「キツネノカミソリ」
岐阜県川辺町 納古山にて (2007.8.28)
中級コース谷道を登ると咲き、周囲日陰でこの花だけ日が入り上手く撮れ無かった。
北海道・本州・四国・九州の山野林内や林縁に自生、8〜9月黄赤色の花を付ける。
花は30〜50cmの長い花茎の先に付け、長さ4〜6cmで散形状に3〜5個付け、
外花被片×3内花被片×3で開花後後ろに反るが彼岸花程は反転せず、葯が橙黄色
の雄蕊6個は花被片より短く雌蕊1個は雄蕊より少し長い。
葉は束生し先の丸い線形で早春に伸び始め、夏に黄変し枯れ開花期の8月頃は無く、
花の咲く様子は葉の緑色が無い分群落は華やかとなる。
花の名前は線形の葉を「日本剃刀」、炎の様な色の花を「狐火」と見て「狐の剃刀」。
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