「竜 胆」    リンドウ科リンドウ属
「リンドウ」    滋賀県米原市 伊吹山にて(2008.9.14)
車で上野口側から3合目迄上がり、急な登山道だが花が多く咲き撮りながら登る、
山頂部に上がると道の両側にリンドウが咲き、数が多くて暫くの間は楽しめそう。

     山歩き記録 ⇒伊吹山
「リンドウ」    愛知県名古屋市 森林公園植物園にて (2007.10.27)
森林公園内の植物園は花も多い様だが、入園料料200円で自然と言え無い拘りが有る、
一度は行かないとと思い出掛けてみたが、咲く花が少なくてがっかりし帰るが季節も悪い。
「リンドウ」      岐阜県恵那市 明智の森にて(2006.10.14)
恵那市明智町「大正村明智の森」に白鬚草が咲いている頃で行くと、竜胆も直ぐ近くで見られ、
広い公園を歩き回るも竜胆が咲いていたのはここだけ、白鬚草(しらひげそう)に会って帰った。

本州・四国・九州の湿った野山に自生、9〜11月茎先に青紫色の花を固まって1~数個付ける。

花は茎先や葉脇に上向きに付け筒部の長い筒状釣鐘形の長さ3.5〜5cmで、先が5裂し裂片
間に小さい副片が付き裂片の先は尖り、雄蕊5個の雌蕊1個で雌蕊の柱頭は2裂。
花弁は先が五裂し間に副片が付き内側に茶褐色の斑点が有り、萼は筒部より長く裂片は線状
披針形で、花は日差しが無かったり寒いと閉じる。

茎の高さ20〜80cm、葉は無柄で茎を抱き卵状披針形で対生し長さ3~8cm、縁に細かい
突起が有り無柄で茎を抱き、根生葉は無い。

花の名前は昔から熊の胆は苦いが体に良いとされ、本種の根が胃に効くと飲まれていたが熊の
胆より苦く、江戸時代以前は熊以上の動物は「竜」しか思い付かず、竜胆(りんどう)と付いた。
*リンドウ科リンドウ属

・オヤマリンドウ  ・タテヤマリンドウ  ・ツルリンドウ  ・ハルリンドウ  ・フデリンドウ  ・ミヤマリンドウ


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