「ノイバラ」
岐阜県可児市 鳩吹山登山道にて (２００７.５.２１）
木曽川沿いに有る「不老の滝」近くの登山口から展望の良い大平山に登り、西山方面に緩やかに
下ると綺麗な花が咲いていて、白い花弁に黄色の雌蘂が多数でなかなか美しい花だと思う。
日本全国の山野に自生の半落葉性蔓性低木で他の物に寄り掛かり半直立し、５～６月頃芳香の有る
白い花を多数咲かせる。
花は枝先の円錐花序に纏まって付け直径約２ｃｍ先が窪んだ花弁５枚を平開、黄色雌蕊が多数付き、
花柱は無毛で壺上の花床から付き出し合着。
木の高さ２ｍ程で枝に鋭い棘が多く、樹皮は黒紫色だが新枝は緑色で、托葉の基部に対の鋭い刺が
有り、葉は互生し奇数羽状複葉で小葉は３～４対、長さ２～５ｃｍ卵形又は長楕円形で表面光沢が
無く通常裏面と葉軸に短毛、托葉は櫛状に裂け葉柄に合着、果実は直径６～９ｍｍ球形で赤く熟す。
花が少し小型のヤブイバラとの区別が難しい、ヤブは頂小葉が側小葉より大きく本種は殆ど同じで
小葉２〜３対本種は３〜４対と多く、花の大きさヤブ１、５ｃｍ本種の花は少し大きく２ｃｍ程。
山歩き記録
⇒鳩吹山
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