「雪 笹」     ユリ科ユキザサ属
「ユキザサ」      岐阜県本巣市 雷倉登山道にて (2008.5.13)
登山口から沢を渡り山に取り付くが花は咲いていない、岩がゴロゴロの急登に来ると一変し色々
な花が見られたが、葉の形がユキザサの卵状で無く披針形に近いので本種で無いかもしれない。

只花はユキザサの花で他に思い付く花は無いのだが?      山歩き記録⇒ 雷倉
「ユキザサ」      岐阜県根尾村 能郷白山登山道にて (2002.6.3)
奥まった能郷谷登山口から登り始めると最初から急で、林道を横切った後も一直線の急登が続き、
木の背丈が低くなると上方に登っている登山者が見える、この花は痩せ尾根のせいか小さかった。

北海道及び本州・四国・九州の山地の林に自生し、5〜7月茎先に円錐状に白花を集まって付ける。

花は大きさ6〜8mmの両性花で花披片6枚は長楕円形長さ3〜4mm、花序と花披片に毛が多く、
花披片の内側に雄蕊6個と中央に雌蕊1個有り雌蕊の先端は3裂し、花後に赤くて丸い実が付く。

茎は下部直立で上部は斜上し高さ20〜70cm、葉は長楕円又は広楕円形で互生し7〜10枚。

花の名前は花が白で小さく葉が笹の葉に似て、葉に粉雪が付いている様で、「雪笹(ユキザサ)」。

      山歩き記録⇒ 能郷白山
*ユリ科ユキザサ属    ・オオバユキザサ  ・ミドリユキザサ


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