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百々ヶ峰
(どどがみね)  418m
「往;松籟団地不動岩ルート」
「複;松籟団地三の谷ルート」
H21年12月7日
10時15分〜13時
岐阜県 岐阜市
晴れ
”道は急な斜面と
 薄い所も有るが
自然な感じが良い”
 先日体調が戻って無くパスをした、 松籟団地の「不動岩ルート」と「三の谷ルート」に行く事にする。

松籟団地奥の登山口、ここに駐車
 長良川右岸道路を走り鵜飼大橋北の信号で右折、 長良公園・長良高校の信号は幅広い道なりに右に進む。

 その先左にカーブし最初の長良3の信号を右折、 角にVドラッグを見て北に入る

 道なりに広い道を選ぶと右方向に進み、 突き当たりに真福禅寺が見え手前六社神社を右折した。

 この道はバス通りで真っ直ぐ松籟団地の中を進み、 右手池を見て車止めに来る。

 車止め手前に2台程駐車可能の為止めた、 手前に住宅地だったと思われる空地1区画が有るのでここも駐車出来るか?

 10時15分気温が低く手が冷たいので手袋をし歩き始めるが、 前回通ったので勝手知った道だ。

 大岩が多い渓谷風の谷と、 目と口に見える三つ穴の空いた堰堤を過ぎる。
右手渓谷風の岩が多い沢 目と口に見える堰堤

 背丈程のコンクリート壁が低くなると、 「弘霊不動奥之院」の石柱が立つ分岐に来て左へ入った。
分岐を左に進む、右は松尾池下へ 廃屋と先はトイレ跡

 小さな家が見え廃屋だ、 壊れたトイレを過ぎるが夏場は下草が煩わしいと思う道が続いている。

 左の少し上にも廃屋と思われる建物を見ながら、 石が敷き詰められた谷状の所を通過した。
石を敷き詰めた谷状の所を通過 分岐左は三の谷ルート、右の不動岩ルートへ

 幅広いしっかりした道が付いて一時は大勢の信者が不動様に通ったのかも、道はずっと緩やかな登りで分岐に来たが指標は無い、然しここが三の谷と不動岩ルート分岐だと思う。
左に少し入ると谷の手前に案内 指標には「松籟ルート」「反射板へ」

 三の谷の様子はと左に入ると木に板が付き、 「松籟ルート」「反射板へ三ノ谷登山道」と有った。

 その先狭い谷をを渡って先に道が続くが、 分岐に戻り右の不動岩ルートに進む。
道は余り踏まれて無いが明瞭 落ち葉一杯の自然林の道

 なだらかな道は明瞭に付き、左は岩が多い涸沢が続き明るくなると落ち葉が一杯で道を埋め尽くす、それでも道は以前良く踏まれていたのか明瞭だ。

 少し急になって来ると樹間に岩壁が見えてきた、 道は岩の真ん前に上がり左に続いている。
岩窟に石像 大岩壁を振り返る

 岩窟に注連縄が張られ中に4体の石像が有り、 一番大きいのは不動明王だが小さいのもお不動さんか?それにしても大きな岩で高さ約50mとされるが、そんなに有る様には見え無いが?
岩壁の左奥から急登が始まる 上がると登山道に岩が出て来る

 岩の前を通った左の小さな谷状の先に赤紐が木に付き、大岩から離れ左に急登となるが前回の西山4号墳ルート最上部の様なザレは無い、只し木や岩を掴んでの登りは有る。
振り返ると金華山が見える様になった

 急登は暑い!立ったまま水を飲んで登って行くと 背後に金華山が見えてきた。

 落ち葉一杯になり指標が見え尾根道に上がると、 木の間に西峰の三角点と反射板のコブが見えている。
案内指標が見えてきた 尾根に立つ三方向の案内

 指標には今来た道は「不動岩を経て(難路)松籟団地へ」、 西は「341.5mの真福寺山三角点を経て反射板の真福寺山へ」 東は「名称復帰の417.9m百々ヶ峰へ至る」と書かれていた。
尾根に上がった所から右三角点左反射板のコブ 直ぐ先前方の3本の道は旧道の右を行く

 東に向うと四叉路に来て公園が作った指標が立ち、 左「管理道」真っ直ぐ「百々ヶ峰展望台」と有る。

 遊歩道の右の旧道にMと入った白と橙の看板が立つが、 何の案内なのか「ふれあいの森」の関係?
旧道は自然な雰囲気

 自然な旧道を緩やかに登って行く道は、 雰囲気の良い所が続き丸太の立派なベンチも見られた。
旧道に立派なベンチ 道から少し入った社

 東海自然歩道の看板を見て、その先左への狭い道に入ると小さな社が見られ、戻り軽く降って登ると前回降った松尾池南稜ルート分岐のコブに上がり、再び降り遊歩道に出る。

 遊歩道は結構人を見掛けるが、直ぐ旧道が有り入ると歩く人は極端に少ない。
旧道は変わらず良い感じの道 三等三角点と平らな山頂

 旧道は自然感の有る良い感じの道なのだが、 自然への思い入れは人それぞれに違っている。

 電波中継所横を通り、11時15分三等三角点「百々峰(ももがみね)」の 有る山頂に着いた。
  (点の記では百々の後に「ヶ」が入って無く、 読みは「ももがみね」となっている)
山頂から右端が金華山と下に長良川、奥は霞んでいた

