314
百々ヶ峰
(どどがみね) 418m
「古津小回りルート」
H22年2月21日
9時55分〜14時30分
岐阜県 岐阜市
晴れ
”白山展望地で
  白山は
 見え無さそう”
 天気の良い日となった、これから暫く愚図ついた日が続く予報が出ているので 急遽山に行く事にした。

 妻も同行すると言うので厳しい歩きは駄目で、 良く分かっている百々ヶ峰とする。

駐車した工場跡地
 先月百々ヶ峰に古津から登るも、 帰り「長良川ふれあいの森」園地遊歩道で味気無かった。

 芝生広場より違う道が有りそうなので、 再度歩いてみようと思っていて丁度良い。

 今日は日曜日で駐車場は大丈夫かと思いながら、 前回の百々ヶ峰と同じ道で古津に向った。

 長良川右岸藍川橋を過ぎ長良川右岸道路と合流の信号で右折、 右岸道路と別れて直進する。

 前回止めた右手道路の膨らみは1台しか車が無い、 前回ほぼ一杯だったのだが。

 今日は内回りをするので通過し、 少し先右手の工場跡地に着いたら1台も駐車されて無い。

 前回はここに数台止っていたのを見ている、 今日は天気が良く皆さん遠出をしているのかも。

 9時55分歩き始め林道を奥に進むと、 直ぐチェーンで車止めがされている横を通って行く。
古津林道車止め 林道途中の一之洞林道への入口

 左側美しい林となってきて少しで、 林道は真直ぐ続くが右側に指標が立つ分岐に来た。

 左方向「一之洞林道」右「モニュメント広場」となっていて、 左に入り軽く下って行く。
美しい林が広がっている 突き当り分岐は指標が有る

 左にカーブ地点の右奥にネームが見え、 以前学校関係の植樹か何かをしたのが放置されている様だ。

遊歩道が続く
 水の無い沢筋を過ぎると、突き当たり指標が立ち左右に道が有る。

 指標は左「一之洞林道」右「記念植樹の森・ふれあい広場」とされ、 一之洞林道に進んだ。

 整備された幅広い遊歩道が続き、 両側に植樹の余り元気が無いモミジ等の木が何本か有る。

 素晴らしい林を伐採して植木をするとは、 町中の公園と違う山の自然の中にすべきで無い。

 美しい林を見下ろす様になった、 林床は下草も少なく落葉の絨毯状態でこの景観を見に来るだけでも価値が有る。

 只し冬のこの時期だから下草が目立た無いのかもしれない、 春・夏・秋にも見てみたいものだ。

 変わらず幅広い遊歩道が続き、急になってきたら土留めの階段が続いている。
山頂部白い乗鞍岳と御嶽山が見えている

 かなり上がった頃右後に御嶽山と乗鞍岳が見えてきた、 今日は眺望が得られる様だ。
上の方は土留め階段が続く 尾根をカットした先一之洞林道に出た

 ジグザグに土留め階段を上がり、 尾根をカットの荒々しい岩肌を通りその先舗装の一之洞林道に出た、このカットされた尾根が、 帰りに降ろうとしている芝生広場からの尾根なのだが山道が無い。

 先行している妻は先にどんどん進むので、 戻って調べる事もしないで右に舗装も新しい林道を行く。
出来て間もない林道を歩く 地形図破線の谷道を下る

 この林道は最初に入った長良川右岸道路分岐の先少しに入口が有るが、 一般車進入禁止となっていた。

 殆どタイヤ跡の無い道を緩やかに登り、右にカーブし下り始めた谷に地形図破線の道が有り入った、 初めは狭い道だったが直ぐ桧林の中の幅広い暗い道に変わる。
暗い桧林を進む 東海自然歩道に合流

 どんどん下って行くと、 先回長良川展望所より来た時に通った東海自然歩道の指標が立つ所に出た。

 右に進み伐採斜面を見ながら松尾池上の舗装道に来て、 南稜ルートで登る為松尾池の際を通って下る。
松尾池上の道に出る 松尾池の縁を通過

 10時40分松尾池下の駐車場を過ぎその先カーブミラーが2本立つ間の松尾池下登山口を入った、 前回の1月24日に木に付けられていた「松尾池下登山口」の案内は、外されたのか見当たら無い。
松尾池下登山口から入る 南谷道との分岐で右に進む

 道路沿いに行き左に曲がると直ぐ直進と右の分岐に来て、 白いビニールが笹に付けて有る右に入った。

 真直ぐは前に通った南谷道で松籟団地方面へ行けて、 不動岩ルートや三の谷ルート入口に通じている。
最初は両側下草や潅木 眺望の得られる大岩の際を通過

 この道は以前降っているが登りは初めて、妻は岩場の直登ルートは登ったがこのルートは知ら無い、 下草や潅木で少し雑然としているが道はしっかり付き、少し登ると岩が出てきてすっきりしてきた。
帰りに歩く芝生広場の尾根、下に松尾池

