「白嫁菜」    キク科シオン属
「シロヨメナ」    長野県阿智町 恵那山 広河原登山口にて (2009.9.25)
林道車止めの駐車場から歩き始めると、ずっとこの花が咲いて秋なのに今が盛りのように思える、
恵那山広河原登山口迄の林道沿い約2kmの間楽しめ、長い林道歩きも飽きずに歩く事が出来た。

只花弁が細長く花が大きいので、直径2cmとされるヤマシロギクかもしれない、又筒状花は咲き
始め鮮黄色でその後退色し白~緑っぽくなるとされ、1枚目の写真中央部の花2個がそれっぽい。

ヤマシロギクの一番の特長とされる葉の両面や茎に白い軟毛が密生し、触れるとビロードの感触が
有るとされるが触れて無く未確認。

       山歩き記録 ⇒恵那山
「シロヨメナ」     滋賀県米原町 伊吹山にて (2008.9.14)
伊吹山の山頂部の遊歩道を歩いていると、頭部に花が固まって咲いてシロヨメナの様子だ。

然し写真の如く葉は肉厚で花弁は少しピンクが入り、別の花の様にも見える、前に納古山
や烏帽子ヶ岳で見たシロヨメナの花と感じが違っている様に思うが、本種で合っているか?

       山歩き記録 ⇒伊吹山
「シロヨメナ」     長野県飯島町 烏帽子ヶ岳にて (2007.10.6)
登り小八郎岳経由で、帰り小八郎岳トラバース道で降るとこちらは色々な花が咲いていて、
アキノキリンソウも多く目立ち、この辺りは時期それぞれに色々な花が楽しめそうな所だ。

本州・四国・九州の林の中や林縁に自生し、9〜11月頃茎の先に普通白色の花を付ける。

花は茎先で少し枝を分け散房状に付け、花柄の長さ0.5~3cm大きさ1.5〜2cmの
舌状花8〜11枚花弁毎の間隔は不揃い、総苞が筒形~球形で長さ4~5mm総苞片3列。

茎は直立又はやや斜上し高さ50〜100cm、葉は互生し短い柄が有り長さ10cm程の
長楕円状被針形で、葉先は尖り基部根本近くで括れやや翼状の殆ど無柄で下部の葉は
縁に粗い鋸歯が有り、裏は三脈が目立ちざらつか無い。

写真の花は直径3cm程と大きくシロヨメナで無いかも、キク科の花は名前の同定が難しい。

花の名前は草姿が「嫁菜=花は淡紫色」に似て、花の色が白色で「白嫁菜(しろよめな)」。

     山歩き記録 ⇒烏帽子ヶ岳


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