196 | (ゆうもりやま) 1,597m |
H19年4月26日
8時25分〜13時50分 岐阜県 中津川市 曇り一時雨霰 |
”里からの見映えも良く 整備された道が有り 岐阜県名山の一つ” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
福岡を通り付知に入るがこれが長い、 「付知峡へ」の案内指標を見て右折486号に入った。 宮島バス停の分岐を右に取りキャンプ場を過ぎてUターン気味に坂を登ると、 本谷キャンプ場の広い道を合わせ「不動滝駐車場」に着く。 奥に登山口が有るが楽をしようと、 滝駐車場手前300m位の所に「夕森山登山口」の案内看板を二枚見て林道に上がる。 カーブ地点で道を1本左に見送り一部落石の有る道を走ると、 右手に登山口の案内が有った。 ここの登山口と左手に道の脹らみが有り、4〜5台は駐車出来そうだ。 8時25分歩き始めると、 最初は幅広い林道の様な道だが直ぐ左山の山道に変わる。
道は歩き易いが最初から結構急な登りで、暫く進むと沢の音が聞こえてきた。 なだらかになり不動滝からの道と合流、 早く合流出来たので滝駐車場から登るよりは大分楽のように思う。
右下に沢を見ながら湿気た道を緩やかに登るが、所々歩き難い岩の間の道となる、渓流は音は騒がしいが林越しで有り余り見応えが無い。
所々しっかりした指標が立っているし、道は良く整備されいる。
一旦谷を離れ再び沢近くの道を行くと、 「水終」の案内が有りここから左に折れ谷から離れた。
右山でかなり左へカーブして行きジグザグの急登が続くが、 今日は涼しいので助かる。 パラパラと雨が落ちて来た、そのまま登っていったが結構濡れて来た。
雨具を付けて登るも雨は強くなって来ない、 厳しい斜面が続くが道はジグザグに上手く付けられ登り易い。 桧のオブジェを見ながら進むと自然林となってきた、 右下斜面はカラマツ林だが未だ芽吹き前。
足元には芝生の様な草が続くが自然の物か?雨が止んだ様なので雨具を脱ぎ、その先主尾根に上がった。
なだらかな尾根道を行くと前方林越しに形の良い山頂部が見えてきた、 然し未だ遠くて高く聳えている! 背後には横を通った1,406ピークが大きく見えているが、 曇っていて遠くは見え無い。
バイカオウレンが咲いていて、 前に登った三界山の時程では無いが何箇所も見られる。 最後の登りがきついと思っていたが、呆気無く登り切り11時15分「夕森山」山頂に着いた、誰も居ない山頂は結構広く鉄塔展望櫓と祠、それに三等三角点「夕森山(ゆうもりやま)」が中央に有る。
切り開かれているが厚い雲で眺望は得られて無い、鉄塔は「危険の為登らないで」と書いて有った。 然し鉄骨はしっかりしていて登れそうだが、もっともこの天気では登っても意味が無い、時々強風が吹いて寒いので、南面で風を避けながら昼食とする。
12時下山開始少し降ると霰が降ってきて手が冷たい、足早に尾根から外れる様に急いだ。 南面の道となると寒さは気になら無くなり少しで霰は止んで時々日が射す様になる、登山道は歩き易い道の為降りは早い、何度か休憩したが13時50分車に戻る。
その後付知峡の滝を見に行くと、 シャクナゲ・ミズバショウ・タニギキョウが咲いていた。
登山道は良く整備されて歩き易い、 特に急登の個所もジグザグに上手く作られているので感心する。 天候が悪く残念ながら眺望に恵まれなったが、 それでも良い山との印象が残った。
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出会った花: ・バイカオウレン ・タニギキョウ ・ミズバショウ ・シャクナゲ |