226 深山 北山平 (点名)
 (みやま) (きたやまだいら)
  512m    551m
H19年12月2日
9時50分〜13時20分
岐阜県 多治見市
晴れ
 道は不明瞭で
 特に見所も無く
一般的で無い山歩き
「潮見の森」公園の大洞池近く標高点512m深山の南に、 多治見市最高峰と思う約560m強のコブが有る。

アセビやミモザが多い
展望台から奥に下って行く
 今年の 3月17日に登ったが最高峰等の看板は何も見られ無かった。

 9月に「美濃一人」さんが行かれ、 「暫定多治見市最高点564m」板が有ったとされる。

 再度確認に行ってみようと「潮見の森」管理事務所裏の駐車場に行く。

 事務所の方とは顔見知りで挨拶に寄るが、 多治見市最高点の看板はご存知無かった。

 最もあの場所は潮見の森公園外だから、基本的に公園とは関係無い。

 階段を進み展望台に来たが霞んで眺望が得られず、 上に登ら無く先に真っ直ぐ降る。

 一般車両通行禁止の車道に出て先に進み大洞池に来た、 夫婦と思う二人が居るだけの静かな湖畔だ。

 池の南側に新たにロープが張られ、「入山禁止 多治見市」の看板が立っている。
一般車両は駄目だが車が通れる道 周囲一周出来る
幅広道を降って行く 大洞池、向こうに見える堰堤に谷に降る階段

 管理事務所の方は迷い事故が起き無い為に多治見市が立てたと言われた、 然し作られた道は無く明らかに公園外で勝手に入って問題が起きても当然自己責任。

 迷ったと言って管理事務所に言うのが情け無い!  道は分かっているが入山禁止と有るので下の深山谷砂防ダムから入る事にする。
池の南側広範囲にロープが張られている 堰堤の中央辺りに下へ下りる階段がある
入山禁止の看板とロープ 大洞池の堰堤

 大洞池を回り込み堰堤の上を行くと、 右に降る階段が作られていて谷に降りて行く。

 人工林の暗い道を進むが、 この道は「潮見の森公園」の中なので整備された遊歩道。
結構狭い谷間 今下ってきた沢の水が砂防ダムへ流れる箇所
暗い人工林を下る 深山砂防ダム湖畔の飛び石を渡る

 途中から谷沿いの道になり降り切ると砂防ダム湖畔に出て、 少し先飛び石で谷を渡った直ぐの右手、雑木が疎らになった所が深山谷への入口。

 ここは指標も無く夏に来ると、雑木が茂り入るのを躊躇う様な所だ。
夏場は茂り通過しようと思わない 直ぐ道は明瞭になる
少し煩い低木の間を入る 道に取水ホースが有る

 直ぐ薄い道が付き水を取り入れるホースを跨いだ先は、ホース方面に行かず左に 上がると道は続く。

 小滝を見ながら緩やかに登り、登山道脇の大岩を過ぎると少し急な登りとなり、 右手に高い所から岩を伝って落ちる滑滝に来たが、今日は水量も少なく写真となら無い。
この上が少し急登 滑滝の直ぐ上
登山道脇の大岩 右折ポイントには石積み

 この直ぐ先右手に薄い道が有る分岐に来た、 入口には6段積まれた石が有るので目印となる。

 左山で急な斜面に道は割りとしっかり付き、 右側は先程見た滑滝の上流の谷で小滝が続く。
始めは沢からかなり高い所を行く 何回か沢を渡る
左山で急な道を行く 沢を渡ると道は不明瞭となる

 なだらかになり沢を渡る辺りから道が怪しくなり、キョロキョロと探しながら適当に進み、 3回程沢を渡り右岸となる所で沢から離れ左山の薄い道に変わった。
左へ緩くカーブすると岩が有る はっきりした道
側面が平らな大岩の際を通貨 左右から来ている道に突き当たり左へ

 叉沢に近付くと左にカーブし、側面が平らな大岩の横を通るので目印となる。

 道は明瞭で平坦になり突き当たって左に進む、 右は入山禁止の看板の大洞池からの道に出会う。
緩い登りで尾根暗部に ここだけで今までの道にテープは無い
尾根暗部の先は黄葉が美しい 尾根に上がり右に進むとテープが付いている

 明瞭な道を緩やかに登り尾根に上がるとシロモジと思われる黄葉が美しい、 今迄テープは付いて無かったが3箇所木にテープが付けられていた。

 ここを右に進む、左は今入ってきた滑滝からの道の途中に戻る。
黄色はシロモジ?
雑木林の尾根を緩やかに登る

 溝状の道を登って行くと広い尾根の道となり、少しで一番高そうな場所に来た。

 踏み跡が有り右奥に入ると、 タイヤ2本が置かれている「深山(みやま)」標高点512mに着く。
奥の紐のような物は風化し少なくなっている ここから道が幅広くなる
「深山」山頂 道は広く明瞭だ

