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納古山
(のこやま) (のうこやま)
633m
「木和谷中級前半尾根ルート」
H21年10月11日
10時35分〜14時10分
岐阜県 七宗町
晴れ
”尾根は結構踏まれ
 道は明瞭だが
  桧林が多い”
 妻が快晴の天気予報に何処かに出掛けようと言う、 然し連休中で道路が混んでいる所には行きたく無い。

トイレ手前、林道法面の狭い道を登る
 納古山なら街を出た途中で、渋滞は余り関係無さそう。

 先日木和谷中級コース登山口手前トイレの所の踏み跡を 歩いたら、中級コースの大牧谷コース出会いに出た。

 もう一つトイレの少し手前にも斜めに登る道が付き、 多分トイレ横の道に合流すると思うがこれを確かめたい。

 コースは妻が木和谷初級コースの登りは未踏で、 大牧谷出会いから塩の道を通り初級で山頂に登る事とする。

 41号は車が多いが道の駅「ロックガーデンしちそう」を過ぎ、 七宗橋信号を左に抜けた。

 直ぐの分岐を左に高山線踏切を渡った先、 製材所前を地面に書いた「納古山登山口」を見て木和谷へ入る。

 右手の石碑の所に来ると2台駐車され、先のトイレの所は止められるかと思いながら進むと、 やはり一杯で駄目だが直ぐ先の中級コース登山口手前の道の膨らみに駐車出来た。

尾根の暗部に上がった、右上に山の看板
 10時35分林道をトイレ下に戻り斜めの急な斜面を登って行く、 急で道は狭く道路側にふら付くと危険な箇所も有る。

 道路から離れ右に入ると急斜面の直登となり、 登り難いと思い乍上がると右から道が来ていた。

 右に下って確かめると、 ジグザグに付けられた道が薄いので見落とし直登した様子。

 直登も踏み跡が少し有り、僅かの区間なのでどちらでも良いのだが!

 直ぐコルに上がった、 右方向尾根の左側へと真っ直ぐ尾根方向に道が付いている。

 尾根方向の右側には、かなり古く字が読め無い山の看板が立っていた。

 右に尾根の道を登って行くが、 反対の左にも踏み跡が付いているが何処へ出るのだろうか?
桧林と雑木が混ざった尾根を登る

 今登って来た道より下部には、踏み跡らしいのは無かったと思う。
 少し上がると尾根から外れ右にも踏み跡が有るので、右山の道を入って行った。

 直ぐ左から前回歩いた道が合流し、僅かの距離に2本道が付いている。

 左に戻り尾根を登ると前回歩いた道に来て、両側自然の木が混じった桧林が続く。

 暫く急な登りが続くが登山道には石も殆ど見られ無く歩き易い、 川辺町と七宗町の境界なので杭が時々出て来た。

 近くに杭が打たれた所もある、 お互いの町がそれぞれ打つ為だと思うが無駄では?

 このダブルで打たれた杭を過ぎるとコブに上がる、 尾根が左鋭角に派生し戻る時に注意が必要だと思う。
尾根道で明瞭 町界で杭が時々出て来る

 今登って来た方は急で左の方はなだらかなので、 帰りになだらかの方に行き易い。

 然し踏み跡の濃さは全く違うので分かると思うが、 妻は落木を横たえて置き合図をする。
一旦下り再度登って下りる 四ツ辻、左・大牧谷、直進・中級、右・塩の道

 下って行き再度登り軽く降ると、 中級コースと大牧谷コース合流点が見えて来て四辻に下りた。

 真っ直ぐが中級コース山頂方面だが、 右に進み少しで塩の道と中級コース下りの分岐に来る。
直進「塩の道」、右「中級」谷道 塩の道はかなり荒れてきている

 左の木に赤のペイントの→、 右の木の下部に中級下りの案内板が付けられていた。

中間辺りから道は少し良くなった
 真っ直ぐの塩の道に進む、少しで道が崩れ気味となり荒れた感じだ。

 その先も斜面が崩れ道に土砂が被った箇所が続き、 以前に歩いた時の「歩き易い良い道」の印象とは違ってきている。

 只し危険な個所と思うのは見られ無いので問題無いのだが、 ご夫婦と思われる二人が前方から来られた。

 初めてこの山へ来たが、 「初級コース急な登りでこちらに来た」と言われる。

「中級コースは岩場・鎖場が有り急ですよ」とアドバイスしたが、 そのまま進まれた。

 道は進むに連れて良くなってきて、初級コースに来て左に登って行く。

 直ぐから急な登りが続いている、 今日は気温が余り高く無く順調に登り上がった所のベンチで休憩した。
塩の道も最後は良くなった 木和谷初級コース出会い

 4〜5人のグループが下りて来た、 「眺望はどうでした」と聞くと「素晴らしかった」との事。

「納古山」山頂
 その先も歩き易いが急登が続き、岩が出て来て少し登ると眺望が開けてきた。

 背後に「白山」左手には「御嶽山」が見えているが、 雲が有りすっきりとはして無い。

 この時期は天気が良くてもこんなものかな!

 中級コースが合流し右に岩のアップダウンをし、 納古口コース合流点に来て右の山頂へ。

 少し前から山頂部の人の声が聞こえていて、今日は大勢居て賑やかそうだ。

 下山の5〜6人に会い乍、 二等三角点「岩戸山(いわとやま)」の有る納古山山頂に着いた。

 人は少なく空気が澄んでいて気持ち良く広がり、 白山は雲が掛かり始めたが御嶽山はすっきり見えている。

 ゆっくり昼食を取り下山開始、 中級コースを降り鎖場から天空岩を過ぎるがこのコースはやはり急だ。
御嶽山
御嶽山アップ

 朝登って来た大牧谷コースの案内の立つ四辻に来て、 左の中級コースへ下りて行く。

 塩の道分岐を右に取り沢へ急降下し、 その先なだらかな沢沿いの道を歩き14時10分車に戻った。
左の山 点名・川浦 奥・伊吹山 右のゴジラの背は ・平木山・御殿山 点名・宮洞

「納古山」山頂にて
 今日歩いた最初の林道法面登山口はふら付いて落ちたら危険で、トイレの横の道の方が安全、大牧谷コース出会い迄の尾根道は明瞭で登り易いが、桧林で春夏も花は無さそうな感じで単調だと思う。

 尚往路の大牧谷コース出会い迄の尾根ルートは一般登山道で無く、 バリエーションルートです、山の呼び方は「のうこやま」が正規だと思いますが、 地元では「のこやま」で通っています。


  *別の時に撮った ⇒「納古山」の眺望

     *納古山その他のコース
     H18年 3月 31日  大牧谷コース〜山頂〜小牧谷コース
     H18年 4月 25日  納古口堰堤〜NTT無線中継所〜西尾根〜山頂〜納古口コース
     H18年 7月  5日  木和谷中級コース〜山頂〜木和谷初級コース
     H19年 4月 21日  木和谷初級コース〜塩の道〜木和谷中級コース〜山頂〜木和谷初級コース
     H19年10月  2日  納古口堰堤〜納古口谷コース〜山頂〜往復
     H22年 1月  8日  納古口B登山口〜尾根直登〜山頂〜尾根ルート納古口A



本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
   出会った花:  無し


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