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納古山
(のこやま)(のうこやま)
633m
「中級〜初級コース周回」
H18年7月5日
11時20分〜16時10分
岐阜県 七宗町
晴れ時々曇り
”この時期花が少なく
  眺望も得られず 
   イマイチ”
 天気予報は悪いとの予報でゆっくり起きると、 すっきりとした晴天となっている。

 ぐずぐずしていたが落ち着かず山に行く事にするが、 もう10時少し前だ。

指標の所に幅広い道
木和谷中級コース登山口
 この時期難しいと思うが眺望に一縷の望みをかけ、 近い納古山に行く事にする。

 7年程前に登った木和谷の中級コースで登り初級コースで戻る事にし、 41号で七宗に向かった。

 七宗橋信号で64号に入り踏切を渡って直ぐ遠藤製材所で左折、 路面に納古山登山口と書いて有る。

 道端に石碑が有ったと思いながら暫く進むと右側に見られ、 前回ここに車を置いてその先少し歩いて登山口に行った。

 通過し先に進むと、 3台程止められるスペースが有り1台止まっているが見送る。

 その先の左側に3台止まっていてもう一台止められるので駐車、11時20分歩き始めるがむしっとした気候で今日の登りは暑そう。

 直ぐ先の左に中級コース登山口の案内が有り、 幅広い道が鋭角に上がっていて入る。
眩しすぎて周囲が良く見えない 山紫陽花
夏空で光が眩しい ヤマジサイ

 緩やかに登って行くと谷沿いの道に変わり、 白いヤマアジサイやドクダミの花が多く見られた。

 只その他の花は咲いて無い、変わらずなだらかな道が続いている。
毒溜 コップも置かれ飲めるようだ
ドクダミ 水場

 11時40分水場に来た、 コップも置かれ「涌き水で飲めます」と書かれていた。

 オカトラノオが咲き始めているが花は随分小さい、林の中で直接日は当ら無いが暑くて汗びっしょり、同じ様な谷沿いの道が続き少しずつ勾配が急になり、暫く登ると分岐に来た。
この場所は覚えていた 塩の道を歩く
塩の道合流左へ行く 右山で良い道

 前回この場所でどちらに進めばと地図を出した覚えが有るが、 ここ迄の道は殆ど記憶に残って無い。

大岩に草の生えている時期は始めて
天空岩には草が生えている
 やはり今も指標は無く、 逆に見ると今登って来た方向に「中級コース」と降る人への案内は有る。

 右は「塩の道」初級コースに合流するので左に入ると、 谷から離れ右山となるがこの道も塩の道。

 向かいから年配の男性二人が降りてきた、 見ていると中級コースに降らず塩の道に進まれる。

 初級コースで山頂に登りこの道を通って、 又初級に合流し駐車地点に戻るコースとしている様だ。

 少し進むと大牧谷コースの道と合流し右に取り急登が始まる、 尾根になり時々風が吹き抜けるが弱くて涼しくなら無い。

 岩が見えてきたが大牧谷コース合流からは、 今年の3月に登っているので良く覚えている。

 岩が積み重なった様な天空岩に上がるも、 御嶽山は雲の中で見えず残念!ギザギザの山波は七宗の山。

今迄で一番眺望は良くない
天空岩の眺望は遠くは雲で見え無い

 又も急登でたまらず止まって休憩、暑さも有るのか結構きつい3月は一気に登ったのだが!

四国飯子菜
シコクママコナ
 登り切ると少し先一旦降る、 前回ここから鎖やロープの付く岩場が見えたが今日は木が茂り見え無い。

 岩場は特に難しく無く簡単に登り又急登を行く、 足元に黄白色のママコナの花が咲き何と言う名前か?

