「コヨウラクツツジ」
岩手県八幡平市 八幡平登山道にて (2007.6.13)
見返峠から展望台の立つ八幡平山頂を踏み、茶臼岳経由で八幡沼~八幡湿原に降ると咲いていた。
北海道及び本州近畿地方以北と四国山地の亜高山に自生の落葉低木で、5〜6月頃黄緑色〜赤紫
色の花を付ける。
花は1~2cmの腺毛が散生した花柄の先に葉の出る前か同時に開き、3〜5個斜めに下垂し付け、
長さ5mm程の歪んだ壷状で光沢が有り、先は5裂し外側に反転。
花柄2cm程に開出腺毛が散生し、雄蕊5個の花柱1個は壷から少し出て、蕚は五裂し先が少し浮く。
木の高さ1〜3m若枝に荒毛が生え、葉は枝先に柄2〜5mmの先に輪生状に互生し、長さ1.5〜
5cm幅1〜2.5cm楕円形〜長楕円の全縁で基部楔形、葉先は尖り表面と裏面脈上及び葉柄に毛。
花の名前は花の形が仏像の飾りの「瓔珞(ようらく)」に似て、花が小さいツツジで「小瓔珞躑躅」。
山歩き記録
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