・タカサゴユリ
・タイワンユリ
・スジテッポウユリ
可児市 我が家の庭(2012.9.13)
台湾原産帰化植物だが耐寒性が有り一般に広がり、野原で普通に見られ野山の花に入れた。
本州関東地方以西及び四国・九州に生育、5〜9月頃茎先に白いラッパ状の花を1個付ける。
花は茎の先端に1〜10個付け筒部長さ15〜20cmの細い筒形で、先が6裂し大きく開いた
ラッパ状の径10cm程で、花弁の外側に紫褐色の筋が入り、黄色〜橙色の葯の付く雄蕊6個と、
それより少し長い柱頭が帯緑色の雌蕊が1個。
茎の高さ100〜150cmで、葉は線形をし幅約1cm長さ約15cmを互生し多数付ける。
花の名前は織田信長や豊臣秀吉の南蛮貿易が盛んな頃、台湾島を高砂国と呼び「高砂百合」と
付き、「台湾百合」は原産地が台湾なので呼ばれ、「筋鉄砲百合」は鉄砲百合に無いが本種は
花弁の外に筋が有り付いた。
我が家も自然に生え、似る花に「鉄砲百合(テッポウユリ)」が有るが自生地が九州の種子島・
沖縄等とされ、花は7〜8月の夏咲きで葉幅が広く花弁に筋は無く、本種は葉幅が狭く秋咲き。
ユリはウイルス障害が出易く、長期間同じ所に生育し難い嫌地現象が有り、我が家も今は無い。 | |