「三葉黄蓮」
キンポウゲ科オウレン属
「ミツバオウレン」
岩手県八幡平 茶臼岳下にて (2007.6.13)
八幡平山頂より八幡沼横の広大な湿原を歩き、源太森〜黒谷地湿原を経由し茶臼岳迄行く、
残雪と雪解け水に悩まされながら茶臼山頂手前に来ると、ミヤマカタバミと共に咲いていた。
山歩き記録
⇒八幡平
「ミツバオウレン」
福井県勝山市 赤兎山登山道にて (2006.6.29)
山頂より避難小屋に下り始めると登山道の両側に一杯咲いて、花は池の近く迄見られた、
然し雌蕊が伸びている為か、銚子ヶ峰で出会ったミツバオウレンの花の気品は感じない。
山歩き記録⇒
赤兎山
「ミツバオウレン」
岐阜県白鳥町 銚子ヶ峰登山道にて (2002.5.25)
古道らしく登り易い登山道を行き、神鳩ノ宮避難小屋を過ぎると花が多くなり、この花も数咲き、
茎がすーと立ち花弁(萼片)も張って気品を感じ、橙色小花弁と白い雄蕊が放射状に付き美しい。
北海道・本州中部地方以北の亜高山〜高山帯林下や湿った所に自生し、6〜8月白い花を付ける。
花は高さ5〜10cmの緑色で細い花茎の先に上向きに1個付け、径7〜10mmで花弁に見える
白い萼片5個、萼間の黄色く蜜腺化の棍棒状小さな5個が花弁で、長い雄蕊多数の雌蕊は数個。
葉は厚く光沢の有る根生の3出複葉で、小葉はほぼ無柄の倒卵形で浅く3裂し縁に鋸歯が有る。
花の名前は小葉3枚ずつ有り「三葉(ミツバ)」、オウレンは根が黄色味を帯び黄蓮(この類の
漢名生薬名に有り)で「三葉黄蓮(ミツバオウレン)」と付いた。
似る「越路黄連(こしじおうれん)=(三葉の梅花黄連)」は、茎が紫色をして本種の茎は緑色。
山歩き記録⇒
銚子ヶ峰
*キンポウゲ科オウレン属
・セリバオウレン
・キクバオウレン
・バイカオウレン
・コシジオウレン (ミツバノバイカオウレン)
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