127 | (すてなぎやま) 983m |
H18年5月12日
9時55分〜12時20分 岐阜県東白川村 曇り |
”山頂から降りは 笹が生い茂り 道が隠れ気味” | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
天気がなかなか良くならず山に行け無い、
やっと晴れ間も出るとの予報で出掛ける。 東白川小学校全校生徒登山の6山中「捨薙山」だけが未登で、 やはり気になり登る事にした。
8時20分家を出て、41号白川で右折し62号を東白川に向かった。 東白川病院の神土(かんど)で大多尾峠に行く72号に右折、 暫く走り分岐に来てたぬきの絵の工務店看板を見て再度右折。 舗装された道を行くと真っ直ぐと左に曲がる分岐に来た、 ここは左折するが左に一軒だけ民家の有る所。 又暫く走ると分岐に来て右に橋が有り、舗装はここ迄で橋を渡って入る。 直ぐ若い男性がユンボを操作し道を修復していて作業を中断して頂き通過、 その先分岐に来ると右に広場有り隅に砂が積まれ、 登山口直進だが前方直ぐ土砂崩れの為進入禁止だ。 広場に駐車し9時55分歩き始める、 直ぐ山側が崩れているが余り酷い状態では無い。
曲がりくねった林道を進むと分岐に来た、 ここに登山口迄300mの案内が有り左に入る。 山側が崩れた所を2箇所通過の先は良い道となり、 左に手彫りの「捨薙山登山口」案内が立っていた。
ここだと思うが山に入る道が無い、 無理に背後へ上り沢に入るも全く道らしのは見当らず、 林道を進むと林道の終点に来た、奥を見ると矢印の指標が立っている。
以前は先程の捨薙山登山口指標の所で林道は終わり、 その先は山道だった様だ。 林道が延長された様子だが紛らわしい、 矢印の方を見ると苔むした橋が見え渡り山に入って行く。
右山で進むと道は杉林の中幅広く作られ分かり易い、 その先ジグザグに登る様になり狭い道に変わる。
少し進むと太い桧林となり下草が生えて無く、 道は明瞭となりどんどん高度を上げて行く。
前方明るくなり尾根が近くなって来ると、 先は自然林で光を通した新緑が美しい。
10時35分尾根に上がり右へ尾根伝いに進むが指標は無い、 道は付き気分良く進む。
笹が少し深くなったが背丈が低い笹で苦にはなら無い、 壊れた家を見ながら新緑の林を行く。
降り気味になってきたら狭い林道に出た、横切り直進し軽い尾根状の道を登る。
少しきつい登りだが左から尾根が合流すると直ぐ、 11時丁度「捨薙山」山頂に着いた。 三等三角点「捨薙(すてなぎ)」と東白川小登頂記念標柱が有る狭い山頂は、 全く眺望は得られ無い。
未だ昼食には早く又居心地も暗い山頂で良く無いのでオレンジを食べ右に急降下して行くが、 山頂にこの方向へ矢印指標が立ち、生徒諸君も往復でなく周回コースを歩いている様だ。 登頂記念標柱は平成16年5月1日で2年前だが急降下の道は笹が深く足元が良く見え無い状態、降り切り先のコブに上がる辺りから一層笹が深くなって道が拾え無い。
地形図を見ると尾根は左にカーブしていて、コブのピークから左に降ると又道が出て来た、ここは山頂から降ったばかりの所だが、指標が欲しいと思う。 ほぼ真っ直ぐに進んで行きコブに上がると、矢印指標が立っていて右を指していた。
少し分かり難い道を拾いながら笹の中を降り、 軽く登ると又矢印指標が出てきて大きく降り始める。
左側が開ける所に来たが曇って何と言うのは見えず、 右後が捨薙山だが木の間で良く無い。 この辺り狭い尾根で道は分かり易く、そろそろ左に曲がる頃だと注意していると矢印指標が有り、道は左に曲がり赤い山仕事の№が書かれたテープが目立ち、先に進むと数字が小さくなって行く。
尾根左側の笹の間を緩やかに降るとテーブル型の石が有り、 下には人工的な石積みが見られた。 何時の間にか赤いテープは無くなったが、 ピンクのテープ(山仕事用)が時々付けられている。
今度は尾根の真中を降って行く様になったが笹で道が見辛い、前に整備した時作られた 丸太で階段状の所とそれに切り株が有るが、それらが笹で隠れ気味。 慎重に歩かないと転ぶ恐れが有り、危険な場所では無いが歩き難い。
大岩を回り込み降り、 右下に降りるポイントが近いと思いながら進むと半円状の岩が見えて来た。 ふと岩の前の下を見ると矢印指標が有り、 尾根を外れてUターン気味に右に狭い道が付いている。
ピンクのテープは真っ直ぐ尾根方向に続いているが、 右に入るとなだらかに降り少しで狭い林道? が見えてきた、倒木も有るがしっかりした道なので降って行く。
事前の調べでは林の中を急降下し、 広い林道に出るとのイメージを持っていたが何処に出るのか? 広い林道が見えてきて降りると見覚えが有る道だ、 右へ行けば最初に行った登山口だと思われる。
右に少しで登山口手前に有った「捨薙山登山口」の指標に来た、 随分登山口に近い所に戻った物で、「林道分岐登山口まで300m」の指標から、 北へ林道を進んだ所に下山する予定が全く違っていた。 12時20分車に戻る、これで東白川小学校全校生徒登山の六山を達成。
付知峡に行き夕森山登山口の確認をし、 滝を見て遊歩道を散策したがシャクナゲは終わっていた。 その後川上へ行き3号川上川手前に有る、「かたらいの湯」入浴料金400円に行くと 山の中にしては立派な建物が立ち、今は地方の時代なのか田舎の方が大きな設備の施設が多い。 お湯はぬるっとした温泉らしいものだった、只風呂は狭く10人も入れば一杯になりそうだが 地域の人用の施設でも有りこれで十分だと思われる。 山頂迄の前半は登山道も分かり易いが帰りのコースはかなり笹が深くて戸惑う、特に山頂から 下り最初のコブを左に曲がる所は笹が深く分かり難い、只しそれ以降は矢印指標が立つ。 見所は余り無い山だと思われるので、 地形図を手にルートファインデイングを楽しんではと思う。
確認出来た山: 無し | 出会った花: 無し |