「小紫陽花・ 柴紫陽花   アジサイ科アジサイ属
「コアジサイ・ シバアジサイ   岐阜県中津川市 奥三界岳登山道にて (2007.7.4)
夕森公園から林道を歩き、豪快な水飛沫を上げる「銅穴の滝(どうこうのたき)」を見てその先登山道
に入り、深い林の中標高差約400mの湿気た急坂を、汗びっしょりになり夕森田立林道に上がる。

この先コアジサイが林道山側に咲き続け、色の濃いのや薄い花が有り退屈な林道歩きの慰めになった。

      山歩き記録 ⇒奥三界岳
「コアジサイ・ シバアジサイ   岐阜県美濃加茂市 みのかも健康の森にて (2007.5.30)
「みもかも健康の森」公園は「あじさい祭り」をする程紫陽花が多く、この花は日射しが当たら無い
木陰に咲いていた為か色が白に近く、繊細で優しげな感じが漂い情緒を感じる好みの花になっていた。
「コアジサイ・ シバアジサイ   長野県富士見町 入笠山にて (2005.6.22)
大阿原湿原を見た後林道をくねくねと富士見町に向い降っていると、道路脇に色の濃い花が咲いている、
綺麗なブルーが出ていて雄蕊の葯の白が美しい花となっていた、咲いていたのは1箇所だけにしか無い。

       山歩き記録 ⇒入笠山
「コアジサイ・ シバアジサイ   長野県浪合村 大川入山登山道にて (2002.6.22)
冶部坂峠登山口から登ると直ぐ下りとなり、道の脇に小紫陽花が一杯咲き白花の矢車草も目立った。

本州関東地方以西と四国・九州の山地や丘陵林下に自生の落葉低木、6月頃淡青紫色の花を付ける。

花は枝先に付け全て両性花で紫陽花の様な装飾花は無く、散房花序に大きさ4mm程の小さな5弁花
多数を半球状に付け、優しい感じがし花の色は徐々に白くなって行く。

花弁は長楕円形5枚が平開し、先に白い葯が付く長い雄蕊10個と花糸が青紫色で先が割れた花柱
(雌蕊)2〜4個で萼片は卵状三角形。

木の高さ1〜1.5mで枝は横に広がり、葉は葉柄1〜4cmの長さ5〜8cm卵形〜倒卵形で対生し、
先は鋭く尖り基部円形又は広い楔形。
葉の縁上半部に鋭い大きな三角状鋸歯が規則的に並び、質は薄く表面光沢が有り両面に毛が散生し
脈上に硬い毛が密生する。

花の名前は小さな花が付く小型のアジサイで「小紫陽花」、別名「シバアジサイ(柴紫陽花)」は山野
の小雑木を表す「柴」を冠したアジサイ。
「紫陽花」は諸説有り、藍色が集まった物を意味する「集真藍(あづさい)」が訛ったが有力とされる。

       山歩き記録 ⇒大川入山


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