 ここは変わらず看板等は見当たらず又林の中で眺望も全く無い、 前回と変わらず直ぐ戻る。
丁度黄葉の盛り
黄葉を楽しみながら歩く

 なかなか美しい黄葉を見ながら幅広いしっかりした道を南下する、 殆ど平坦だが少し登りだ。

 自衛隊小牧指令の訓練基地に来て破れたバリケードの端を左に上がる、 バリケードは地面に落ちたまま放置されているので注意が必要。
頭が赤い石柱が有り防衛庁となっている 左に低い柵のある道
自衛隊訓練基地の網囲いは残骸だけ 林道を降る

 なだらかなピークだが一番高そうな辺りに何も無く、 周囲を何度も見渡すが看板は見付けられ無い。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
   「美濃一人」さんが2008年1月1日に 行かれまして、多治見市最高点看板が有ったと連絡頂きました。
良く踏まれた道 小さな広場
多治見市最高点の看板 多治見市最高点

   私が見ている所は違い場所はヘリポート西側と教えて頂いて、 1月4日に行って写真を撮ってきました。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 諦めて戻り少し降ると四辻に来た、 右手林道は電波塔跡にでその右の狭い道が県境を行く大洞池への道。
良く踏まれた道 小さな広場
北山平への道 四等三角点「北山平(きたやまだいら)」

 真っ直ぐ降って行くと分岐に来て、 直進直ぐを左に登り点名「北山平」に寄ったが前回と変わり無かった。
黄葉のトンネル
高根池への道は黄葉が美しい

 戻り高根池方面に行く、 林道をかなり降って行く道は両側の自然林が黄葉していて美しい。
テープは一箇所だけ 道にびっしりと落ち葉が
深山谷への下降点には赤テープ 落ち葉が一杯で黄色い絨毯の上を行く

 高根池に近付いた左側、 深山谷砂防ダムに降るポイントに赤テープが見られた。

 この辺りから黄葉の葉が落ちて、黄色の絨毯が出来上がっている。

今日は水の色が鮮やかだ
高根池

 その少し先静かな高根池に着いた、 湖面に山や雲が写っていて美しいのでゆっくり休憩した。

適当に進めば良い
道が不明瞭となる
 戻り先程赤テープが新たに付いた所から降って行くが、 沢を跳び越すと道が不明瞭となる。

 再度沢を飛んで渡り低い笹の中を微かな踏み跡を辿る、 幅広い所だが雑木が煩く歩き難い。

 右にカーブすると道が分かり易くなったが、 沢添いに暫く降ると叉不明瞭に変わる。

 この辺り前回登って来た時道が無くなった所だ、 登るのと下るのでは感じが違うので探しながら降った。

 それでも沢に沿って降って行けば良いので、迷いの不安は感じ無い。

 間違えて戻ったりしながら少しで叉道は明瞭になり、 分かり難い区間は長くは無い。

 朝入った石積みの所を過ぎ、 深山防災ダム湖の際を歩いて湖入口のベンチで休憩した。
下は草が生えてきている 落差の大きい階段
深山砂防ダム湖畔のベンチ ダム湖から急降下する

 急な階段を上り下りして沢を渡り、舗装された道を降って行く。
立派な堰堤がダブルである この道は未だ新しい
深山砂防ダム堰堤 舗装道を下る、左手に駐車スペース

 直ぐに駐車出来る道の膨らみが有り、 少し降ると車道から分かれ潮見の森へ行く遊歩道に来て左に入った。
指標が有る
舗装道から別れ左に上がる

 右下の「深山不動尊」の辺りはモミジが多く、 真っ赤になっているが陽が当って無いのが惜しい。

 暗い人工林の中の沢を渡ると、結構急な階段が多い登りが待っている。
沢から離れると急登が続く 上部へくるとやっとなだらかな道に
暗い人工林の遊歩道 上部へ来ると明るい林

 休みながら登って芝生広場を経て管理棟に戻り、 多治見市最高点の看板は見当たらなかったと報告した。

 今回のコースは行きも帰りも一部道が無くなり、安易に入らない方が良い。

 然し殆ど分岐の無い谷を行き迷う事は少ない、 見所が無く私の様な物好きが行く所だが高根池は感じが良い。



本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
本図の赤破線はこの辺りを歩いたと言う思い込みで不正確です
  出会った花: 無し


TOP 山行一覧 山歩き10