296 | (てんのうざん) 537m 「南尾根ルート」 |
H21年9月14日
10時25分〜13時20分 岐阜県美濃市 晴れ |
”南尾根は急登だが 道は良い 然し変化に乏しい” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
天王山は大矢田(おやだ)神社から2回、
北の御手洗(みたらい)側から1回登っている。
大矢田神社から南尾根に道が有り山頂へ直登出来るのを知る、 過去4回山頂に立ったがこの道は全く気付いて無い。 只地権者と揉めて入山禁止となっているとの情報で、 登るのを止めていた。 先日「むっしゅ〜の野遊び録」さんが登られ、 入山禁止の看板やテープ等何も無かったと報告され早速行く事にする。 既に9時を過ぎ高速を使わず下を走り、 10時10分大矢田神社鳥居前の駐車場に着いた、 車は3台程度で少ない。 この時期は暑さのせいか、人気のこの山も余り登る人が居ない様子。 10時20分歩き始め鳥居を潜りモミジが多く日陰の幅広い真っ直ぐの参道を進み、 百度石の奥の太鼓橋の横を通り石段に来た。
何時もは階段を避け右の車道を行くが、 今日は本殿手前の手水舎から上るので長い石段を登る。
階段は段差が小さく歩き易い、 手水舎に来て左に進み突き当たるとホース沿いに道が有った。 山火事注意の看板は見られたが、 情報通り入山禁止関係のものは何も見当たら無い。
山に入って行くと右山でしっかりした道が付いていて、 随分歩かれている様だ。 右に尾根筋に上がると少し急になり、両側は自然な雑木林が続いている。
道は荒れて無いので登り易いがかなりの急登が続き、 暑くなって来たので早速水を飲んだ。
単調さに嫌になった頃単独男性が降りて来た、 何も持たず如何にもこの山の常連の方だ。 「このコース入山禁止と聞いていたが、今もそうですか?」と聞くと、 「地権者の了解は出て無いと思うが、黙認の状態」との事。 山のベテランの方で色々な情報を教えて頂き有難う御座いました、 叉随分時間を取らせてしまい申し訳有りませんでした。 少し登ると急登は一旦緩んだが、叉直ぐ急な登りが続く様になる。 ロープが付いていて急坂を登る為の補助用の物の様だが? 又は危険な為右に「入らないで」か? やはり黙認頂いていて登っても良さそうだ、 駄目ならこの様な人工物は真っ先に外されると思う。
叉少し緩やかになりその先人の声が聞こえて来て、 急登少しで12時20分山頂に飛び出した。 場所は小屋掛けの真ん前でここに道が有ったとは今迄全く気付かず、 人は男女計3人のグループが居るだけでこの山にしては少ない山頂だ。
眺望は東を除いて殆ど見えているが、今日は霞んでいてすっきりしない。
金華山や百々ヶ峰も確認が出来る程度で、 近くの高賀山や片知山は分かり易いが瓢ヶ岳は今一。 手前の今淵ヶ岳と重なっていて、この山塊の見栄えは余り良く無いと思う。
3人も帰られ昼食と思うが日陰が無く暑い、小屋の中でと覗いたがどうも気が進ま無い、 三角点の奥に僅かに木陰が有って風も通り、 岩に座り食べていると夫婦と思う二人が登ってみえた。 13時10分下山開始、従来の登山道大モミジルートを降る事にし、 尾根を東にアップダウンし進むとママコナが見られ、 分岐に来て大矢田神社の赤い指標から降る。
急斜面はかなり荒れているが、一気に大モミジに来て谷間の道と変わった。 ここからも道は荒れていて歩き難い、 大勢の人が登るので痛んで行くのだろうか?
滑り易い岩の所には新たにロープが付けて有るのが見られ、杉林を通過すると モミジが目立ち直ぐ本殿横を通り、拝殿から階段を降り朝来た手水舎に戻った。
その先参道の階段は降らず、左の車道(一般車通行止め)で14時車に戻る。 南尾根コースは歩き易い道だが急登が続き眺望も無く単調だ、 登りは従来の大モミジ経由で帰りに南尾根を下るのが良い周回になると思う。 叉周回すれば大モミジコースの荒れも少しは緩和されるかもしれない 「別ルートの記録」 H12年 1月 22日 御手洗Aコース〜山頂〜御手洗Dコース H18年 7月 22日 大矢田神社〜大モミジ〜山頂往復 H18年11月 28日 極楽寺JAめぐみの〜誕生山〜天王山〜大モミジ〜大矢田神社
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出会った花: ・ママコナ |