182 | (みやま)512m 北山平 (点名) (きたやまだいら)551m |
H19年3月17日
10時30分〜15時30分 岐阜県 多治見市 晴れ時々曇り |
”余り歩かれて無く 道は自然で 山に浸かれる” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
地形図を見ると潮見公園の南に「深山」512mと入っている。 地形図に標高点が入っている山では、 深山が多治見市の最高峰なので登りたいと思う。 (その後多治見最高点はヘリポート北側と判明・・ その記録⇒「深山・北山平」です)
多治見駅前を通りそのまま南下、 248号と分かれ13号で笠原に向かう。 笠原の町を通り東海環状自動車道を潜った先直ぐ、 「深山不動」の案内が立っている。 道の左手に古い石碑が並んでいて歴史有る所の様だ、 右に新しく舗装された道を入って行く。 赤い欄干の橋を渡り深山不動の建物を右に見て上がると、 道の右手に脹らみが作られていた。 ここに駐車、4〜5台は止められそうだが1台も駐車していない。 11時30分歩き始め直ぐ「不動の滝」案内が有り、 谷に降りると滝が有るが水量が僅かだ。 滝壷は結構大きく以前は立派な滝だったのでは? 上に大きな砂防ダムが出来た為水が少ないのだと思う。
戻り上って行くと砂防ダムで突当りとなり、 谷に降る階段が作られて谷向こうには上る階段が見える。 大きくて威圧感を感じる堰堤は二段有りここ迄大きな物が必要だろうか? 段差の大きな階段を上って行くがこれが辛い、登り切ると池が見えベンチが作られていた。
池の向こうに見えている山が、目的の「深山」512mの様子。 池の左に付いた遊歩道を奥に進むと、 右にカーブする手前左に微かな踏み跡が見られる。
ここが高根池に続く谷への道だ、 遊歩道はこの先沢を大石で進むと指標が立ち「大洞池」コースに行く。
左に入る所は怪しいが直ぐ明瞭な道となり、 谷水を引く為の黒いホースが道を跨いでいた。 右手に小滝が見えている谷沿いに登って行く道には、 赤いテープが時々付いている。
右手に大岩が有る所を通過すると、少し登りとなるがそれでも緩やか。 又右手の急な斜面に滝が有るが、 こちらはかなり高所から岩を伝って長く落ちているのが見えた。
直ぐ先右に道が付いて、 今見た滝の谷に向かっているが誰かが積んだ石積みが有る。
広々とした所に来て右にカーブし始めると、道が怪しくなった。 顕著な谷は地形図の通り右にカーブするので道は間違って無く、 左方向にも谷は有るが小さな谷で道は付いて無い。 右に左に沢を渡って道を拾いながら登って行くと又広い所に出る。 (ここから道を外れ沢を渡り道の無い所を強引に登り深山山頂を踏んだが、 明くる日又山に入り歩き易い道を確認したのでそちらを紹介) 谷は左にカーブし少し行くと、広々とした所で道が怪しくなり沢に出た。 何とか飛び越せたが、同行された女性陣は渡れる所を捜し越える。
少し進むと大きな岩が見えその先林道に上がった、 この林道から降りる所は振り返ると道は微かに付くがテープ類は何も無い、 然し高根池から来ると谷は一つなので見付け易いとは思う。
林道の落ち葉を踏み左に緩やかに登ると高根池に着いた、 ここは感じの良い雰囲気でゆっくり出来る所。 昼食を取りのんびるする、 日が当っていても丁度良い気温で近くにハルリンドウが咲いていた。
林道を戻って行く、直ぐ左の山が地形図標高点511ポイントだと思う、 道は無いかと見ているとテープが付いているので入ると、微かに道らしいのが有る。
3m程度の登りの為直ぐ鞍部に着いた、 左の方が高そうなので入ってみたが林の中で何も人工物は無い。 戻り右に入ると石の有る辺り一番高そうだがやはり何も見られず、 山登りの対象では無い様子。
なんだか達成感の無い山登りで、戻り林道を南下して行く。 結構急な登りの林道を進む、 左上が三角点名「北山平」のコブだが道は見られ無い。 林道に合流した、南に降れば363号の土岐と瀬戸の県境近くに出る。 林道を少し363号方面に入ると、テープが付いて明らかな道が登っていた。 入って行くとしっかりした道が続き、左側に四等三角点「北山平」が見られる。 小さなスペースの山頂で、眺望は全く無いので直ぐ戻った。 林道に降り北に進み高根池への道を過ぎ、 真っ直ぐ林道を行くと右側に低い柵が有りかなり古い物だが、 柵が必要なような急な斜面の場所では無い。 直ぐ四辻に来て左は電波棟跡で正面深山へ、 深山の道の左下に細い道が有り県境を行く大洞池への道だ。
深山への道に入ると林道が続き直ぐ分岐が有り、 右に林道は続くが黄色い立ち入り禁止の看板が見え、 「訓練敷地内に付き 許可無く立ち入り禁止 小牧基地指令」と書かれているので自衛隊の札。 直進すると右手有刺鉄線が有るが朽ちて、柵が切れた所にテープが付き右に入り、 急斜面を登ると柵は完全に朽ちていて、一番高そうな所にも自由に出入りが出来る。 立ち入り禁止なので入るのは止めたが、 ヘリポートが有るだけで立ち入り禁止とする施設は無い?
