「駒草」    ケシ科コマクサ属
「コマクサ」     山形県上山市 蔵王山登山道にて (2010.7.11)
蔵王ハイラインを走って刈田岳直下Pに上がり、蔵王山頂と言われている熊野岳に登って行く、
最初から道の柵の向こうにちらほらとコマクサが見られるが、かなり離れてそれに数は少ない。

グリーン色のお釜を見ながら熊野岳近くに来ると、今度は狭い間隔で砂礫の至る所に見られた。

       山歩き記録 ⇒蔵王山
「コマクサ」   長野県茅野市 八ヶ岳 根石山荘前にて (2007.7.25)
夏沢鉱泉に泊まりオーレン小屋前から硫黄岳に登ったが、完全にガスが掛っている。

寒いと思うような気温なので直ぐ夏沢峠に降り、天狗岳を目指すがガスは晴れ無い、
根石山荘前に広がるコマクサの群落を見て、天狗岳は諦めオーレン小屋に下山した。

      山歩き記録 ⇒硫黄岳
「コマクサ」    北海道足寄町 雌阿寒岳登山道にて (2003.6.24)
雌阿寒岳から降り阿寒富士分岐を過ぎ、お花畑が広がる一帯はゆっくりしたいが霧が深い、
砂礫帯に低木が出て来た辺りに見られたが、風が有りずっと揺れその先は咲いて無かった。

北海道と本州中部地方以北の高山砂礫地に自生、7〜8月頃茎先に淡紅色の花を付ける。

花は根の際から花柄を5〜15cm伸ばしやや下向きに2〜7個付け、長さ2〜2.5cm
の花弁は内外計4枚で、外側に反転し基部袋状に丸い。

内側花弁2枚は真中に1本の剣の先の様に相接の形で外に突き出し、色は北程濃い傾向
とされるが写真の花色は薄い?高山植物の女王とされるがそんなに美しいと思わ無いが?

葉は根生の3出状に細かく裂け白粉を振ったように白っぽく、他種が生育出来無い環境に
生え単独で群落を作る。

花の名前は馬を総称し「駒(こま)」と言い、花の蕾の形が子馬の顔(面)に似て「駒草」。

      山歩き記録 ⇒雌阿寒岳


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