119 | (おしろやま) 1,133m |
H18年4月9日 11時25分〜14時 岐阜県白川町 曇り時々晴れ |
”登山道古道の感じ 然し杉を枝打ちの 小枝が散乱” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゆっくり起きたら風は少し強いが薄日が射している、
明日は崩れるとの予報の為山に行く事にする。
9時30分家を出て41号白川で62号に入り、 東白川神土で256号に左折。 桜峠を越え下り切り佐見川の橋を渡り右に曲がる、256号は左に続く。 有本の集落に来ると、前方に立派な尾城山が見えている。 集落を過ぎ別荘が並ぶ所が有り、 その先くねくねと登ると鋭角の左カーブに来た。 そこに大きな「尾城山登山案内」の看板が立ち、登山口の標柱も有る。 ここ迄狭いが舗装された道で、普通車でも全く問題は無い。 道路脇に車を止めるが駐車スペースは3台程度か。
11時25分歩き始め杉の植林帯を右に沢を見て行く、コースはこの谷を詰め山頂下に上る。
左に石積みが見られ何の目的? 谷には小滝が有り杉林で無ければ美しい流れになると思う。
道は緩やかで丸太の橋を渡り苔むした岩の多い道を進むと、 幅広い道で古道の感じがしていた。
分岐は手書きの指標が立ち助かる、 横木の付いた丸太橋を渡るが丸太だけで無いので滑ら無い。
11時45分休憩所と書かれた所に来た、ベンチが2基有り休憩するが杉林の中で居心地は今一、この辺り杉の木の枝打ちをしたばかりの様で道に小枝が散乱している。
登山道沿いに広く網で囲われた一角が有り、 檜の幼木が添え木し植林されているので鹿避けの為。 荒れた谷を登る様になると、前方明るくなり自然林になってきた。
道は急になったが、 非常に良い感じの二次林で新緑の時期のここは素晴らしいと思う。
低い笹の中をジグザグに登って行く、 太い木には木の名前の札が付けて有るが知らない木が多い。
尾根が見えきつくなり息を切らせながら上がると分岐で指標が有り、 直進「加子母」となっている。
右の山頂方面に進み、なだらかな道少しで12時20分大きく切り開かれた「尾城山」山頂に着いた。 多くのベンチが設置され、二等三角点「尾城(おしろ)」と背後に立派な御影石の山名石碑が有る。
それに東白川小学校の全校登山記念標柱以外に、 その他の記念標柱も立っていて賑やかだ。 北から西方面が大きく開けているが霞んで良く見え無い、 白山らしき山も有る様な気がする程度。
東から南は植林されいて全く見えないが、 「南東へ50m御嶽山展望所」の案内が有る。 南方面から男性が登ってきた、「御嶽山は見えました?」と聞くと「少し」との事、ザックを下ろさず先に見に行くと50mも無く直ぐの所に展望所が有った。
御嶽山は少し雲が掛り霞んでいるが見えている方だ、 然し小秀山と高時山に隠れ上部しか見え無い。
私の方は「分かり易い良い道だった」と言うと、 この道は知らなかった様だ。 「一緒に有本へ降りましょう、車の所迄送りますよ」と言って昼食とする。 南西尾根に道が降っていて、 「あちらに降りられますか」と聞かれたが知ら無い。 暫くでGPSを手に、 「これを持っているので又来た道を帰ります」と言い下山して行かれた。 南西尾根を人が歩いているのを思い出し、 鳥屋峠に尾根を行き谷を南西に曲坂に降る道。 同じ道は出来るだけ歩きたく無いと言って見えたので、早く気付けば良かった。 再度御嶽山を見に行きもう少し見えるのではと粘るも、 変わら無い為13時15分下山開始。
13時40分休憩所に戻り、 谷に降りて写真を撮ったりしながら14時車に戻る。 このコースは良く整備され地元の人が大勢登っている道で、 杉の小枝も近々片付けられそうだ。 山頂手前の雑木林は非常に感じが良い林で、 新緑の美しさは格別なものが有ると思う。
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確認出来た山: ・御嶽山 ・小秀山 ・三笠山 |