「水無月」    ユキノシタ科アジサイ属
「ミナヅキ」    愛知県春日井市  築水池にて (2009.8.1)
春日井都市緑化植物園西側に有る築水池散策路を歩いていると、「ノリウツギ」の花が時々見られ、
その中に「糊空木(ノリウツギ)」に似るが装飾化だけの花が有り、「水無月(ミナズキ)」とし
別の名前で呼ばれている。

「ノリウツギ」の園芸品種の落葉低木で、日本原産で古くから栽培され場所は公園内だが、山の自然
な地形で野山の花に入れた。

「ノリウツギ」は装飾花と両性花で構成するが、本種は装飾花のみで両性花は有っても僅かとされ、
花は7〜9月枝先に白~薄クリーム色を、円錐花序に付け(園芸名ピラミッドアジサイ)結実しない。

木の高さ2〜5mとなるが先は撓む傾向が有り、葉は柄が有り対生し長さ5~10cm卵状楕円形で
縁に鋸歯が有り先は尖る。

木の名前は陰暦の6月頃に咲く事により「水無月(ミナヅキ)」と付いた、尚「水無月」の「無」は
「の」にあたる連体助詞で「水無月=水の月」、陰暦6月の異称で水の多く必要の月の意味とされる。
*ユキノシタ科アジサイ属    ・タマアジサイ  ・ノリウツギ


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