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蔵王山
(ざおうさん)
熊野岳1,841m
(くまのだけ)
刈田岳1,758m
(かっただけ)
H22年7月11日
9時30分〜12時10分
山形県上山市
曇り一時時雨
”眺望抜群の山頂と
  花も結構多く
両方揃えば楽しめる”
 東北旅行の間に山も少し登ろうと思うが、 最近殆ど山行をして無い妻は軽い所で無いと登れ無い。

 車で山頂近く迄行ける「蔵王山」と、 バスで8合目迄運んでくれる「秋田駒ケ岳」を計画した。

朝焼け・・遠刈田温泉ホテルの部屋にて
 蔵王に近い遠刈田温泉(とおがったおんせん)に宿泊、 ブナ林が見える風呂を楽しむ。

 翌朝朝焼けを見て起き天気は良く無さそうだが、予定通り蔵王山に向う事にした。

 無料の蔵王エコーラインを走り、以前見た「三階の滝(さんかいのたき)」は パスし大黒天に来ると車が多く止っている。

 ここから刈田岳迄標高差約300m有り通過し、 刈田峠で蔵王ハイラインに入った。

 直ぐ料金所で520円を払う、 付近は多くの車が駐車し登山の団体が準備運動中。

 ここから登るとハイラインを何度も横切り、 味気無い急な登りが続くと思う。

 クネクネと走るが距離は僅かで大駐車場に着くと、 登山口に近い場所もかなり空いていた。

 直ぐ上に蔵王レストハウスが立つ場所に止め、9時30分階段を上がり売店に行く、 昼迄に帰れそうで昼食を持って来て無い、売店でお菓子を買いトイレを借り先に向う。
レストハウス前から蔵王山山頂とされる「熊野岳」

 左手に向う山頂が見え神社と、なだらかな山頂部の右端近くには避難小屋の突起が確認出来、 山歩きの姿で無い人の方が多い中、広く整備された道を刈田岳方面に緩やかに登ると少しで分岐に来た。
刈田嶺神社が立つ刈田岳方面に進む 尾根に上がり左の熊野岳方面に行く

 右に刈田岳のコンクリート階段を見送り、 左の熊野岳方面に進むが幅広い道で山登りのイメージで無い。

 右下に御釜が見え柵の辺りに人が居る、 少し進むと十字路で右にも道が付いていて御釜に降った。
御釜の方に降って行く 結構大きな御釜

 左はリフトで上がって来た道で何人かの人が歩いて来ていて、 お釜が見えると予想以上に大きな火口で、 見応えが有るが緑色が濁り気味なのが惜しい。

 偽木の柵がずっとされお釜に近付か無い様にして有り、 その際にも道が山頂方面に続いている。
御釜の柵沿いに登る、背後は刈田岳(振返り撮る) 長い丸棒の立つ馬の背道に戻った(振返り撮る)

 お釜を見ながら柵沿いに山頂方面に登って行くと、 少しで元の馬の瀬道に合流した。

 道の際にはずっと背丈の有る丸太が続いて、 積雪時や霧の時に登山道がここだと分かる為だと思う。
御釜を回り込んだ辺りから、右端の山は刈田岳と右端レストハウス

 右にカーブして正面に見える避難小屋に道が続いていて、 登っている人も確認出来る。

 降り気味に進むと山頂方面の斜面から人が下りて来る、地形図を出すと破線が入り帰りに使おう、 避難小屋に真直ぐ登るとお釜は見え無くなり、右のお釜に近い斜面を降って来る人が居た。
避難小屋へ真直ぐの道を外れ右に登る 御釜の水の色が緑色が強くなった

