「溝蕎麦」 「牛の額」    タデ科タデ属
「ミゾソバ」 「ウシノヒタイ」
「ミゾソバ群落」    岐阜県関市 相戸岳にて (2007.10.13)
西コースから登り山頂を踏んで、東コースで下山し車道を歩いていると山側に群落が有り、
鮮やかなピンク色で一面に咲いていて、極く小さな花で有ってもなかなか見応えを感じた。

      山歩き記録 ⇒相戸岳
「ミゾソバ」 「ウシノヒタイ」   岐阜県美濃加茂市 山之上富士にて (2006.9.14)
「みのかも健康の森」から「山之上富士」に登る為、一旦車道に出て南側の道路を行くと多く咲いていた。

北海道及び本州・四国・九州の山野の湿った所に自生し、7〜10月枝先に白〜紅色の花を多数付ける。

花は玉状の花序を出し大きさ約6mmの小花10個程付け、花弁に見える5裂の萼裂片が先端は紅色で
基部白色、雄蕊8個の雌蕊1個の花柱は先が3裂。

茎は中空で地を這い上部は立ち上がり高さ30〜80cm、下向きに小刺が有りやや蔓状に繁る事が多く、
葉は互生し卵状鉾形の長さ3〜12cmで先は鋭く尖り葉鞘は筒形、両面共刺と毛が有り表面に八の字状
の斑紋が出る。

花の名前「溝蕎麦」は溝の様な湿った所に見られ、花や草の姿が少し蕎麦に似て付き、「牛の額」は葉の
形が牛の額の形に似ている為付いた、尚花の色が白いのは「白花溝蕎麦(シロバナミゾソバ)」とされる。

     山歩き記録 ⇒山之上富士


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