、石を積み上げ本宮山に勝とうとした事から始まった祭りとされ、毎年8月1日に実施。 正面に岩がごろごろしている斜面が見えてきた、ここを石を担いで登って行く様だ、石を担いで登るのは大変だと思うが、単に登るだけなら歩き易い斜面となっている。
6人程のグループと単独の男性が前を登っているのを見ながら進むと、 平らになり左手に本殿が見られ、お参りし再び石がごろごろしている斜面を登って行く、最初から両側には奉納された石碑が非常に多い。 階段となり振り返ると羽黒の集落から先が見えているが、今日は完全に霞んでいた。
階段を登り切ると小さな中社が建っていて、 社の右手に少し狭くなったが同じ様な道が続いている。 社を二つ見て少しで右手に本宮山が見えて来ると、 大宮浅間神社奥宮が建つ「尾張富士」山頂に着いた。
山頂は祭りで持ち上げたと思う石が積まれている、 木の間から眺望が得られるが霞んでいて今日は良く無い。 神社正面に階段が降り奥の東方向に別の道が見られ、 これが明治村への道で階段の降りが続いている。
明治村方面へ降ると男性が登って来た、「階段はずっと続きますか?」と聞くと 「少し先迄」と教えて頂く、今登って来た道も何箇所か石段が出てきたが 出来る限り階段は歩きたくない、膝の悪い妻は特に嫌う。
普通の登山道となり急な道を降り舗装道に出た、 ここを右に行けば山頂奥宮正面階段を降りた所に行ける。 後から6人のグループが降りて来た、先に行って貰い真直ぐ進むと 道はなだらかな歩き易い道となり、右側フェンスが有る様になると車道が見え、 急で落ち葉が滑るのでフェンスに手を掛けながら降りた。
広い車道に出て右に進み直ぐ明治村入り口に来ると入り口横のトイレに6人グループの人が居た、 何処迄行くのか聞くと本宮山に行って大縣神社経由で帰ると言われ、 この方達は電車で来られている。 明治村の脇の車道を教会の屋根を見て進んで行くが、 帰りに使う尾張富士に登り返す道が見付から無い、明治村駐車場を過ぎると急な降りとなり、 左に大きくカーブし入鹿池が見えてきた。
降って道路沿いを歩かず堰堤の遊歩道を行くと、店が並んでいて観光客や釣の人が行き来し、 池では多くのボートが浮かびカップルが楽しんでいる、 昼の時間なので休憩がてら一軒の店に入る。
昼食後遊歩道から小学校先の道路に降り、 池野役所先16号三叉路を右折し降って行く。 右に池野小学校入口を見て三叉路信号に来た、 右奥は神社と先に派出所が見える所を左折453号に入る。 少し行くと左手にお墓と、そ先右側コンクリートが打ちっぱなしの建物が有り、 手前に道が付いていた。 気持ち悪い雰囲気で建築資材・廃材置き場の様だ、 先に進み愛知用水に来たら前方に本宮山が見えている。 帰り本宮山東尾根を降る予定で用水路沿い確認に行くと、 尾根南端に立派な道が有った。 これに違いないと戻り、舗装道を地形図に有るヒトツバタゴ自生地に向かう、 人も車も来ない道を進むと右下に説明書きの有る自生地に来た、 何本もの木が自生し柵がされている。
その先池が有り分岐に来た、 指標が見られ右に曲がって行けば本宮山登り口に近い、 然し本宮山南に有る信貴山も行って見たいので真直ぐ進む。 舗装は無くなり暫くで山道の緩やかな登りとなる、 余り歩かれて無い道だがバイクのタイヤ痕が付いていた。
車道に出て右に廻り込むと信貴山参道に着いた、 階段の一番上を見ると犬がお座りしてこちらを見ている。
「いらっしゃい」と言っている様に妻が行くのをずっと待ち、 妻が登り切るとそれから奥に進んで行った。 (リンクして頂いている「四季御嶽」さんから、 犬の名前は「モモちゃん」と教えて戴きました)
