「ドクダミ」
岐阜県七宗町 納古山登山道にて (2006.7.5)
木和谷中級コースを登り始めると、この花の最盛期の様で白い花があちらこちらに
咲いていた、
他に花はヤマアジサイとオカトラノオを見たが、白花しか会わず夏の時期はやはり
花は寂しい。
本州・四国・九州・沖縄の平地の主に日陰に自生、6〜7月短い柄の先白色の花を
1個付ける。
花は茎先に近い葉脇に長さ1〜3cm幅6mm程の穂状花序を出し、小花を多数付け
全体が一つ
の花に見え、小花は白色花弁(総苞片)4枚で1個の花は花糸下部が子房と合着の
雄蕊3個と、
それより少し短い花柱3個を出す雌蕊1個、花は数えられない程の数で一体何個程
付いている?
茎の高さ20〜60cm、葉は心形で柄が有り托葉が付き互生し先は尖り暗緑色で、
裏面紫色を
帯び質は厚いが柔らかい。
地下茎は長く這いしばしば群落を作るが、葉に特有の悪臭が有り腫物や利尿等民間薬
とし利用。
花の名前は諸説が有り、毒痛説=体内毒素や痛みを取る、毒溜説=匂いが強く毒が一杯
が有力。
山歩き記録
⇒納古山
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