「谷桔梗」    キキョウ科タニギキョウ属
「タニギキョウ」      岐阜県七宗町 本谷にて (2008.5.3)
室兼集落の「高屋」本谷登山口への上麻生の本谷沿い林道を進むと、そこかしこに群落が
有るが、周囲に草が生い茂り背丈の低い花で撮り辛いが、やっと斜面で見付けて撮る。

山渓図鑑は山地木陰等に自生と有り今迄見た場所も沢沿いで木陰が多く、花の名前は谷の
近くに多く生育から付いた様だ。

       山歩き記録 ⇒高屋
「タニギキョウ」     滋賀県米原市 五色の滝にて (2007.5.14)
滝沿いに下ると集まって咲き、これだけ咲いていると小さな花でも直ぐに見付けられた。
「タニギキョウ」     岐阜県中津川市 付知峡にて (2007.4.26)
「夕森山」に登った帰り付知峡の滝を見る為散策路に入って行くと、可愛い白い花が咲いていた、
然し余りにも小さく目立たない、白だけで無く淡紫色が入っていると写真が写し易くなるのだが!

北海道及び本州・四国・九州の山地の湿り気の有る木陰等に自生し、5〜8月長い花柄の先に
白色〜淡紫色の花を付ける。

花は茎先や上部の葉脇から2~70mmの花柄を出し、長さ5〜8mmの小さな5深裂した鐘形を
上向きに普通1個付け、雄蕊5個の柱頭が3裂した雌蕊1個で萼は5裂。

茎は細くて柔らかく高さ5~15cm、葉は疎らに互生した先に長さ10〜25mm卵円形で表面
短毛が散生し、先は鈍形で基部丸く縁に少数の浅い鋸歯が有り、葉の裏は紫色を帯びている。

      山歩き記録 ⇒夕森山


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