「キバナハナネコノメ」
愛知県設楽町 面の木園地にて (2008.4.9)
萼裂片が鮮黄色の花は分布域が地元東海地方で、葯が萼裂片より飛び出し可愛い花となり好かれ、
拡大の写真で葯の先が微かにオレンジを帯び、地域によりオレンジが強く出て美しい花になる様だ。
シロバナネコノメの変種とされ東海地方の一部地域沢沿いに自生、4〜5月茎先に黄色の花を付ける。
花は大きさ4〜8mmで花弁が無く平開しない花弁状の萼片が4裂、葯は黄色〜橙赤色と場所により
変化有り、葯の目立つ長い雄蕊8個は長さ1.5〜2mmで直立し、雌蕊(花柱)が1個。
茎の高さ5〜10cm茎に白色の軟毛が密生し、根生葉は花時は枯れ扇形〜腎円形の長さ2〜10mm
幅3〜16mm、基部が楔形又は鈍形で1〜2対が対生し、根生葉の上縁に5〜9個の半円状鋸歯有り、
茎葉は1〜2対の扇円形又は腎円形で縁に3〜5個の丸い鋸歯。 | |