「大反魂草」    キク科オオハンゴンソウ属
「オオハンゴンソウ」   長野県飯田市 県民の森にて (2005.9.24)
摺古木山に登るが余り時間が掛からず下山が早い、大平の「県民の森」に戻りベンチで昼食後、
広い園地の中を散策すると群落では無いが、この花があちらこちらに咲いているのが見られた。

      山歩き記録 ⇒摺古木山
「オオハンゴンソウ」     長野県飯田市 大平峠にて (2009.8.20)
駒ヶ根に レンゲショウマを撮りに行った帰り、 高森町の 不動滝を見て、宿場の面影が残る大平宿を通る、
大平宿から少し離れた道沿いにこの花の群落が有り、付近一帯を華やかにしているが帰化植物の強さか!

北米原産明治時代に観賞用とし渡来し庭園等で栽培されていたが、今では日本全国で野生化しつつ有り、
北海道~沖縄迄日本全国の道端・荒地・河川敷等に生育、7〜9月頃茎先で小枝を分け黄色の花を付ける。

花は径6〜7cmやや垂れ下がった黄色舌状花10〜14枚、中央球状に盛り上がった緑色筒状花が多数。

茎の高さ0・5〜3m無毛で白っぽく、葉は互生し下部は柄が有り羽状に3〜7裂上部の葉は無柄の単葉。

花の名前は在来種ハンゴンソウと葉が似てハンゴンソウの名前を借り、花が大きく「オオハンゴンソウ」。

尚在来種「ハンゴンソウ」は反魂草と書き、反魂草とは「死者の魂を呼び戻す薬効が有る草」と言う意味
が有り(実際は薬効は無いとされる)、花をなだらかな円形散房状に密に付けるが、本種は群落を作って
も花の付く小枝が長く花は密に纏まっては付か無い。


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