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鳩吹山
(はとぶきやま)
330m
「桃山・東山ルート」
H19年7月16日
10時10分〜16時30分
岐阜県 可児市
曇り
 ”暑くてばてた
 低山でも要注意
水分補給をまめに”
 朝起きると大雨を降らせた台風が通り過ぎ、 すっきりとした青空が広がっている。

道路から案内指標が見えている
登山口の栗栖神社・・鳥居を潜って突当りへ
 妻が何処かに行こうと言うが、雨の影響が心配で林道には入りたく無い。

 既に遠出の時間で無く、 鳩吹山で歩いて無い栗栖(くりす)から登る事にした。

 122号土田~虹ヶ丘経由41号に入り左折、 塔野地で下り27号右折犬山橋へ。

 犬山橋手前で右折し犬山遊園駅を見て、 線路を渡り木曽川左岸沿いに走る。

 桃太郎神社の先栗栖小を過ぎ「桃山・東山ルート」案内がを見て、 膨らみに駐車。

 10時10分歩き始め矢印指標が有り、 民家の間を山に進むと栗栖神社に来る。

 神社の鳥居の先に指標が見え、 入って行くと右の橋の所に「東山ルート」の案内が有った。

 然し真っ直ぐの先に有る「桃山ルート」指標の所から山に入って行く、 帰りは東山ルートで戻る予定。
距離と所用時間も書かれている 竹の枯れ葉は登山道に散乱
登山口の案内 最初は竹の混じった林の中を登る

 初めは竹が混じった林を登って行くと、足元は竹の葉が散乱していた。

 急な登りだが道は狭いがしっかり付いている、 然し少し枝が登山道に張り出し気味。
良く踏まれた道 山の名が付くほどのピークではない
登山道は明瞭 通過点の桃山山頂

 傾斜が緩くなると古い石柱が有り御料局三角点と読め、 木陰に「桃山頂上168m」の板が有った。
文字は読み難い この標識はこの山で何本も見られる
御料局三角点 桃山頂上と書かれた板

 先に進むと猿啄城(城山)から右手に眺望が広がるが、 近くだけで遠くの山の方は雲が掛っている。
左端の猿啄城から右下に坂祝の町

 緩やかにアップダウンをしながら行くが風が全く無く異常に暑い、 汗びっしょりとなりながら進む。
所々でシダが覆っている 全く眺望は無い
少し木の枝が張り出している道 送電鉄塔の下を通過

 送電鉄塔に来たが眺望は無く通過、 分岐に「大平洞・分岐へ15分大泉寺へ20分」と有るが直進。
分岐には必ず指標がある
大平洞・大泉寺への分岐 緩やかな道が続く

 次の送電線は上空に通っているのを確認しながら、 変わらず林の中を軽いアップダウンで進む、この時期は蜘蛛の巣が張っていて ストックを振り回しながら行くと、東山ルート合流点に来た。
谷へ下りる道は知らなかった ここまで急登
東山ルート分岐 川平ルートに合流

 谷に下りる道が有り四差路だが、 指標が有るので「川平尾根・鳩吹山」と書かれた方向に進む。

山頂標識は木に隠れがち
天神山山頂
 シダが道を覆っている所を通過すると急な登りになってきて、 又も汗が吹き出る。

 時々止りながら息を整え登ると川平ルートに合流した、 ここからは前に歩いた道。

 単独の男性が前方から下って来た、今日初めて会う登山者だ。

 どちらへ行かれます?と聞くと桃太郎神社と言われる、 ここから桃太郎神社は行け無いと思うが?、一旦栗栖に下りて行くのか。

 天神山山頂分岐に来た、左に入ってみるとご夫婦が帰られる所だった。

 直ぐ「天神山」に来たら空気が澄んでいるので近くの金毘羅・明王山が綺麗に見える。 (鳩吹山山頂の三角点名「天神山(てんじんやま)、 同じ山塊に別の天神山と呼ぶコブが有るとは?)

 高賀山や瓢ヶ岳は、来る時の可児市の広見の辺りの方が良く見えていた。

すっきり見えていた
天神山から明王山・金毘羅山

 次の第四展望台はパスし第五展望台に進み、 脇道から入るとベンチに御夫婦が休まれている。
笠置山だけははっきりと
第五展望台から鳩吹山

 日蔭が有り休んでいる様子、 上の岩場では天神山からの眺望に加え鳩吹山頂方面も広がっていた。

 日が射して暑い、単独の女性が来て暑いのでとベンチの方に下ったが 直ぐ人がいるからと戻られる。

東海自然歩道の指標
北回り周回路に合流
 ここから一登りで北回りの周回道に来て、左の一休さん方面に進む。

 下って行くと何人もの人に出会う、 登り蛙の展望所にも人が居て一休さんに着くと5人が休んでいた。

 下り橋を渡って一登りで従走路に上がり、 左の山頂方面に行く。

 ここは四辻で山頂方面から来た男性が、 登山道のコピーを持ちきょろきょろしている。

 西山ルートを捜している様なので、未だ先ですよとアドバイスした。

 山頂への登りに掛るがバテていて、 何度も止まりながら登るが背中に太陽が当り一段と暑い。

 上に行くと時々風が吹き抜けるが、それでも登っている時は暑くて駄目だ。

夏場は暑いので誰も居ない
暑いので誰も居ない鳩吹山頂
 登り切り氷場ルート横の岩に腰掛け休む、 岩が熱くゆっくり出来ず直ぐ歩き始めた。

 少しで13時10分、 三等三角点「天神山(てんじんやま)」の有る山頂に着くが誰も居ない。
  (昔山頂に天神様が祀られ「天神山」とされ、 西の高い峰は「大天神」東の低い峰は「小天神」の名が有る)

