200 | (はとぶきやま) (にしやま) 314m 340m 「往:大平山 複:せせらぎ」ルート |
H19年5月21日
10時40分〜17時20分 岐阜県 可児市 晴れ |
”大平山ルートは 変化有り楽しめ せせらぎルート は緩やか” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
肩痛が出て山に行け無くなっていた、
痛みも和らいだので待ちきれず体の様子見に近くに出かける。
鳩吹山なら山の様子は分かっているので、 新しい道でも万一の場合何とかなりそうだ。 初めての不老の滝近くから入る「大平山ルート」にする。 新太田橋を渡り21号を犬山に向かう、 逆の方向は車が繋がっていたが犬山方面はスムースに走れた。 鵜沼東の信号で左折犬山橋を渡り、 犬山遊園駅の前で左折して185号を木曽川沿いに走る。 氷室の信号の少し先駐車場とトイレの有る公園に来て駐車し、 良い天気の中10時40分歩き始めた。 公園を出て車道を左に進むと廃業したホテルの建物を見て、 反対側にこじんまりとした「不老の滝」が有る。
その先直ぐ右に山への林道が有り「大平山遊歩道」の案内を見て、 車止めの横を抜け舗装された道に入った。 最初の大きく左カーブした先に、 「大平山ルート」の案内の有る登山口に来る。
初めから急な登りが続き一気に高度を稼ぐと、背後に木曽川の流れの先 犬山橋と伊木山(夕暮れ富士)が見えて来て、なかなか良い景色だ。
尾根に上がるとなだらかになった、 左側に踏み跡が見られ岩が見えているので指標は無いが入ってみる。
「展望台」の案内が立ち、 先程と同じ伊木山や近くの陰平山と金毘羅山から猿啄城が見えていた。
名古屋方面も広がっているが、霞んでいて近くしか見えて無い。
最初からモチツツジが咲いて写真の花は綺麗だが、虫に食われて痛んでいるのが 多く見られる、このツツジは名前のモチの通り花柄や萼・葉がネバネバし、虫からの 食害を防いでいるとされるのだが?
道沿いの岩の有る所に来ると、右手東海自然歩道が通る「継鹿尾山273m」が 形良く見え、急な登りとなってきて暑い!登り切るとテレビアンテナが立ち、 第2ピークの案内標識が有った。
地形図を出して確認すると長いコブとなっていて、 「大平山」山頂はこの先のコブの様子。 赤い小さな花が咲いている、ウツギ系の花だが何と言う花だろう。 (⇒ベニバナコツクバネウツギ)
再度登り切ると林の中の大平山山頂に着いた、 「大平山頂上標高291m」の標識が立っている。
その先降りに入ると白い大きな花が咲いていて、 バラ系の花で結構綺麗だ。(⇒ノイバラ)
道は随所に案内が見られ又良く踏まれた道が続いている、 白い小さな花を一杯付けた大きな木が有りバラ科「カナメモチ」の様子。
左にせせらぎ遊歩道と少し先右に石原遊歩道への分岐を見ながら、 真直ぐ登って行くと送電鉄塔に来た。 大きく切り開かれ暑いので先に入ると蛇が日光浴をしている、 この辺り一帯は乾燥した場所なのに餌になるような生き物はいるのだろうか?
