「大根草」    バラ科ダイコンソウ属
「ダイコンソウ」   岐阜県揖斐川町 伊吹山笹又道にて (2007.8.13)
笹又の「さざれ石公園」上部から伊吹山に登ろうと、伊吹北尾根入り口目指し登り始め、
両側畑の中に付けられた道を登ると、ボタンヅルやフシグロセンノウと共に咲いていた。

     山歩き記録 ⇒伊吹山(笹又道)
「ダイコンソウ」       岐阜県恵那市 秋葉山にて (2006.9.20)
秋葉山山頂を踏み帰路は山頂から奥に進んで道路に降りると、山際の道にこの花が咲いていた、
「馬の足形(ウマノアシガタ)」に似るが咲く時期と葉が違い、花後刺状となり動物に付き増殖。

北海道及び本州・四国・九州の野山の草地や林縁に自生し、7〜8月茎上部に黄色い花を付ける。

花は集散状に長い柄の先に付け、大きさ1.5〜2cmの円形花弁5個で雌蕊雄蕊共多数、雌蕊の
花柱は花後に伸び棘の有る球形果実(写真右)となり、蕚裂片5個は開花時反転。

茎は直立し高さ30〜70cmとなり疎らに分枝し短毛が密生し、根生葉は長さ10〜20cmの
奇数羽状複葉で、頂小葉が大きく円形〜広卵形で普通3裂し縁に低鋸歯、側小葉は3〜4対付き
先端に近い程大きく茎に近くなる程小さく切れ込みも少ない。

茎葉は下部の葉は3出複葉で、上部に行くと切れ込みは無く単葉となり、葉柄の基部には鋭い
鋸歯の有る2個の托葉が付く。

花の名前は根生葉が「大根」の葉に似て「大根草」と付くが、花はダイコンソウは淡紫色の4弁花
で本種と似て無い、尚ダイコンは根が大きいので「大根(オオネ)」で、音読みして「だいこん」。

      山歩き記録 ⇒秋葉山


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