 大岩が続く辺りから右手が開け、 帰りに歩く芝生広場からの尾根や下に松尾池・岩船荘が見えている。

尾根の分かり易い道が続く
 ご夫婦と思う二人が下山してみえ、 「松尾池へ下れますね」と聞かれた。

 この道を上がったコブ分岐で、 反射板に行く積りを間違ってこちらに下られた様子。

 コブは主尾根の旧道で東海自然歩道看板が有る場所、 間違え易い所?と思いながら分かれる。

 鉱山跡の抜け落ちた感じのアナポコが有る所を迂回して登って行くと、 左側開け伊吹山が覗いているが今日は霞んでいた。

 妻が遅れ気味になるのでゆっくり登り、途中岩に腰掛けて休憩を取る。

 コブに上がると確かに両方同じ様な道に見えている、 地形図を見ない人は注意が必要な場所かも。

 最も現在は尾根部の新しい遊歩道を歩けばこの分岐に出会わ無い、 旧道を歩く人は極端に少ないが。
伊吹山が見えているが霞んでいた 主尾根に上がると東海自然歩道の案内

 右に進み遊歩道に出て右の旧道に入り、 三等三角点「百々峰(ももがみね)」の有る山頂に着いた。
  (点の記は百々峰と「ヶ」が入って無くて、 読みは「ももがみね」となっている)
山頂展望台から金華山

 一応展望台に上がってみたが、 何時もの様に南から西は霞んでいて良く見え無い。

 何人もの人が昼食中だが直ぐ権現山方面に下り始めると、 御嶽山から北方面の山が結構見えている。
笠ヶ岳から御嶽山・・山頂直ぐ下にて
笠ヶ岳から奥穂高岳アップ・・山頂直ぐ下にて

 乗鞍岳の左は肉眼でも、 穂高岳・槍ヶ岳・笠ヶ岳と断定出来るくらいだ。
高賀山の左は大日ヶ岳・白山方面だが

 高賀山の左に少し離れて山間に二つの真っ白な山が有る、 方向は大日ヶ岳・白山方向だが?
能郷白山・大白木山・舟伏山
舟伏山方面アップ

 その左を追って行くと、 舟伏山から少し離れて能郷白山が分かり易い山容で続いていた。
小津権現山

 土留階段が続く道を下り公園管理道に出た、 トイレの前を通過し権現山土留め階段の登りはパスする。

 直ぐの右手ベンチが並ぶ前を通り、 権現山から下って来る東海自然歩道に合流し白山展望地に来た。

権現山山頂をパスする入口 東海自然歩道に出て白山展望地へ

 今日は幾つも並ぶベンチも空いていて、 人が少なく静かなのでここで昼食とする。
白山展望地から御嶽山
白山展望地から高賀山・瓢ヶ岳方面

 大きく広がり御嶽山や乗鞍岳が正面に見えるが、 先程山頂部で見た高賀山左の白い山が確認出来無い。
白山展望地から白山は見えず
百々ヶ峰山頂部から白山

 見えるとすれば方向からこれ以外に大日ヶ岳と白山は無く、 白山展望地から白山は見えない事になる。

 13時芝生広場に向う、 右に松尾池に下る分岐指標の先芝生広場指標で管理道と別れ右へ入った。
芝生広場から尾根に直進 自然な道を下って行く

 ジグザグに幅広い遊歩道を登りベンチテーブルが2基有り 眺望の得られる芝生広場に上がるが、中央アルプスは殆ど雲の中だった、 尾根を降りる為左の遊歩道と分かれ真直ぐに下って行く。

 少し降り始めると直ぐ分かり易い尾根道となり、 かなり踏まれていて明瞭な山道となっている。
明瞭な尾根道が続く 朝登った南稜尾根・・松尾池の向こう

 右手開けて松尾池の向こうに朝登った南稜尾根が見え、 直ぐの尾根が岩場の南稜直登ルート。

 歩き易い時々開ける尾根道で、 どんどん距離を稼ぎ長良川に架かる千鳥橋方面が開けてきた。
岩の砦のような場所 下に遊歩道が見えた

 岩が出てきて急降下すると砦の様な小スペースが有った、覗き込むと直ぐ下に林道が見えている。

 その先右山になると直ぐ狭い道になり、朝登って来た遊歩道に下りたが場所は林道に出る直ぐ手前。
遊歩道に下りる手前の道・・振返り撮る 遊歩道を帰って行く

 前もってここに道が有ると思って見れば、 見逃さ無い程度に道は付いている。

 朝登って来たジグザグに付けられた遊歩道を降り、14時30分車に戻った。

 「別ルートの記録」
 ①H18年1月22日  松尾池〜南稜直登ルート〜山頂〜西峰〜反射板〜権現山〜白山展望地〜松尾池

 ②H20年2月18日  ふれあいの森〜免許試験場〜源太峰〜白山展望地〜権現山〜 山頂〜反射板〜5鉄塔〜ふれあいの森

 ③H21年11月26日  松尾池堰堤下〜南谷道〜真福禅〜西山ルート〜反射板〜西峰〜山頂〜 南稜ルート〜松尾池堰堤下

 ④H21年12月7日  松籟団地奥〜不動岩ルート〜山頂〜西峰〜反射板〜三の谷ルート〜山頂〜松籟団地奥

 ⑤H22年1月24日  古津〜長良川展望所〜松尾池〜南稜直登ルート〜山頂〜〜白山展望地〜芝生広場 〜東外回り

 古津林道経由一之洞林道の遊歩道階段の登りや、 その先一之洞林道の舗装道歩きは良いとは言えない。

 東海自然歩道長良川展望所〜松尾池〜南稜ルートで山頂へ、 芝生広場~今回ルートで下山がお勧めか?


クリックしますと元のサイズで表示します
本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
クリックしますと元のサイズで表示します、書き込みの赤破線は正確ではありません
出会った花:  無し


TOP 山行一覧 山歩き13