「日光黄菅」 (禅定花)   ユリ科ワスレナグサ属
「ニッコウキスゲ」    岐阜県揖斐川町 夜叉ヶ池にて (2009.6.15)
夜叉壁を登るとニッコウキスゲが見られ、夜叉ヶ池近くは左の斜面一面の群落が現れる、
夜叉ヶ丸~三国岳への道を急登すると一望出来たが、急斜面で良いアングルで撮れ無い。

       山歩き記録 ⇒三周ヶ岳
「ニッコウキスゲとビーナスライン」   長野県下諏訪町 霧ヶ峰にて (2006.8.1)
霧ヶ峰のニッコウキスゲは稀に見る不作の年と言う事で、ビーナスラインを走っていても寂しい感じで、
車山肩~車山方面に少し登ると見下ろすので蜜に見えるが、然し実際は余り密集して咲いて無かった。

     山歩き記録 ⇒霧ヶ峰
「ニッコウキスゲ」    福井県勝山市 赤兎山にて (2006.6.29)
暑い日となり汗びっしょりで山頂に着いた、然し曇り空で眺望は避難小屋方面が見える程度で、
休憩後避難小屋に下り始めると登山道の両側に咲いていたが、未だ早い様で花は少なかった。

ニッコウキスゲの標準色は濃橙色となっているが、写真の花色はどう見ても少し濃いが黄色、
又ここの花は花弁の長さが少し短く幅が広いので、伸びやかさは無いが整った形をしている。

       山歩き記録 ⇒赤兎山
「ニッコウキスゲ」      長野県諏訪市 霧ヶ峰にて (2005.6.23)
蓼科の宿で目を覚まし横谷峡 「王滝」を見に行くと、幅広い岩塊から落ち見応えの有る滝だった。

霧ヶ峰に向かいビーナスラインを走ると、妻が気持ちが悪いと言うので「富士見展望台」で休み、
近くを散策するとハクサンフウロやレンゲツツジと共に、ニッコウキスゲもチラホラと見られた。

本州中部地方以北の山地や高山の草原等に自生、7~8月茎先に橙黄色の花を付け、しばしば
群落が見られる。
花は葉の間から60〜80cmの花茎を出し、先で枝分かれし3~4個付け、朝下から順に開いて
径5~7cm漏斗状鐘形で筒部長さ1~2cm、花披片6個は倒卵状被針形で上部が少し反り返り
開き夕方には萎む一日花。
葯が黒紫色の雄蕊6個は花披片より短く、雌蕊(花柱)1個は雄蕊より少し長い。

葉は根生で2裂扇形に出し、長さ60~70cm幅約2cm鮮緑色の線形で上部は湾曲して垂れる。

花の名前は日光に多く自生、葉が菅の仲間に見え黄色の花で、「日光黄菅(ニッコウキスゲ)」、
尚「禅定花(ゼンテイカ)」の名前の語源は分っていない。

       山歩き記録 ⇒霧ヶ峰


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