「コミヤマカタバミ」
岐阜県白川村 籾糠山登山道にて (2007.5.28)
天生峠の大きな駐車場から入り湿原を抜けた先に谷間が広がり、一面見事にニリンソウの群落が有り、
コミヤマカタバミはニリンソウに圧倒され、遠慮がちに淡桃色の筋が入る花が咲いていたが目立た無い。
北海道・本州・四国・九州の亜高山帯針葉樹林に自生、5〜7月花茎の先に淡紅色を帯びた花を付ける。
花茎は葉より高く5〜15cm先端に花を1個付け、花は径2〜3cmで花弁5枚に淡紅色の筋が入り、
中心部に黄斑。
葉は長い柄の付く3小葉で、小葉に短い柄が付き倒心形で長さ1〜3cm角は丸味を帯び少し毛が有る。
花の名前は「深山片喰(ミヤマカタバミ)」に似て、草姿や花が小さく子が付き「子深山片喰」と付く。
本品は草姿も花も大きくて「深山片喰」と変わらず、花弁に淡紅の筋と黄斑及び葉先が丸く本種とした。
山歩き記録
⇒籾糠山 | |