 展望台や下のベンチを入れ10人弱の人が居る、休んでいると次々に到着するが常連が多い様子。
山頂から片知山・天王山と離れて誕生山

 眺望は前回より一段と霞み良く無い、 11時30分時間も早く昼食は反射板前にしようと西峰に向う。
西峰(真福寺山)は四等三角点「下岩崎」の有る小広場 三角点の上に「百々ヶ峰西峰」の看板

 帰りも旧道で四等三角点「下岩崎(しもいわさき)」を通り、 指標の立つ三の谷ルート分岐に来た。

 下山に使う左の反対方向は 「西尾根・西山団地・諏訪神社」と書いて有り帰りに歩いてみよう。
指標の立つ四辻の暗部、左が帰る三の谷 2基の反射板に来た

 12時反射板に着き腰掛けられる岩で昼食とした、北風が強く北面は寒いがここは南垂れで暖かい。

 腰掛けてススキの先に金華山を見ながら、今日は誰も来ないのでのんびり出来る。
ススキの向こうに金華山を見て昼食 西山4号墳ルート下り口

 12時30分下山開始といっても、 先程見た反射板をトラバースする道を歩こうと逆の西に進む。

 前回登って来た西山4号墳ルート入口に来るが、普通に見ると休憩に良い様な場所だと思うだけで、木に赤テープと急斜面に降下する際に岩が有るのが目印。
反射板から西に進むと眺望の良い道 尾根芯に戻ると右にテープ

 直進の西山団地・諏訪神社に進むと眺望の良い道が続き、 尾根芯に戻ると右にテープが張って有る。

 右鋭角に薄い道が有り入って行く、 これが反射板トラバース道だと思うが余り歩かれて無い感じ。
右山で反射板コブをトラバースの道 三の谷ルート最初は落ち葉で道が見辛い

 一部狭い所が有ったが、やはり指標の立つ三の谷への下り口に戻りそのまま降って行く, ここに立つ指標は「岡口谷を経て松籟団地へ」と書かれていた。
自然林のトンネル

 細い木が密集し落ち葉が一杯で道が判り難いが、 僅かに窪んでテープも有り探す程では無い。

 少し降ると少しずつ明瞭になってきて、その内にしっかりした道に変わる。
道は明瞭になるが結構急降下 右側深い谷となってきた

 周囲見える範囲は自然林で気持ちが良い、結構急な降りが続き落ち葉で滑ら無いよう注意する、目印のテープは続きどんどん降り二度小さな谷を渡るが谷自体は歩か無い。

 右側深い谷になり暫く降ると広々としてきた、 道は浅い谷に木が散乱している所に進み降りて上がる。
広い谷状に来て倒木へ道は続く 左手の木に「松籟ルート」の案内

 木に「松籟ルート」の板が有り、 その先「松籟ルート・反射板へ三ノ谷登山道」の案内に戻った。
朝見たぐしゃぐしゃとした谷を渡る コンクリート壁を通過し戻る

 後は朝と同じ道を降りコンクリート壁の際を通過して、13時15分車に戻る。

 その後西山団地ルート登山口を見に行く、西の外れに団地から離れ1軒の民家が有り道が付き西山団地ルートだと思う、民家前の結構広い空地は駐車して良いのか?

 *別ルート及び関連ルートの記録
 ①H18年 1月22日  松尾池下〜南稜直登ルート〜百々ヶ峰〜反射板 〜百々ヶ峰〜権現山〜白山展望地〜松尾池

 ②H20年 2月18日  ふれあいの森〜免許試験場〜源太峰〜白山展望地 〜百々ヶ峰〜反射板〜5番鉄塔〜ふれあいの森

 ③H21年11月26日  松尾池下〜松籟団地〜真福禅寺〜西山4号墳ルート〜反射板 〜百々ヶ峰〜南稜ルート〜松尾池下

 ④H22年1月24日  大蔵山トンネル〜長良川展望所〜松尾池〜南陵直登ルート〜 山頂〜〜芝生広場~大蔵山トンネル上

 ⑤H22年 1月24日  古津工場跡地〜一の洞林道〜松尾池〜南陵ルート〜 白山展望地〜芝生広場〜282P

 ルート名は『ウィキペディア(Wikipedia)』を基本にし、名前の無い道は私が勝手に付けています。

 不動岩・三の谷ルートとも少し道は薄いが、町の近くでは自然観が味わえる貴重な道だと思う。

 駐車スペースが少ない、手前の空地に止めても良い雰囲気で、池の堰堤も3台程度駐車出来そうだが?


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本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
クリックしますと元のサイズで表示します、 書き込みの赤破線は正確では有りません。
出会った花:  無し


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