270 | 629m 「行き・・新池ルート」 「帰り・城ヶ峰ルート」 |
H20年11月26日 10時30分〜15時35分 愛知県豊田市 猿投町 晴れ |
”静かな山歩きと 歩き応えが有り お勧めのコース” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
猿投山の南側は猿投神社を基点に東海自然歩道が山頂迄続き、
かなり手が入っていると思っていた。 然し自然な山道も多く有るのを知り、 まず「大非殿」~「新池」~「山頂」~「赤猿峠」~「武田道」~「城ヶ峰道」 で周回しようと出掛ける。
248号を南に市の倉から品野町に行き、 岩巣山登山口岩屋堂信号で左折22号に。 赤津町の信号に来て左折し、 33号を走り猿投山北側の登山口雲興寺を左に見て直進。 戸越峠(とごえとうげ)を降り上度合町から藤岡飯野町に来て右折、 深見常楽(ふかみじょうらく)の信号で346号に入った。 右の「猿投棒の手ふれあい広場」先、 二又を右に進むと左側の大きな駐車場に着く。 然し今日は平日なので、 猿投神社奥の登山者用駐車場も空いてそうで通過。 突き当たり右に猿投神社を見てトイレの有る駐車場に着くと、 空いていて止められた。 10時30分歩き始め、 紅葉した駐車場を出て舗装車道を進むと右奥に大悲殿が見え、直ぐの林道に入る。
車が走った形跡が余り無い地道林道の終点に来て、 左に堰堤を見ながら真っ直ぐ狭い沢に来ると丸太橋の残骸が有るが水は流れて無い、 浅く狭いので少し水が流れていても渡れそう。
沢沿いに少し荒れた道が続き竹混じりの雑然とした林を通ると、 前方明るくなり峠の様な所に来た。 この尾根左に取り付けば良いのだが、 何処からと良く見ると斜面が削られた様な所が有る。
高さ1m程の踏み跡を登ると尾根筋に上がり、 ここから薄い道が続き雑木林の中緩やかに登って行く。 地形が読み難いが277mPと思うコブに上がり右へ下り叉登り左に急降下、 怪しいと思う分岐は枯れ木で合図が有り、叉踏み跡が明瞭な方に進む。
桧の間伐や枝払いされた残骸が残る所を通過し、 少しで開けた所に来ると左手に猿投山見えている。
軽くアップダウンして進むと、叉分岐の様な所に来て左へ急降下の道を降りた、 先に指標が見え四辻に降り、 指標は左「水車小屋」右は「深見町新池」で右に降って行く。
真っ直ぐは前に歩いているが(レポ未作成)、 尾根道のアップダウンでお勧めのコース。 ここから初めて歩く道だ、杉林を急降下して行くが階段状に整備されている。
谷間は広いが湿気た道に丸太を並べた所を何度も通過し、 暫く行くと林道の様な幅広い道になった。
少しで左に池が有りその先右手堰堤に上がると大きな溜池が有りこれが新池、 ここに「深見景観いきいき会」が作成の「猿投山深見登山道」案内図が有る。
今通ってきた道は「地獄沢コース」となっているが、 怖い名前を付ける様な沢では無いのだが? 日付は平成19年3月と有り最近で、 一番上に行く「掘割コース」で登る事にした。
右奥に民家の様な建物を見ながら沢沿いに林道を進むと分岐に来た、 両方に指標が立ち右の掘割コースに入った、左は橋ヶ沢コースと有る。 暫く地道だが状態の良い林道を進むと完全に道が抜けていて、沢に下り進む。
林道は終わるが未だ幅広い道を行くと落石の大岩を通過、 その後分岐で無い所に指標が立っていた。 この辺りから道が崩れていて、 沢の中を歩いたり右岸左岸と渡ったりする様になる。
池の所の看板日付から最近整備したと思うが道が無い所の方が多いと思う位傷みが酷い、 只沢は浅く危険な所は無いが歩き難いし、荒れて景観的に良く無い所が続いていた。 左手階段が見えてきた、 未だ最近作られたと思われる丸太の急な土止め階段が上に向かっている。
段差が大きいのでふうふう言いながら登り切り尾根道に合流、 ここにも新池への指標が立っていた。 少しの登りで舗装された車道に出ると、 「深見町新池(尾根コース)」の指標が見られる。
車道を右に進んで直ぐのガードレールが切れた所から山に入ると、 一挙に様子が変わり落ち葉一杯の大木が見られる林の中自然な山道の登りに変わった。 株立ちの巨木が何本も見られる道は薄いが拾う事は出来、 クネクネと尾根筋を進む。
下草も無く登り易いこんな道は好みだ、 然し結構急な登りが続いたが眺望はずっと得られ無い。 上部に来ると岩が出て来る様になり、 道は少し分かり難い所も有るがテープ類の合図は無かった。
尾根を外さ無ければ良いと進みコブを巻いて上がり降った所に倒木が見え、 道が左右に有る様で倒木を跨ぐと右山で付いた道が濃く、左に入り少し進むと尾根筋に戻る。
この辺り幹回りの有る巨木が見られ雰囲気の良い所だ、 道もしっかり付いているので間違い無い。 少し降ると分岐の様な所に来たが既に東の宮の近くに来ている筈だ、 2本の木に赤ペンキが付く場所で東の宮の方向から左の道を取った、 右に入ら無かったので道が有るかは不明。
