「薮 椿」    ツバキ科ツバキ属
「ヤブツバキ」     岐阜県可児市 鳩吹山にて (2007.2.13)
鳩吹山北斜面下に有るバリエーションルートの谷道に行くと見られ、色も容姿も美しい花。

      山歩き記録 ⇒鳩吹山
「ヤブツバキ」      岐阜県富加町 梨割山にて (2001.4.14)
梨割山は山の魅力は余り無いが、登山口の県重要文化財清水寺二天門や加冶田城址は見所が有り。

本州及び四国・九州・沖縄の沿海地や山地に自生し、2〜4月枝先に花弁赤色の五弁花を1個付ける。

花は大きさ5~8cm花弁5枚は質が厚めで開き切らず先端が凹み、花弁と中心部の柱頭が3~4岐
の雌蕊と周囲に葯が黄色い雄蕊多数が下部で合着した筒状花で、離弁花の様に1枚ずつ散らず丸毎
落下し、種子からは椿油を採取。

木の高さ10〜15m、樹皮は灰褐色で灰白色の不規則な模様が有り、葉は約1cmの柄が有り互生、
長さ5〜12cm長卵形の無毛で先は尖り質はやや厚くて硬く、表面濃緑色で光沢有り裏面淡緑色で
縁に細かい低鋸歯が有り、主脈は表面凹み側脈は目立た無い。

滋賀県北部~東北地方の岩手県と秋田県の山地に自生「雪椿(ユキツバキ)」は、花弁が細くて平開。

      山歩き記録 ⇒梨割山


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