「レンゲショウマ」
長野県駒ヶ根市 某所にて (2009.8.17)
本州福島県〜奈良県の主に太平洋側深山の落葉樹林に自生し、7〜8月頃淡紫色の花を付ける。
花は茎の上部で疎らに枝を分けた先に丸い蕾を付け、丸いままで徐々に大きくなった後、大きさ
約3〜4cm白〜薄紫の花弁に見える蕚片7〜10枚が開出し、中心部に先が紫色の花弁10〜
13枚が多数の雄蕊を囲み開出せず立ち、雌蕊2~4個と少数で立ち子房は狭く花柱は長く、上品
で気品も感じる美しい花を下向きに開く。
茎の高さ40〜80cmと高くなり、葉は花茎の下部に付き互生し2〜4回3出複葉で、小葉は
無毛で卵形の長さ4〜10cmで3中〜深列し先は尖り縁に粗い鋸歯が有る。
花の名前は花が蓮の花に似て蓮華(レンゲ)、葉が「晒菜升麻(サラシナショウマ)」に似て升麻
(ショウマ)「蓮華升麻(レンゲショウマ)」と付くとされるが、花が蓮の花に似て無いと思う?
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