「菊咲一華」 「菊咲一輪草」  キンポウゲ科イチリンソウゾク属
「キクザキイチゲ」 「キクザキイチリンソウ」  岐阜県白川村 籾糠山にて (2007.5.28)
籾糠山に紫色のキクザキイチゲが咲くと聞き、どうしても見たく白川村は遠いが行ってみる事にした、
湿原を抜け中央コースのカラ谷に進むと、花は有るのだが未だ開花して無く尾根コースで山頂に登る。

山頂は今日の天気は良く北アルプスの山々の眺望を楽しみ、カラ谷に戻ると見事な大輪が咲いていた、
日差しが強く風も少し有りなかなか撮る事が出来ず、チャンスを待ち時間を掛けて撮るも出来は今一。

        山歩き記録 ⇒籾糠山
「キクザキイチゲ」 「キクザキイチリンソウ」   岐阜県関市 板取にて (2007.4.2
山は「松葉洞」とされ洞が付くが山の名前で登るも霞んで眺望は駄目だった、下山後板取川上流に行き
花散策をしていると白い花が見えた。

小さな流れが何本も有る中あちらこちらに散在の状態で咲いているが、ここのは少し花が小さくて惜しい。

     山歩き記録 ⇒松葉洞
「キクザキイチゲ」 「キクザキイチリンソウ」   岐阜県本巣市 大白木山にて (2006.5.15)
折越峠から新緑が美しい尾根を登り、汗だくで29鉄塔に上がり右に急降下すると一段と新緑が美しい、
谷筋の残雪を見て平坦から登りに入ると、大きな花の白と桃色のミヤマカタバミがあちらこちらに咲き、
見渡すと付近一帯がキクザキイチゲで、土壌が良いのか花が大きく立派で美しく見応えが十分有った。

本州近畿地方以北の多雪地や涼しい山地の林縁に自生し、白・淡紫・淡紅・濃紫色等の花を付ける。

花は花被片(萼片で花弁は無い)は多く8〜13枚の直径3cm程、通常白色で時に淡紫色を帯び中央
に雌蕊・雄蕊共多数。

茎1本がほぼ直立し高さ10〜20cm茎先に一輪花を付け、葉は長い柄が有り細かく深い切れ込みの
有る葉が3枚輪生状に付き、基部は幅広く茎を抱く様に見える。

花の名前は本種キンポウゲ科だが花弁が菊の様に咲き、花を茎長に一輪だけ付け「菊咲一華」と付く。

花が似る「東一華(あづまいちげ)」は丸長の葉が襟巻き状に付いて、「雪割一華(ゆきわりいちげ)」
は三つ葉状の葉が付くのが区別のポイント。

       山歩き記録 ⇒大白木山
「キクザキイチゲ」 「キクザキイチリンソウ」   福井県 荒島岳山頂にて (2002.5.6)
長い階段の登りに苦しみやっとなだらかで広い山頂に着くと、白山が近くて大きく見え素晴らしい。

山頂部に青が鮮やかな花が咲き、二輪草の葉が目立つが花の直ぐ下に菊咲一華の葉が見られる、
花弁が短くて丸い感じで一般に見るキクザキイチゲと違うが、透明な薄いブルーが入り美しい花だ。

絞りきれず実際の色が出せて無く情けない。       山歩き記録 ⇒荒島岳
*イチリンソウ属

 ・アズマイチゲ  ・イチリンソウ  ・サンリンソウ  ・ニリンソウ  ・ハクサンイチゲ  ・ヒメイチゲ


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