色鮮やかな多宝塔の横を進むと先程の犬が前に居る、 泉浄院が有り覗いて見たが興味の有る庭は見られ無い。 住居の横を通ると犬が入って行く、 泉浄院さんの飼い犬だと思っていると又出てきて先に進んだ。
参道階段に入る手前に右に分ける道が有るが直進し、 階段を避け2本のスロープ状の所を登って行く。 犬は居なくなって左に曲がり本堂に上がるも先に行く道は無い、 本宮山には先程の分岐を右に行く様だ。
戻り右に入って行くと又も犬が現れた、 まるで我々の行き先を知っている様に思われる。 平坦な幅広い道を進むと右から道が来て、 ヒトツバタゴ自生地の分岐からの道に合流した。
左に進むと電波棟が見え、少しで大縣神社の道に来て右の本宮山への道に入る、 直ぐ右に展望台が有るので入り登ってみるも今日は全く駄目だ、 ここにも犬が付いて来ていた。
この犬は完全に「道案内犬」と言うべきだろう、 鳥居を潜り登りとなり階段が多くゆっくり登っていると、 時々犬が「遅いな」と言わんばかりに先で待っていた。
登り切ると「本宮山」山頂大県神社(おおあがたじんじゃ)奥宮に着いた、 一部開けていて眺望が得られ、裏に廻ると立派な一等三角点 「尾本宮山(おわりほんぐうさん)」が有った。
道案内犬はもう用は無いと帰った、何かお礼をすれば良かったかな! 奥宮の右手に付いている道に入って行くが指標は無く、 直ぐ何体かの不動さんの石像が有った、道はほぼ東へ真直ぐ尾根道を降っている。
倒木を潜る所が結構多いので整備はされていない様だが道は明瞭に付き、 一旦緩くなるとシダが一杯茂っているが道は簡単に拾えるので結構歩かれている様子。 左下林越しに道路や建物が見えて来ると、 尾根を少し外れて右側を進むがそれでも尾根を降っている。
細長い石柱が立っている落ち葉一杯の道を降りると、愛知用水際の道に出て、 この細い石柱には「風致地区・・・・・」と書かれていた。
行きに確認した道は、この直ぐ下に有ったが何処へ通じているのか?
又朝来た道を明治村入り口に戻って行く、 地形図には尾張富士から降ってきた道で無く南に道が書かれている。 来る時には気付か無かったので、 何処に山へ入る道が有るのかと明治村駐車場に戻り売店でお聞きした。 この店の目の前の舗装された坂道を登れば、尾張富士に戻れるとの事。 丁度店のテレビで「全国都道府県対抗駅伝」が放送中なので見させて頂く。 歩いている途中に今日走ると連絡が入り、 下位なのでチラッと親戚がアンカーで走っているのが見る事が出来た。 舗装された道を登って行くと、 左に大きくカーブするのでこの道が地形図の道だと思う。
いずれにしても上の送電鉄塔方面に行けば良いので戻り、 巡視路の山道を上がると左カーブした所に右への分岐が有る。 この道は遠くの舗装道に出そうで見送り、 真直ぐの送電鉄塔方面に登ると直ぐ鉄塔に着いた。 地形図は送電鉄塔を左へ曲がり込んでいるが、道は鉄塔金網の右手に有る。 右に廻り込み四角いコンクリートの水道タンクと思う横を通ると、 先に幅広い道が続いていた。 少しで舗装された道に出たが、この道が尾張富士中腹を走っている道。 左に取り緩やかに舗装道を登って行くと指標が有り、 山頂奥宮正面階段から下りた所へ来た。
山頂には行かず舗装道を降るがこれが長い、 今日は舗装道を結構歩いたので足の裏が少し痛くなっている。 途中で舗装道から右に入り中社に出て、 朝登った参道を降り15時30分車に戻った。
周回コースとしたので、 信貴山や本宮山下山道の様に参道と違う山歩きらしい道を歩く事が出来た。 尾張富士を降ってからヒトツバタゴ自生地迄の車道歩きが長いが、 途中入鹿池が有るので気が紛れる。
「地元の富士」
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出会った花: 無し |