「餅躑躅」    ツツジ科ツツジ属
「モチツツジ」      岐阜県可児市 鳩吹山にて (2007.5.21)
「不老の滝」前の園地に駐車、眺望が楽しめる「大平山コース」を登ると、最初からツツジの花が見られ
今が盛りの様子でずっと咲き続け、木曽川及び伊木山・陰平山等の眺望と共に暑さを紛らわせてくれた。

     山歩き記録 ⇒鳩吹山
「モチツツジ」      岐阜県御嵩町 みたけの森にて (2006.5.17)
「みたけの森」の道路脇に咲いていたが花の多い時期だが少なく、この公園は6月の 「笹百合」が売り。

本州伊豆半島以西及び四国の山地や丘陵に自生、4〜6月枝先に淡紅紫色の花を1〜5個付ける。

花は大きさ径4〜6cmの漏斗形で5中裂し上弁に紅色の濃い斑点が有り、雌蕊1個は花冠とほゞ同長
で雄蕊は花冠より短く普通5個で時に6~10個、萼は5裂し腺毛が密生。

木の高さ1〜2mで良く枝を分け上向きに多数出し、葉は枝先に集まり互生し倒披針形又は広楕円形で
長さ3〜6cm両端は尖り、葉の質は薄く全縁で両面に褐色の細かい多数の毛が生え、夏葉は倒披針形
で小さく越冬。

本種は若枝及び花柄や萼片等に腺毛が密生し、粘り付く事により毛虫等の食害から防御をしている。

花の名前は花の萼や柄等に腺毛が多く有り粘つく事により、モチは食べる餅で無く「鳥モチ」系の意味。
*ツツジ科ツツジ属    ・アカヤシオ   ・コバノミツバツツジ   ・トウゴクミツバツツジ

         ・ムラサキヤシオ   ・ヤマツツジ   ・レンゲツツジ


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