 そのまま通過し東屋に行く、 大勢の方が休んでいたが椅子に腰掛ける事が出来た。

 備えて有る団扇でパタパタと扇ぐが汗が止ら無い、 水も大分少なくなっている。

 昼食を取っていると雲が少しずつ多くなって来て、 風も僅かに吹く様になった。

 次々に人が来るが皆さん暑いと言われる、 動く気にならずゆっくりし14時40分戻る事にする。

 ここから殆どの方は下るだけで良い小天神方面に向かわれ、 我々は西山へ登り返さねばならない。

 山頂を通り下りに入ると、 前を行く女性3人男性1人のグループに追い付いてしまった。

西山休憩舎から鳩吹山頂方面
 暫く後に付いて歩いていると、止られて「先に行って下さい」と言われる。

 「後に連れが居ますから」と断ったが、 抜く気が無いのなら後に着くのはマナー違反で少し離れて歩かないといけない。

 妻が来るのを待って歩き出すが西山休憩舎への登りが辛い、 又も妻は大きく遅れ始めかなり疲れている様だ。

 西山休憩舎に来て椅子に座り休む、空身で短パンの男性がメールをしている。

 遅れて来た妻は随分辛そうで水をごくごく飲み、足も吊気味の様だ。

 大分ゆっくりしていたが短パンの男性は未だメールをしている、 お先にと西山に向かう。

 この先大きな登りは無い、 下って西山の登りの少し先の分岐は山頂に行かず右のトラバース道を通る。

全く眺望は無い
東山ルートに入って少しで送電鉄塔
 急降下し北回り周回路と別れ、川平・桃山ルート方面の左に入った。

 軽くアップダウンしながら第五展望台・第四展望台・天神山と通過し、 川平ルートと別れ登って来た桃山ルートに進む。

 急降下すると雨がパラパラとしてきたが、空は余り暗く無い。

 東山ルート分岐に来た、雨もぱら付き朝歩いた桃山ルートで帰ろうか、 然し地形図から東山ルートは起伏が少ないと読め左に入る。

 道はしっかり付いていて歩き易い道だ、送電鉄塔に来たが眺望は得られ無い。

 雨が少し強くなったが傘しか持って無い、 カメラをザックに入れ妻はカッパを持っていて着用。

 雨は大した事は無いので傘で十分凌げるが、 腰辺り迄有るシダ類の草に付いた露がパンツを濡らす。
こちらの方が道は少し良い 雨露が付いている
東山ルートもしっかりした道 シダが登山道を覆っている

 眺望の良い所に来た、「東久邇殿下展望の地」と書かれた石碑が立ち小広場で、 眼下に木曽川の流れが一望出来るが今日は茶色の濁流で綺麗では無い。

 ジグザグに急降下すると堰堤下の道に出てここに「東山道」の案内が有り、 下り右に曲がると橋を渡り栗栖神社参道に来て、 左に民家の間を歩き16時30分車に戻る。
西山・鳩吹山・小天神・・・「可児やすらぎの森」にて(2009.11追加)

 桃山ルート・東山ルート共に歩き易い道だが夏は蜘蛛の巣も多く 又草木も少し張り出し、このルートは冬に歩くのが良さそうだ。

 *別の時に撮った ⇒「鳩吹山の眺望」     *別の時に撮った ⇒「鳩吹山の滝」

  「別ルートの記録」
  ②H18年 1月 9日  真禅寺登山口〜真禅寺ルート〜山頂〜縦走北回り〜西山〜西山ルート〜真禅寺登山口
  ③H19年 2月10日  真禅寺登山口〜真禅寺サブルート尾根〜山頂〜氷場ルート〜滝場ルート〜西山北回り 〜
                 西山休憩舎〜真禅寺サブルート谷〜真禅寺登山口

  ④H19年 2月13日  大脇登山口〜大脇サブルート尾根〜山頂〜氷場ルート〜滝場ルート〜岩場ルート〜一休さん〜
                 滝口〜山頂〜パノラマサブルート〜大脇登山口

  ⑤H19年 3月14日  川平登山口〜川平ルート〜西山北回りルート〜縦走ルート〜山頂〜縦走ルート〜西山休憩舎〜
                 川平ルート〜川平登山口

  ⑥H19年 5月21日  不老の滝〜大平山〜西山〜一休さん〜滝場ルート〜直登ルート〜鳩吹山〜西山休憩舎〜
                 せせらぎルート〜桃太郎神社

  ⑧H12年 7月22日   大脇登山口〜パノラマルート〜山頂〜小天神ルート〜大脇登山口


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本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
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  出会った花: クチナシ


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