 ママコナも種類が多く難しい、花は小さく一つでは綺麗と言う程では無いが固まって咲くと結構美しい。

 初級コースと合流しなだらかになると、単独の男性が前方から降りて来た。

 「間違えてしまって納古口方面に行った、 大牧谷分岐はこの道で良いのか」と聞かれる。

 「どちらから登られたのですか?」とお聞きすると、大牧谷との事。

 「この先初級コース分岐を右に取れば大牧谷コース分岐に出て右に取れば大牧谷」 と答える。

この山頂は何時も風がある、今日は涼しくて良い
「納古山」山頂
 12時50分二等三角点「岩戸山(いわとやま)」の有る、 「納古山」山頂に着いた。

 ご夫婦一組が居る山頂は、やはり今日は遠くは雲が掛り見えて無い。

 少しでご夫婦が帰られ、入れ違いに単独の男性が登ってみえた。

 この方は数え切れない程この山に登っている、と言われる地元の方。

 4月に登った西尾根コースの話しをすると、 納古山で一番良いコースだと私と意見が一致。

 ゆっくり色々な山の話しをして14時20分下山開始する、 その間に単独の男性が登って来た。

 少し降り初級コースに進むと、 なだらかな幅広い道が続く優しいコースとなっている。

 こちらの道は前回の記憶が微かに残っている、花は何も咲いて無い。
初級コースへの案内指標がある こちらはなだらかな道
初級コース分岐左へ 初級コースはなだらかな良い道

 夫婦とみられる二人がベンチで休憩しているが、如何にも暑そうだ。

 道の中央に大きな境界杭を見てその先木作谷・塩の道分岐に来た、 左の木作谷は案内指標が有る。
杉林で日は当たらないが暑い 石柱の直ぐ先が塩の道・木作谷分岐
杉の植林帯となってきた 道の中央に大きな境界石柱

 真っ直ぐの先に木に括りつけられた木和谷の指標が見え、直進した。
自然林は気持ちが良いが本コース少ない
感じの良い自然林

 相変わらずなだらかな幅広い道が続いた先、 指標が有り右に降ると谷沿いの道に変わる。
突き当たる感じで右に下る 小さな流れの谷
指標が有り右に降る 谷沿いの道となる

 左の谷に白い花が咲いて、花の付き具合からヤマブキショウマでは無く トリアシショウマの様子。

 然し遠くて写真に撮れる距離では無い。
良く踏まれ又石等も少ない道 橋もしっかりした橋
平坦な歩き易い道 沢には橋が架かっている

 何度も沢を渡ると、暫くで初級コース登山口の林道終点の広場に着いた。

 ここには車が3台止まっていて、その内の1台は帰る準備をしている様子。
登山口は広場で数台駐車可能 余り荒れていない林道
初級コース登山口 林道を帰って行く

 平坦な林道を歩いて16時10分車に戻った。
鳥足升麻 丘虎ノ尾
トリアシショウマ オカトラノオ

 七年前に登った時の登山道の様子は殆ど覚えて無く、初めて歩いている様な気がした、前回は冬の為余計違う感じなのかもしれないが、同じコースでも四季登ってみるべきだと再認識。

 山の名前の呼び方は「のうこやま」が正規だと思いますが、 地元では「のこやま」で通っています。


 別の時に撮った ⇒「納古山の眺望」

 「納古山別ルートの記録」・・追記
 ②H18年 3月31日  大牧谷堰堤下〜大牧谷コース〜山頂〜南尾根〜小牧谷コース周回
 ③H18年 4月25日  納古口〜NTT無線中継所〜西尾根コース〜山頂〜納古口コース周回
 ⑤H19年 4月21日  木和谷初級コース〜塩の道〜中級コース合流〜山頂〜木和谷初級コース周回
 ⑥H19年10月 2日  納古口堰堤〜納古口コース〜山頂往復
 ⑦H21年10月11日  木和谷最初中級尾根コース〜塩の道〜初級コース〜山頂〜中級コース


本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
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確認出来た山: 無し

出会った花: ・ヤマアジサイ ・ドクダミ ・シコクママコナ? ・トリアシショウマ ・オカトラノオ


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