「立坪菫」     スミレ科スミレ属
「タチツボスミレ」    長野県飯田市 風越山登山口にて (2008.4.30)
桜ヶ丘団地奥の登山口少し手前駐車スペースから歩き始めると、直ぐの所に咲いていた。

青い筋の入った下弁が極端に短くて、今迄見たタチツボスミレと容姿が随分違っている、
然し葉の様子は本種で間違いない無さそうで、花も容姿以外はタチツボスミレの花だが!

     山歩き記録 ⇒風越山
「タチツボスミレ」    岐阜県山県市 舟伏山登山道にて (2007.4.9)
登り始めて直ぐからタチツボスミレは咲いていて、下山する迄この花はずっと見られ、
写真は花弁全体に淡い紫色が広がって、青い筋も明瞭で美しいスミレとなっていた。

      山歩き記録 ⇒舟伏山
「タチツボスミレ」    岐阜県本巣郡 大白木山登山道にて (2006.5.15)
折越峠登山口から急な法面を鉄パイプに捉まりながら登山道に入ると、崩れていて少し危ない所を通過、
先に進むと大きな花のスミレが美しい色で咲き、土壌が肥えている様で他の花も大きく立派なのが多い。

花は雌蕊の先端が白色での基部の部分の付属帯が橙色をし、アクセントになって花を目立たせている。

      山歩き記録 ⇒大白木山
「タチツボスミレ」      長野県 熊伏山登山道にて  (2005.6.4)
青崩峠から狭い尾根を登る、花の少ない山だと思いながら急な登りに喘いでいると固まって咲いていて、
薄い青紫色の美しい花だったが、太陽が真面に当たり色が飛んでしまい実際の感じは出て無く惜しい。

      山歩き記録 ⇒熊伏山
「タチツボスミレ」     岐阜県武芸川町 汾陽寺山にて  (2006.4.14)
洞の登山口から権現山に登り千本桜に下りて、向かいの汾陽寺山に木が無い急斜面を登ると見られた。

日本全国の草地や山林内等に自生し、3〜5月根生葉や葉脇から花柄を出し淡紫色の花を1個付ける。

開花時は茎(花柄)の高さ5〜15cm、花は花弁5枚の大きさ1.5〜2cm、距は長さ6〜8mm
で唇弁の基部に紫色の筋が入り、花の色は普通淡紫色だが変化が多い。

根生葉は長い柄が有り心形で大きさ1〜4cm、茎葉は長い柄が有り互生し三角状で、基部の托葉は
披針形で櫛の歯状に深く裂け、花後に茎(花柄)は高さ20〜30cm程に伸長する。

花の名前は花が終わる頃に茎が伸び、坪(建物等に囲まれた狭い場所)の様な狭い場所も育ち「立坪」、
「スミレ」の語源がはっきりせず、普通に生え可愛い花で人々に摘まれ「摘みれ→すみれ」説を支持。

      山歩き記録 ⇒汾陽寺山
*スミレ科スミレ属(タチツボスミレ系  ・オオタチツボスミレ  ・ニオイタチツボスミレ


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