「衝羽根草」   ユリ科ツクバネソウ属
「ツクバネソウ」    岐阜県中津川市 唐塩山登山道にて  (2009.6.1)
木曽越林道の新たな登山口から登り始めて尾根に上がると、少し先の所に咲いている、
マイヅルソウやユキザサは登山道脇に多く見られたが、ツクバネソウの花は少なかった。

     山歩き記録 ⇒唐塩山
「ツクバネソウ」    滋賀県米原市 五色の滝にて (2006.5.14)
ブンゲン(射能山)に登ったが、伊吹山に近いので花に期待するも僅かしか見られない、
帰り ⇒「五色の滝」に寄ると咲き、珍しい「白銀草(しろかねそう)」にも会えた。

黄色い雄蕊8本がしっかりしていて、茶色の雌蕊4本も大きく開き立派な感じがした花。

      山歩き記録 ⇒ブンゲン
「ツクバネソウ」    福井県勝山市 赤兎山登山道にて (2006.6.29)
この山は植物に適した土壌の様で、登り初めから色々な花が咲いていて楽しめる、
ツクバネソウの他には、エンレイソウやマイヅルソウが数が多く咲き目立っていた。

       山歩き記録 ⇒赤兎山
「ツクバネソウ」     岐阜県高山市 船山登山道にて  (2006.6.4)
東山古道が通る位山峠から登り始めると直ぐ、深い森の新緑が殊の外美しく楽しみ登って行く、
あららぎ湖分岐辺りからツクバネソウが見られ、「船山」の中でこの花が一番多く咲いていた。

北海道及び本州・四国・九州の深山の林下に自生し、5〜8月茎先に淡黄緑色の花を付ける。

花は花柄の長さ3〜10cmの先端に花を1個上向きに付け、大きさ2〜4cm長さ1〜2cm
黄緑色披針形の外花披片4個で内花披片は無く、花糸の長い葯が線形の雄蕊8本の葯は黄色
で3〜4mmが形良く雌蕊を囲み、雄蕊より長い雌蕊1本の花柱は先が4裂し噴水状に開き子房
は緑色の球形。

4裂する雌蕊は写真黒色だが、黄色や茶色に近いのも見掛け徐々に濃い色に変化するようで、
花後に大きさ約1cmの緑色の球形液果も紫黒色に熟す。

本写真は外花被片(花弁)がほぼ水平に開き、この姿が美しい形だと思うが徐々に垂れ下がる。

茎の高さ15~40cmとなり、葉は茎の先端に4枚が輪生し無柄の長さ4~10cm長楕円形
で先は尖り無毛の全縁で、その中心から直立した花柄を出し先端に花を付ける。

花の名前は①4枚輪生している葉の形の様子が羽根突きの羽根に似て付く ②葉と共に花後に
付く実の様子が羽子板で突いて遊ぶ「羽子(はご)」に似て「衝羽根草」と付いたの二説有り。

  追:近年科名がユリ科からシュロソウ科に変更になったようです。

        山歩き記録 ⇒船山


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