186 | (まつばほら) 815m |
H19年4月2日 11時05分〜14時05分 岐阜県 関市 曇り |
”殆ど人工林で 眺望も得られず 登る人が少ない山” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
板取に花が咲き始めたとの情報により、
松葉洞に登り下山後板取川周辺を散策してみようと出掛けた。
大矢田で右折290号を北上、 幅の狭いくねった道で大矢田トンネルを抜け81号に入った。 左の洞戸方面に走り256号に突当り右折板取方面へ進む、 目標は「生老(しょうろ)」バス停。 生老バス停に来て右側工事中の橋の先、 少しで門出橋で右折板取川を渡る。 広い道を左カーブし少し進むと、 右手廃校の体育館だけが残っているのが見えた。 体育館方面に上がり大道神社に着くが、 神社関係者が来た時を思うと駐車スペースは無い、 戻り体育館横の校舎跡地と思われる広い空地に駐車した、 ここは広くて何台でも止められる。 11時05分神社へ階段を登り始め、 鳥居を潜り神社前に行き見渡すと左に道が有った。 伐採された杉の木が登山道に放置され跨いで登って行くと、 道はしっかり付いている。
直ぐ沢に出たが道が無く沢向こうの上を見ると道が有る様だ、 ドラム缶で水が流れ出るように作られた左側を沢に降りて岩石を登って行く。
沢から上がると明瞭な道が続き一登りで左に社が見え深い溝状を進む、 ガイドブックは古の峠道を行くと有るが雨水の水路の様に見える。 右から道(同じ様な溝状の物)が合流した、 地形図に有る破線の南東からの道の様子。
ここはわざとと思われる枯れ木が置いて有り、 入らないようにとの合図だと思うが実際はどうか? 小枝が散乱し余り歩かれて無いと思う様な道を登るが、溝状の同じ様な道が続き 退屈で花はショウジョウバカマが咲いているが、他は見られ無い。
尾根状の所に来た、こうゆう変化は気分が変わり有り難い。 少しで叉溝状の道となり分岐が有る、 右は小枝が有り左はテープが見えているので左に進んだ。
伐採直後の様で明るいが笹が出て来た、今日初めて眺望が開け前方に山が見え、 谷を挟んで西側の山で右は自然林だが左は植林の幼木で 際を登るがこの辺りから道が怪しくなる。
道が無いと思ったら右に鋭角に曲がり林の中に入ると、 しっかりした道が出て来た。 少しで大きな岩が人工的に積まれた感じの広場に着くと、 奥に石像が鎮座されている。
石に腰掛けて休憩する、 今日は少し暑いが休んでいると冷えてきて山登りには丁度良い気温。 暫くでジグザグに登り始めた、 結構急で息を弾ませながら登り切ると右山のなだらかな道と変わる。
右上が山頂方面だが顕著な登る道は無く、崩れ掛けた細い道を進むと 広々とした峠に来た、東西が広がり特に西方面が見渡せるが、 今日は黄砂が酷く完全に霞んでいた。
砂塵が舞う時に荒い息をし登るのは健康に良く無い気がする! 下に集落が見え上の山は日永岳方面か? 来た道を鋭角に戻る感じで松葉洞山頂方面に道が着き尾根道で明瞭だ、 黄色いダンコウバイが咲きアセビの花も見られる道はなだらかに登っている。
少し急な所を登ると杉林に入り、 所有者の印なのか黄色いペンキが付けて有る木が何本も見られた。 平坦な道が続き登りに入ると、ピークを左から巻いて進むようになる。
降り始めるかと思う頃左側に切り開きが有り、12時30分「松葉洞」山頂に着いた、 三等三角点「門出(かどいで)」の有る山頂は、尾根の一部を切り開いた山頂らしく無い所。
落葉した林の中だが、 黄砂のせいか眺望も得られず休む気にもなら無い。
石像に戻り昼食を取るが、 ここは地形図623mPだと思う場所でシキミが咲いている。 食べ終え降り始めると道がおかしい、登りに歩いて無い道だ。 新しく植林された眺望の利く所に出ず、ずっと溝状の道が続いている。 コンパスを見ても方向は合っているのでそのまま降る、 余り歩かれて無い様だが深い溝に道?が続き外しようが無い。 そのまま降ると登る時に見た分岐に出た、 登りに使った尾根際の道よりこの道の方がはっきり付いて分かり易い。 登山口近くの沢の所でスミレの写真を撮り14時05分車に戻る、 その後板取川上流に行き、色々な花に会え写真を撮って帰った。 「板取川流域の花」
小学校跡地が今は空いているので駐車出来て、 直ぐ登山道に入れるので分かり易い。 余り登られて無い様で不明瞭な個所が有る、 然し地形は複雑で無いので迷い難いと思うが? 天気が悪かったせいか、山を下りての満足度は少なかった。
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出会った花: ・ナガバノスミレサイシン ・アセビ ・ダンコウバイ |