桧林となり下草が一挙に多くなり、 右山で進むと背の高い笹の間になるが道は明瞭に付いている。 その先灯篭と手水鉢の間に出た、 左に三本の大木が並び右は一段上にベンチの有る広場で上が東の宮。
ベンチで昼食を取り山頂に向うと良い道で13時20分山頂に着いた、 一等三角点「猿投山(さなげやま)」の有る山頂はベンチに二人の男性が居る。
少し霞んでいるが白山が正面に大きく、 高社山・愛岐三山を挟んで能郷白山も白くなって見えていた。
この山で初めて見えたが思いの外眺望が素晴らしい。
端に寄ると近いアンテナが林立する三国山の奥に御嶽山も顔を出していた。 二人の男性に挨拶し先に進む、 恵那山展望所へ来ると恵那山の左に中央アルプスが見えている。
先回登って来たベンチが有る雲興寺からの近道の所に来ると、 5〜6人の女性グループが談笑していた。
赤猿峠手前で前回寄ら無かった送電鉄塔に入ると、 鉄塔が邪魔だが山頂と同じ白山・能郷白山と、 それに名古屋駅ビル群も見えたが御嶽山は見えず。 赤猿峠に来て左へ下って行くが、ここからは初めて歩く道だ。
最初はしっかりした道だったが、 堰堤の横を通り沢沿いになると崩れた所も有って不明瞭になる。 時々アレ!どちらへと思う箇所も有るが、 歩き易そうな所を捜して降ると叉道が出てきた。
林道に出て左へ進むと幅広い地道は車が通った形跡が無く、少し降ると左側 「団九郎の岩屋」の案内が見られ、溝状の所を降って沢に下りる。 道らしいのが付いているので左岸に渡り上流に進むと直ぐ堰堤に来て、 その先も道は左岸に続いていた。
見渡すも岩屋らしきのは見当たらず、沢は浅いが道が崩れ滑り落ちるのではと 注意しながら進むと、谷が二又になるが左は道らしいのは無く、 右は道が付き入ると直ぐ大岩が有る。 然し沢筋で岩屋では無くザレた岩面を登ると、 地形は揺るやかになり岩屋は無さそうで諦めた。 (後日調べてみると堰堤付近の右岸上の方に有る様だ)
林道に戻り暫く降ると大きく崩れていたり岩がボコボコと出て、 とても車は通れ無い状態の所が続く。 バイクで遊ぶには丁度良いのか、タイヤの跡が幾つも付いている。
叉良くなった道を降ると右手に小さな滝が見えた、 付近は他に滝らしいのは無くこれが猿投七滝の「①血洗いの滝」だと思う。
車止めが見え舗装の林道に出ると大きな鉄板の案内が有り、 今来た方向は「団九郎の岩屋」、真っ直ぐは「猿投七滝遊歩道」で 左の「西の宮」に進んだ。
車に会いながら林道を登って行き、 西の宮の鳥居前に来て林道を2度ショートカットする。 山道を登り左に東の宮への道を見送り、 ベンチの先東海自然歩道のメイン登山道に合流した。
直ぐ左の大岩展望台に寄る、ここは南から東が大きく開けるが顕著な山は見えず、 左の端に僅かに白い山が見えるが南アルプスの様子。 ベンチの有る分岐に来て東海自然歩道と別れ、 ベンチ奥の「武田道登山口」の指標の所から降った。
非常に良いに道が続いているが、戦国時代の武田方に関係の有る道なのか? 暫く降ると新しい林道に急降下、向かいを急登し横切り軽いアップダウンし降ると、 行く道は狭くなったが明瞭に付いている。
コブをトラバースし降り、 指標の立つ分岐に来て左の城ヶ峰山頂方面に登って行く、右は武田道登山口。 疲れて登りが辛い、コブに上がると岩が集まっている城ヶ峰に来てやれやれと座って休んだ、 前方大きく開けるが、上の大岩展望台で見た方向と同じで新鮮味は無かった。
然し大きく開けた景色が見えているので、休憩に良い場所だがここは狭い。 暗くなると道が見難くなるので腰を上げ下山開始、 結構険しい所を降り叉アップダウンしながら進む。 登って来ると間違い易そうな、こちらからは直角に右に曲がるポイントを通過した、 登って来た時木にマジックで東の宮と矢印が書いて有るのが目印。
人工的に積まれた石碑の形の石積みの先降下点に来て右へ降る、 真っ直ぐは枯れ木が置いて有った。 急降下し少し狭いが林道の様な道に降り立つと左には車道が見えている、 逆にこちらから登る時は、ここにも枯れ木が置いて有り右に急登すると城ヶ峰道。
林道に出て右に少しの所に、高さ1.5m位の「模範展示林」と書かれた白い杭が有り 目印になり、直ぐ先朝入った大悲殿際の林道を左に見て、15時40分駐車場に戻った。 新池コースは池もその後の掘割コース・橋ヶ沢コース共、荒れて景観が良いとは言えず、 叉崩れた谷歩きで尾根コースを車道出会い迄行った方が良いと思う。 指標は少なく叉車道出会いから東の宮間の様に、 分岐は有るが指標の無い薄い道で迷いに注意。 この山はテープが付いていません、 踏み跡を見て一部枯木の合図等を参考に歩くルートも含んでいます。 (東の宮の少し下から分かれて展望台へは一部テープは有りました) 山頂から同じ道で戻り東の宮~西の宮経由で武田道に降るのが、 見所を網羅しベターコースだと思う。 *別ルート及び関連ページ ①猿投山;雲興寺ルート ②物見山;雲興寺〜赤猿峠〜物見山
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出会った花: 無し |