 あちらの方がお釜が見えそうなので、 右に入って行くと薄いが道が付いていて単独女性と擦れ違う。

 石の多い道をジグザグに登るとあちらこちらにコマクサが咲いて、 お釜は初めだけで見え無くなった。
コマクサ 避難小屋横の石積み

 こちらも地形図に破線が入り宮城県との県境に破線が続いているが、 途中から避難小屋方面の左に進む。

 コマクサは無くなり少しで避難小屋に上がった、 小屋の奥に避難小屋跡のような石積みが残っている。
なだらかな砂礫地帯を行く 山頂の神社が見えてきた

 ここからは丘の様な広々とした丸いコブに登って行くが、下は砂地に近い状態で コブに上がると山頂の神社が見え、近くにコマクサが咲くが「入らないよう」の立て札有り。

 右手に北の地蔵山と登山道が見えてきて、 全く木の無い道が続いている中を登って来る人が居た。
鳥居を潜り熊野神社へ なだらかな中央に山頂標柱

 なだらかに進み鳥居を潜ると熊野神社に着いて、 登山の安全を祈願する。

 右奥に行くと11時05分立派な山頂標柱と二等三角点「熊野岳」が有る、 熊野岳山頂にに着いた。
隣の地蔵山へ道は続く

 広々とした山頂は蔵王山山頂と言われこの山域の最高峰で、 360度開け眺望は抜群の場所だが余りになだらかな山頂で、各方向に少し歩き回った方が良く見える。
二等三角点「熊野岳(くまのだけ)」 帰りは左山のトラバース道を下る

 今日は雲が厚くどの方面も遠くは殆ど見えず、 登山者も早めに引き上げるのか4〜5人居るだけだ。

 石に腰掛けて登山口の売店で買ったお菓子を食べて休憩し、 11時20分下山開始する。
尾根の綺麗なラインを歩いて来た

 帰りは尾根右下の斜面を降って行く、 こちらの方が山頂に早く楽に登る事が出来るので登山者も多い。
マルバシモツケ ハクサンチドリ

 マルバシモツケが目立つ道にハクサンチドリと、白い蘭系の花が有り 初めて見る花だ。(⇒オノエラン)
オノエラン イワオトギリ

 近くの人に聞いても皆さん知らないと言う、 結構多く咲いているがなかなか良い被写体が見つからない。

 葉全体に黒点が散らばりイワオトギリだと思う花が見られ、 アオノツガザクラの大きな株も有った。
アオノツガザクラの大株

 ハイライン入口で見た団体が登って来た、 妻がどんどん先に行くので撮影を切り上げ尾根道と合流する。
ハクサンチドリとオノエラン ハクサンチドリ

 小雨がぱらついてきたが雨具を付ける程では無く、 お釜に近い道に入らず馬の瀬で下山。

 妻が膝が痛いと言うので分岐で別れ、 刈田岳にコンクリートの階段を登ると右手に鳥居と刈田嶺(かったみね)神社、 手前に社務所が有り神官さんがお札を授けていた。
刈田嶺神社(かったみねじんじゃ) かなり埋まった三等三角点「刈田岳」

 大黒天方面から登って来た登山者を時々見ながら、三角点は何処にと歩き回ったが見られ無い、 観光地らしく石のケルンが一杯作られ紛らわしい、 ここからも御釜全体が見られるがガスが出てきて隠れ気味。
刈田岳から御釜はガスが掛かっていた

 神社の横のコブに上がると、 埋まった三等三角点「刈田岳(かっただけ)」を見付ける事が出来た。
 (点の記にルビが無いが、地名の刈田郡は「かったぐん」と読むので 点名も「かった」で良いと思う)

 12時10分車に戻り、山形市内の蕎麦の三津屋に「板そば」を食べに向う。

 大黒天から歩けば五色岳や濁河源頭部の火山の光景が見られるとされ、山歩きとしては良い様だ、 刈田岳は観光地化して落ち着け無いが、眺望は優れているので是非立ち寄りを。


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本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
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    出会った花: ・マルバシモツケ ・アオノツガザクラ ・コマクサ ・ハクサンチドリ

           ・イワオトギリ ・シラネニンジン ・シロバナニガナ ・ウラジロヨウラク


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