「丸葉下野」「蝦夷丸葉下野」   バラ科シモツケ属
「マルバシモツケ」      山形県 蔵王山熊野岳近くにて (2010.7.11)
蔵王ハイラインレストハウス直下駐車場に止め、刈田岳分岐をお釜を観ながら蔵王山頂の熊野岳に行く、
花はコマクサが多く、違う場所はマルバシモツケも数は負けじと多く見られあちらこちらに咲いていた。

北海道〜本州中部以北の山地〜高山の日当りが良い岩礫地に自生の落葉低木、6〜7月白花を付ける。

花は枝先に複散房状に花序を出し、大きさ径5〜8mmの五弁花をに密に多数付け、雄蕊多数は長さ7
~10mmで花弁の上に長く突き出て、短い雌蕊1個と萼片が5個。

 花後は赤茶色の実が花の姿のままで付き直立して並び、花が咲いている様に見える。

茎の高さ30〜100cm、枝は角ばり細く良く分枝し初め紫色を帯びその後灰色になり、葉は互生し
1~3mmの短い柄が有り殆ど無毛の倒卵形〜広倒卵形で「蝦夷丸葉下野」よりやや長く、先は円頭で
葉脈が裏に出て無くて先の縁に重鋸歯。

木の名前は葉が丸く下野(しもつけ:栃木県)で最初に確認、「丸葉下野(まるばしもつけ)」と付く。

     山歩き記録 ⇒熊野岳(蔵王山)
「エゾノマルバシモツケ」    北海道 雌阿寒岳登山道にて  (2003.6.23)
野中温泉の登山口から登ると暫く樹木の中だが、その後眺望が広がり北海道らしい雄大な景観が見られ、
噴煙の上る山頂を目指し溶岩がごろごろの所を登っていると、白いシモツケの花が集まって咲いていた。

を北海道の高山砂礫地や岩礫地に自生の落葉小低木で、6〜8月枝先に白色で大きさ3〜4cmの5弁花
密に付け、母種のマルバシモツケより花序に付く花の数は少なく小型。

枝は細かく枝分かれし木の高さ10〜30cm、葉は柄が有り長さ2cm以下の円形〜広楕円形で互生し、
表面の葉脈が凹み透けて見え縁に鈍鋸歯が有る。

本種は葉脈の凹みが目立ちマルバシモツケと区別、花の名前は北海道で「蝦夷」とし丸い葉が付く下野。

        山歩き記録 ⇒雌阿寒岳
*バラ科シモツケ属    ・エゾシモツケ  ・マルバシモツケ  ・ユキヤナギ


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