「モチツツジ」
岐阜県御嵩町 みたけの森にて (2006.5.17)
「みたけの森」の道路脇に咲いていたが花の多い時期だが少なく、この公園は6月の
「笹百合」が売り。
本州伊豆半島以西及び四国の山地や丘陵に自生、4〜6月枝先に淡紅紫色の花を1〜5個付ける。
花は大きさ径4〜6cmの漏斗形で5中裂し上弁に紅色の濃い斑点が有り、雌蕊1個は花冠とほゞ同長
で雄蕊は花冠より短く普通5個で時に6~10個、萼は5裂し腺毛が密生。
木の高さ1〜2mで良く枝を分け上向きに多数出し、葉は枝先に集まり互生し倒披針形又は広楕円形で
長さ3〜6cm両端は尖り、葉の質は薄く全縁で両面に褐色の細かい多数の毛が生え、夏葉は倒披針形
で小さく越冬。
本種は若枝及び花柄や萼片等に腺毛が密生し、粘り付く事により毛虫等の食害から防御をしている。
花の名前は花の萼や柄等に腺毛が多く有り粘つく事により、モチは食べる餅で無く「鳥モチ」系の意味。
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