「筑波鳥兜」    キンポウゲ科トリカブト属
「ツクバトリカブト」  長野県茅野市 八島ヶ原湿原にて (2009.8.25)
八島ヶ原湿原は広々としてのんびりした景観が広がり、又色々な花が咲き楽しめる、
この花は整備された散策路から少し離れた所に咲いていたので、望遠で撮りました。
「ツクバトリカブトと蓼科山」     長野県茅野市 八子ヶ峰にて (2009.8.26)
八子ヶ峰の散策路は広々とし眺望に恵まれ、近い蓼科山が綺麗に見え叉花も多く見られお勧めの場所。

東北地方南部の太平洋側〜関東地方・中部地方に自生、8〜10月青紫色の花を茎上部に密集し付ける。

花は茎先や葉脇から総状花序を出し、曲毛が密生する花柄の先に長さ3〜4cmの兜形を上から順に開き、
花弁(萼片)は1枚の兜状頂萼片2枚の側萼片2枚と下萼片からなり、2枚の花弁は頂萼片の内に隠れる。

茎の高さ50〜150cmとなり直立又は斜上し、葉は互生し大きさ5〜20cmの偏円形で3全裂し、
側裂片は更に2深裂し裂片には欠刻状の鋸歯、本種の特長は花柄に曲毛が有り葉が3全裂する事。

花の名前は最初に茨城県つくば市北端の筑波山で確認され、「筑波鳥兜(つくばとりかぶと)」と付いた。

      山歩き記録 ⇒八子ヶ峰

  ⇒鳥兜4種: ・イブキトリカブト ・タカネトリカブト ・ツクバトリカブト ・ヤマトリカブト


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