緩やかに登って行くと石原道に合流し、 ここからは一段と良く踏まれた道が続いている。 アプウダウンをしながら暫く行くと送電鉄塔が見えてきて、その横を通過した。
その先帰りに使う予定の「せせらぎ遊歩道」分岐は、 登山道案内図が立ち下にせせらぎ入り口と書いて有る。
左に栗栖林道への道では無いかと思われる指標の無い分岐を通り、 西山北回りコースに上がった。 どちらから鳩吹山頂に行こうかと迷ったが、涼しそうな滝場ルートでと左に進み 少し進んだ右手に有る眺望の広がる岩場で昼食とする、然し今日は霞んでいて駄目だ。
最近西山山頂をパスしていたので、 今日は真直ぐ山頂に行くが眺望は無く変わり映えはしない。
二の滝に寄るが水量は僅か然し谷間の道は日蔭が多く涼しい、 アップダウンが多く複雑な道が続き結構危険な所も有る。 一の滝分岐に来たが急降下なので登り返しが大変でパス。 ガレた谷に来て横に進むと岩を掴んで登るようになり、 こんな箇所が有ったかと思いながら上がると左に道が来ている。 降り一休さんから岩場ルートが合流、木曽川に流れ落ちる所に来た、降りなのに 結構ハードだと思い乍休憩する、前2回は逆からこのコースを歩いているせいなのか? 今迄は殆ど降りでこれから又登りが有る、 急斜面を登って狭いザレタ道を急降下し沢沿いに進む。 こちらは沢を何度も渡るがほぼ単純でなだらかな登りが続く道だ、 花は何も咲いて無い。 沢から離れ急な登りに入った、 ジグザグに切られた登りが続き疲れが出てきて苦しくなる。 登り切り休憩したが、 左奥に有る大きく眺望の広がる所に行く気にもならなかった。 分岐を氷場に下らず右に取り鳩吹山頂方面に直登し、 最初の岩場で又休憩するがここは風が有り涼しい。
2番目の岩はそのまま通過した先林の中を登り切り、 鳩吹山と西山の従走路のほぼ鳩吹山頂部に出た。 緩やかな道を少しで、三等三角点「天神山(てんじんやま)」の有る 「鳩吹山」山頂に着いたが誰もいない。 (昔山頂に天神様が祀られ「天神山」とされ、 高い峰は「大天神」東の低い峰は「小天神」の名が有る) 休憩舎の方に行くと定連の方を含めて6人程が休んでみえた。
先に帰って行かれたり新たに登って見えたりする人が居て賑やかだ、 ゆっくり話をしていたが今日は遠く迄戻らなければならないので、お先にと腰を上げる。
休養十分の為快調に下って行く、時々人に出会いながら一気に西山休憩舎へ登り返すが 流石に疲れ休憩、ここからの鳩吹山頂は遠くに見え人の足は少しの時間で歩けるものだ。 石原分岐を左に入り一旦急降下して登り返し、 再度下った「せせらぎコース」分岐を右に入る。
植林の中の暗い道となり谷に急降下して行くが、道はしっかり付いていた。 下り切ると沢沿いの道に変わり、何度も沢を渡りながら緩やかに下って行くが 湿気た暗い道が延々と続く、花でも咲いていれば気が紛れるが何も無く変化に乏しい。
いいかげん嫌になった頃右奥に滝が見えていたが夕方の為か暗くて良く見えない、 回り込み少しで堰堤の横を通り、沢を渡り滝の有る洞窟の様な所を右に見ながら通過した。
右下に建物が見えて来ると桃太郎神社横の店が並ぶ公園の北端に出た、 右にはトイレが有る。 桃太郎神社の鳥居が立つ参道を見ながら車道に出て、 不老の滝迄歩き17時20分駐車地点に戻った。 桃太郎神社から不老の滝駐車迄は車道歩きだが距離も短く余り気にならない、 不老の滝駐車場はトイレが有り普通車5台止められ、入り口のスペースにも3台程駐車可能。 せせらぎコースは涼しいが暗く花も無く単調で長く感じたが、明るい時間帯なら違うかも。 *別の時に撮った ⇒鳩吹山の眺望 *別の時に撮った ⇒鳩吹山の滝 別ルートの記録 ②H18年 1月 9日 真禅寺登山口〜真禅寺ルート〜山頂〜縦走北回り〜西山〜西山ルート〜真禅寺登山口 ③H19年 2月10日 真禅寺登山口〜真禅寺サブルート尾根〜山頂〜氷場ルート〜滝場ルート〜西山北回り 〜西山休憩舎〜 真禅寺サブルート谷〜真禅寺登山口 ④H19年 2月13日 大脇登山口〜大脇サブルート尾根〜山頂〜氷場ルート〜滝場ルート〜岩場ルート〜一休さん〜滝口〜 山頂〜パノラマサブルート〜大脇登山口 ⑤H19年 3月14日 川平登山口〜川平ルート〜西山北回りルート〜縦走ルート〜山頂〜縦走ルート〜西山休憩舎〜 川平ルート〜川平登山口 ⑦H19年 7月16日 栗栖登山口〜桃山ルート〜天神山〜一休さん〜滝口〜縦走ルート〜山頂〜縦走ルート〜西山休憩舎〜 第五展望台〜東山ルート〜栗栖登山口 ⑧H12年 7月22日 大脇登山口〜パノラマルート〜山頂〜小天神ルート〜大脇登山口
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出会った花: ・モチツツジ ・ノイバラ ・ベニバナコツクバネウツギ
・カナメモチ |