「玉紫陽花」     ユキノシタ科アジサイ属
「タマアジサイ」    長野県駒ヶ根市 光前寺にて (2009.8.17)
「レンゲショウマ」 を見たくて遠いが光前寺迄行った時、境内の奥の方に咲いていた、
装飾化の真ん中が赤味を帯びていて可愛いので撮ったが、光が強くて上手く出せず。
「タマアジサイ」      愛知県稲武町 月ヶ平にて (2008.8.16)
「オオキツネノカミソリ」 群落が見られるとの情報で、80号から案内に従い入ると咲いて、
「ヤマアジサイ」も有ったがこの花が咲いた株も多く、葉の大きさと共に目立っていた。
「タマアジサイ」     岐阜県中津川市 神坂欅平にて  (2007.8.24)
富士見台に行き帰りに 「神坂大檜」を見ようと、車道を下り恵那山登山口の少し下の広場に駐車、
大檜に向かい歩くとタマアジサイが咲き、上には大きな株が有ったが写真の撮れない位置だった。

本州福島県〜中部地方と伊豆諸島の谷川沿い等山地林内に自生、他のアジサイより遅い8〜9月
アジサイに似た花を付ける。

花は枝先に散房花序を出し、花序は初め総苞に包まれた3〜3.5cmの真ん丸い球形で、その後
総苞は落ち、淡紫色の小さな両性花多数を直径2〜3cmの白い装飾花が取り巻き、花弁及び蕚片
が4〜5個で、雄蕊8〜10個と雌蕊(花柱)は2〜3個。

木の高さ1.0〜2mとなり良く枝別れして若枝には微毛と剛毛が密生、葉は柄が付き対生し長さ
10〜20cmの卵状楕円形の基部円形で、先は尖り縁に歯牙状の細鋸歯が有り両面共短毛が密生
しザラ付く。

木の名前は本種の蕾の状態が苞に包まれ玉の形をして、紫陽花属で「玉紫陽花(タマアジサイ)」。

  *この写真は開花後で全く玉状の蕾が無い、上の「月ヶ平」の写真に良く出ている
*ユキノシタ科アジサイ属   ・ノリウツギ  ・ミナヅキ


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