多治見市の最高峰と思うこの場所で一番高い所も林の中で何も無さそう、 戻り先に進むと直ぐ道は細くなり車は通れなくなるが、それでも広い道幅が続く。 緩やかに降って行くとピークに近くに来た、 一番高そうだと思う辺りに微かに左への踏み跡が有り入る。
覗けそうな距離で直ぐ少し空間が有る所に来てここが「深山」山頂の様子だが、 布切れが木に架けて有るが完全に破れほぼ紐が残っているだけだ。 近くに自衛隊の訓練用の色が塗られたタイヤ2本が置いて有るが、 眺望も全く無く山頂らしさは無い。
同じ道を四辻迄戻り狭い県境尾根の道に入る、 道はしっかり付いていて歩き易い。
人工的な様な盛り上がった道を通り、時々県境の杭を見ながら進む。 分岐に来ると左にテープが付いているので入ると、こちらに県境が続いている。 降り始めると笹が多くなって来たが未だ楽に歩け、 又尾根に上がり少し行くと右手林の奥に大洞池が見えてきた。 尾根を直進すると笹が深くなり、 薮状態の所を抜け又笹の深い所を過ぎ公園内道路に出る。 余りにも酷く翌日歩き易い道を探した時、 同行の女性に大洞池に降る道を見付けて頂き紹介。 低い笹の道を行くと右下に頭部が赤い三本の杭、 先に鳥獣保護区の赤い看板の所に右に降る道が見られる。
右に降ると沢を渡り左右にカーブし少しずつ池に近付き、 排水枡の上を通り大洞池の有る公園広場に出た。
ここの左奥に「火気に注意」のリスの看板が林の中に見えている。
大洞池からは潮見公園の遊歩道を歩き展望台で眺望を楽しむ、 御嶽山・中央アルプスが綺麗に見えていた。
展望台下の管理棟を左に見ながら車止めのマークが有る道を降って行き、 車道から分かれ東屋が有り芝生広場となっている所に入る。
左上に有るアスレチック見て進むと松の大木の手前に白い看板が立っている、 反対側には不動滝と書かれた案内板、この辺り黄色い「日向水木(ヒュウガミズキ)」が咲いていた。
ここを右に行くが結構急な降りだ、ただ道は良く整備されている。
ショウジョウバカマが咲いているのを見ながら谷を渡ると、 左下に深山不動が建つ所に来た。 然し荒れ放題となっていて今は信仰されていないようだ、 少しで堰堤への道に出て15時30分車に戻る。 「高根池」迄は沢沿いの道で大洞池迄は尾根の道と変化が有り、 途中高根池に出会うので楽しめると思う、 眺望が得られない日なら展望台に上がらず、 大洞池から不動の滝へ降るルートとすれば時間が短縮出来る。 コースポイントは県境尾根から大洞池に降りる所を見付ける事で、 直進するとと手強い笹・藪漕ぎに会う。 二日目同行頂いた愛知からの3人の女性の方有難う御座いました、 お蔭で道が判りました。 別ルートの記録: H19年12月2日・・ 潮見の森管理棟~大洞池~深山砂防ダム~深山 ~多治見市最高点~北山平~高根池~不動の滝~潮見の森管理棟
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出会った花: ・ハルリンドウ ・ショウジョウバカマ ・ヒュウガミズキ |