「稚児百合」    ユリ科チゴユリ属
「チゴユリ」  岐阜県本巣市 大白木山登山道にて (2006.5.15)
折越峠から急な道路法面の登山口を登ると直ぐに咲いて、その先暫くの間見られ、
この山は色々な花が咲き楽しめ、それに新緑の美しさは格別の物が有り満足の山。

     山歩き記録 ⇒大白木山
「チゴユリ」    岐阜県東春日村 国見岳登山道にて (2005.5.15)
国見峠迄車で上がり「伊吹北尾根」と言われるコースに入ると、直ぐの所に咲いていた、
国見岳から大禿山迄歩くが、新緑の美しさと共に花が次から次に咲き飽きの来ない道。

     山歩き記録 ⇒国見岳・大禿山
「チゴユリ」    岐阜県久瀬村 小津権現山登山道にて  (2002.4.28)
小津集落を通り白山神社を過ぎ、杉谷で左に林道を上がり大きな駐車場の登山口に着いた。

舗装の駐車場から直ぐ自然な山道となり、新緑が楽しめると思っていると色々な花が咲いて、
ツツジやチゴユリが多いがこんな群落は余り見ない、少し下からのアングルが欲しいのだが!

北海道・本州・四国・九州の山地や丘陵の林内に自生し、4〜6月白色の花を1〜2個付ける。

花は茎先の花柄1、5〜2cmの先に、大きさ1.5〜1.8cmで全開せず半開状態に垂れ
て付き、花弁は披針形で外花披片×3内花披片×3の計6枚、大きな黄色の葯が付く雄蕊6個
で、雌蕊の花柱は子房の長さのほぼ2倍で先が短く3裂し反り返り、花後に直径1cm程の
丸い実を付け黒青色に熟す。

茎や葉を食べると嘔吐・下痢を起こすとされ、実は調べが付か無いが食べない方が良さそう。

茎の高さ15〜30cmで殆ど枝分かれせず、葉は互生し質は薄く長さ4〜7cmの長楕円形〜
楕円形で先は尖る。

花の名前は小さな花で「稚児」を連想し、ユリ科で「稚児百合(ちごゆり)」と付いた。

   山歩き記録 ⇒小津権現山

 追:近年科名がユリ科から分割されイヌサフラン科となったようです


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